Cocteau Twins


Blue Bell Knoll
(1988)

Blue Bell Knoll/Athol-brose/Carolyn's Fingers/For Phoebe Still A Baby/The Itchy Glowbo Blow
Cico Buff/Sucking The Mender/Spooning Good Singing Gum/A Kissed Out Red Floatboat/Ella Megalast Burls Forever


私がコクトー・ツインズを初めて聴いたのは「Treasures」(1984)だったのですが、ヴォーカルのエリザベス・フレイザーの美声と流麗なメロディーに
反して重厚で荒々しいサウンドがちょっとミスマッチだったような気がしていました。
しかし、このアルバムは全体的にやわらかさが増してとても聴きやすいサウンドになっています。
彼らの音楽はヴォーカルは入っていますが、その言葉はほとんど造語で意味がないものです。逆に言うと声と言葉を楽器の一部として使用している
わけで、インストルメンタルと同等の聴き方ができます。
全10曲という構成ですが、ぜひ全曲通しで聴いてもらいたいと思うアルバムです。それも大音量で(^^)。はまるとかなり気持ちいいです。
王菲がヴォーカルスタイルでコクトー・ツインズの影響を受けて何曲かカバーしていますが、このアルバムを聴くと王菲がどこを参照したかが
よく分かったりしますよ(^^)。


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