paris blue


going to a go-go -それ行けPB-
BMGビクター BVCR-663 (1994)

会いに行くよ/恋人はもうつくらない/もう少しだけ(Do-Be-Do)/あなたとふたり/夏のゆうべ
電話しても/たったひとつのサヨナラ/理想のタイプじゃないのに/帰らない日々/ちょっと誰か聞いて下さい/最高のプレゼント


パリス・ブルーは日比野信午(作・編曲 BGヴォーカル)、谷口實希(みき)(作詞・リードヴォーカル)二人組のポップユニットでした。
このアルバムは特にポップな曲が目白押し。良質のアメリカンポップスを基調にした楽しいサウンドがGOODです。
多くの曲がどこかで聴いたことがある懐かしい感覚を感じるポップス。(どれがどうと言い表せないのが口惜しい・・・(^^;)
谷口實希さんのヴォーカルもとってもキュートで素敵です。
そんななかで夏のゆうべは祭り囃子を使って日本的なメロディーをフィーチャーしたちょっと異色作。でもこれが出色の出来。
作曲の日比野信午さんの懐の深さを感じさせます。
パリス・ブルーはこの後2枚のアルバムを出した後解散。それぞれソロ活動をしているようです。
谷口實希さんはNHK-BSの番組「真夜中の王国」でDJをやっていました。
こういった音楽はどちらかというとターゲットが曖昧になってしまうので、セールス的に伸びないのが非常に残念です。
でも個人的にはこういう伝統芸的ポップスは(も)大好き。


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