(1999)
I Heard The Voice/My Song Is Love Unknown/How Sweet The Name/Spacious Firmament
Be Thou My Vision/I Ask No Dream/Oh The Deep, Deep Love/Rock Of Ages/Brightest And Best
Almighty Father Who Dost Give/When I Survey/Be Still My Soul
ケルティックロックバンド、アイオナ（IONA）のヴォーカリスト、ジョアナ・ホッグのソロアルバムです。
サブタイトルに「ケルトの賛美歌」とついていますが、17世紀〜19世紀の賛美歌の詩にメロディーをつけているようです。
プロデュースはアイオナの中心人物であるデイヴ・ベインブリッジ、その他のアイオナのメンバーも多く参加しており、
サウンド的にはアイオナに近いものがあります。
比較的シンプルな演奏で彼女の凛としたヴォイスをひきたてているように思います。
全体的に宗教色が濃いような気もしますが、それが逆にミスティックな雰囲気を出しています。
曲単位ではジョアナ自身の作品How Sweet The Name、Almighty Father Who Dost Giveがピアノ弾き語りが
メインで気に入っています。ちょっとケイト・ブッシュを思わせるところがあったりします。
また、アイオナのアルバムでとりあげていたWhen I Survey（The Water Is Wideという曲名で有名なトラッド）を
このアルバムでも歌っているのですが、何か思いがあるのでしょうか。