空気公団


こども
Coa Records COAR-0021 (2003:CD)

白のフワフワ/音階小夜曲/季節の風達/あかり/電信/今日のままでいることなんて
壁に映った昨日/例え/旅をしませんか/こども/おかえりただいま



トイズファクトリー TFCC-88178 (2001:CD)

お手紙/夕暮れ電車に飛び乗れ/たまに笑ってみたり/動物園のにわか雨/田中さん、日曜日ダンス
ビニール傘/線の上/遠く遠くトーク/うしろまえ公園/融


これがメジャーデビューとなる空気公団。いきなり変形ケースです(^^)。
でもサウンドはインディーズ時代とほとんど変わりありません。
ギター、ベース、キーボードによる極々シンプルな演奏(ドラムスはゲスト)、そして山崎ゆかりさんの淡々とした歌詞とヴォーカルは
平凡な日常風景を切り取って並べていくような感じです。
過去のCDにも収録されていたたまに笑ってみたりはスタジオライブでの録音。
途中「あれ?」とか笑い声が入っていたりして・・・(^^)。
曲間に車の中で録音されたようなメンバーの日常会話が入っていたりするのも彼ららしいところでしょう。
最後の2曲うしろまえ公園と続く静かに静かに盛り上がる流れは非常に素晴らしいと思います。
あと、ブックレットの1ページめ見開きの「古びた喫茶店の窓からみた外の景色」の写真。これが実に空気公団の音楽を上手く表しています。

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呼び声
coa records COAR-0004 (2000)


優しさ/紛れて誰を言え/あおきいろあか/だぁれも/呼び声

1stアルバムくうきこうだん、1stミニアルバムここだよに続く空気公団の2ndミニアルバムです。
初回盤(1000枚!)は絵本型ブックレットに歌詞が掲載されています。
曲は全曲Vo.の山崎ゆかりさんの作品ですが、いい曲を書きますねえ。
演奏もギター、オルガンを中心にシンプルながら'70年代の雰囲気を感じさせるサウンドを奏で出しています。
全曲3分以内という最近では珍しい短い曲たちは1曲ずつをとりあげるよりも5曲まとめて聴いてあげたいです。


くうきこうだん
BUMBLEBEE RECORDS BBCDE-004 (1999)


たまには笑ってみたり/レモンを買おう/休日/猫になる/夜から朝へ/今朝少しそう思った(320mix)/ハナノカゲ
2月24日/窓辺/別れ/素晴らしき一日/休日(スタジオライブ)/今朝少しそう思った/僕らのひみつ/さかさま

男1人、女3人からなるユニット、空気公団の1stフルアルバムです。
内容は過去にリリースされた自主製作カセット等をコンピしたもののようです。
ほとんどの収録曲はボーカル担当の山崎ゆかりさんの作品で、シンプルですが温かみを感じることができる
アコースティックサウンドです。録音自体はかなりラフでモノラルのものもあったりしますが、
名前のとおり空気のように空間をやわらかに満たしてくれるポップソングが多いようです。
音楽的にはちょっと違うのですが、個人的には雰囲気が荒井由実の1st、2ndに似ているように感じます。
雑誌・CDショップのCD評によるとティンパンアレイ、シュガーベイブの雰囲気だとか。
要は'70年代中期の日本のポップスの流れですね。


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