ナーヴ・カッツェ


新月
ビクター音楽産業 VICL-255 (1991)

Green Eye/ひとりぼっちの空/プリティ・リトル・ゼラニウム/虹のゆりかご/ビルの中で遊んでいたら日が暮れなかった
真夏/草の記憶/七つの夜、七つの夢/海の百合/水の中の月/遥かなるCross

ナーヴ・カッツェは山口美和子と飯村直子の2人組ユニット。(インディーズ時代は3人組だったそうですが。)
彼女たちの音楽はテクノ+ギターポップといった感じのざらざらした独特な感触をもっていました。
そこに文学的な(情景的な?)歌詞、それとやや線の細い素直なヴォーカルが特徴で、ユニークな存在だったと記憶しています。
後期は海外のクラブのDJに注目されたりしてリミックスアルバムなどを発表したりしましたが、
このアルバムでは歌主体の聴きやすい作品になっていると思います。
今聴くとかなりチープな音なのですが、逆にそれがメロディーラインを浮きだたせていい感じです。
(山口美和子さんは作曲で多くの歌手に曲を提供しています。)
Green Eyeひとりぼっちの空虹のゆりかご七つの夜、七つの夢(3拍子!)、遥かなるCrossなどが個人的にはお気に入りです。


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