eEYO


VEL
Robin Discs ESCB 2091 (2000:CD)


コクー/トリコ/アオキ/ラベル/そっとねむろう/エーテル
クルマ/はね/カナタ/96500<ニト>/くらくら/アリカ

ヴォーカルのイーヨと詞曲とギターに山口順と外山明(Dr)、中原信雄(B)というベテランミュージシャンとが組んだバンドの
ファーストアルバムです。曲はこれまでマキシシングルで発表されてきたトリコアオキ96500<ニト>くらくらアリカ
AELレーベルで発表されたミニアルバムに収録されていたそっとねむろうカナタのリメイクが含まれています。
彼らの音楽の特徴は山口順氏のギターサウンドとイーヨの多重録音によるヴォーカリゼーションといえるでしょう。
ギターはディレイを効果音的に使ったものが多く、あまりソロを弾くことはないんですが多彩な音色を使いこなしています。
アルペジオの使い方がロバート・フリップぽかったりもします。
イーヨのヴォーカルは線が細いんですがそれを逆に個性としているように思えます。
意味があるのかないのかわからないあいまいな歌詞の内容や、単語の途中をわざと区切ったり
ほとんど全編で重なってくるコーラスとかが効果的です。
このコーラスの「わーわわー」。結構耳にこびりつきますねえ(^^)。
曲は全部3〜4分といった短いものが多く、メロディーはポップでちょっと和風なところがいいです。
クレジットにNo Synthって書いているところもご愛嬌(^^)。


くらくら
Robin Discs ESCB-2087
(2000:CD)

くらくら/アリカ

全ての詞曲を書くギターの山口順とヴォーカルのイーヨを中心に中原信雄と外山明のベテランがバックを固める
eEYOの3rdマキシシングルです。
あいかわらずの感覚的な歌詞で意味はさっぱりわからないのですが、
くらくらでのほんわかムードのリズムと和風のメロディーが気に入りました。
まあ、一般受けするとは思いませんが個人的は好きですねー。
2月にはメジャーレーベルでは初のアルバムがリリースされるらしいです。

しかしイーヨちゃん、ジャケ写でいっつも何か食っとるなあ(^^;。


BLUE + BLUE
AEL Records AELR-0001 (1997)

カナタ/声がきこえる/バルコニー〜ニッチ/MIKA/凍えのロボ〜/そっとねむろう

まもなくメジャーでの初アルバムを発表するeEYOですが、インディーズ時代にリリースされたミニアルバムがこれです。
はっきりいってメジャーデビューしてからの彼らの音とはほとんど変わりありません。
歌詞がまだ意味がある内容を歌っているのはちょっと違いますが(^^;。
メンバーはこの時点ではヴォーカルのイーヨとギター、ベース、ドラムスの山口順の2人。
浮遊感あるイーヨのヴォーカルにエキセントリックなエレクトリックギターの音色が重なる作りです。
このギターの音色はマイク・オールドフィールドのギターの音色にどことなく似ています。
イーヨのヴォーカルはどことなく遊佐未森さんに似ているなあと思ったら、プロデュースが遊佐さんと同じ福岡知彦氏です。
メジャーでのアルバムVELでも本アルバムのカナタそっとねむろうが収録されているようです。


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