Karak


七月の雪
(1998)

花咲く頃に会いましょう/私が見てる/On This Planet/冬の陽だまり/盗まれた飛行船
Tira lu-la/迷路を抜けて/振り子の部屋/七月の雪


作詞とヴォーカルの小峰公子とギターの保刈久明のユニット、カラクの6年ぶりの3rdアルバムです。
カラクの音楽というのは叙情性あふれるアコースティックサウンドという意味では
ザバダックに近いものがありますが、ザバダック(特に上野洋子在籍中の)のような強い個性は
感じられず、よりナチュラル指向があると思います。
このアルバムでもアコースティックギターを主体に落ち着いた世界を築いています。
(もちろんディストーションギターが登場する曲もあるのですが...)
面白いのは3拍子の曲が多いこと。9曲中4曲が3/4または6/8のリズムになっています。
個人的に3拍子、もしくは3連のリズムって大好きなのでお気に入りなのです。
参加ミュージシャンは吉良知彦(ザバダック)、菅野よう子、新居昭乃といったところ。
特に小峰さんの夫でもある吉良さんはプロデュースも担当しています。
個人的に好きな曲は冬の陽だまり振り子の部屋七月の雪です。


BACK