Enigma


MCMXC a.D.
(1990)

The Voice Of Enigma/Principles Of Lust (A)Sadness (B)Find Love (C)Sadness (Reprise)/Callas Went Away
Mea Culpa/The Voice & The Snake/Knocking On Forbidden Doors
Back To The Rivers Of Belief (A)Way To Eternity (B)Hallelujah (C)The Rivers Of Belief

エニグマの最近作というのは全然聴いたことがないのですが、この1stアルバムはシングルヒットとなったSadnessがきっかけで買いました。
グランドビートにグレゴリアンチャントのサンプリングの融合(ミスマッチ?)を図った当時としてはかなり斬新なサウンド。
マイク・オールドフィールドの「遥かなる地球の歌」のおそらくヒントにもなったスタイルです。
エニグマはCurly M.C.ことマイケル・クレトゥのソロプロジェクト。
個人的に一番好きな曲はやはりSadnessでしょうか。この曲の女性ヴォイスは当時(今はどうかは不明(^^;)マイケルのパートナーだった
サンドラ(元アラベスク)の声だったと思います。尺八のサンプリングとグランドビートとグレゴリアンチャントとミステリアスなヴォイスが
すごくインパクトがありました。
ラストのBack To The Rivers Of Beliefは映画「未知との遭遇」登場するメロディーを拝借してSFチックな音空間を作り上げています。
ちなみにアルバムタイトルのMCMXC a.D.はローマ数字で西暦1990年という意味です。(邦題は「サッドネス(永遠の謎)」でした。)


BACK