RING LINKS


kobune
MIDI MDCL-1380 (2000)

この道で大丈夫!/ひとつ/風船/Sakura/空気
旅人/L-R/頃/時の宝箱/小舟/マスト/風のゆくえ


ペダルスチールギター奏者の駒沢裕城、パーカッション奏者の横澤龍太郎をはじめとする4人のミュージシャンと
女性ヴォーカル宮武希さんによるアコースティックユニット、リングリンクスの通算3枚目のアルバム(メジャーでは1枚目)です。
シングルで発表されたひとつ風のゆくえもアルバムバージョンで収録されています。
彼らの音楽は日本的だったり、大陸的であったり、はたまた南洋風だったりするのですが、
どんな曲でもゆったりとした時間の流れを運んでくれるようでリラックスした気分になれます。
アンサンブル的には緊張感漂うものもあるのですが、そう感じさせないところがプロの技かも(^^)。
それとペダルスチールギターの音色がそう感じさせるのも知れませんが「海」を思い起こさせます。(単純!>自分)
というわけである意味アウトドアな音楽なのかも知れません。
この夏は夜の海辺でリングリンクスはいかが?・・・・なんてね(^^)。

お気に入りの曲はよりアコースティックなアレンジになったひとつ
ラテン風の6拍子のパーカッションにスチールギターが浮遊するインスト曲旅人
ボサノヴァ風のガットギターのフレットノイズが心地いい空気などです。


風のゆくえ
MIDI MDCS-1035 (1999)


風のゆくえ/ペルーの踊り/草原の馬

このグループが歌っているのは基本的にはフォークソングだと思います。
そこに民族音楽のエッセンスを加えたところに彼らのユニークさがあるのでしょう。
このシングルもそういった特徴がよく発揮されていると思います。
風のゆくえはヴォーカルの宮武希(のぞみ)さんの作品で彼女の良く伸びる声が魅力的です。
ペルーの踊りでは栗コーダーカルテットの栗原正己がリコーダーで参加しています。


ひとつ
MIDI MDCS-1027
(1999)

ひとつ/星めぐりの歌/満月'99

ペダルスティールギターの名手、駒沢裕城をはじめ、実力派のミュージシャンが集まって結成された
リングリンクスのシングルです。ヴォーカルを努める宮沢希さんが作詞・作曲を担当しています。
ひとつは郷愁を誘うような雄大な雰囲気の曲です。
星めぐりの歌は宮沢賢治の詩曲ですが、この詩はザバダックも独自のメロディーをつけて双子の星というタイトルで発表していますね。
満月'99はインディーズ時代に発表していた曲のリメイクらしいですが、沖縄風の旋律がユニークです。


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