BRUCE SPRINGSTEEN


The Rising
(2002:CD)

Lonesome day/Into The Fire/Waitin' On A Sunny Day/Nothing Man/Countin' On A Miracle/Empty Sky/Worlds Apart
Let's Be Friends (Skin To Skin)/Further On (Up The Road)/The Fuse/Mary's Place/You're Missing/The Rising
Paradise/My City Of Ruins


ブルース・スプリングスティーンがEストリートバンドと製作したアルバムはなんと18年ぶりだそうです。
とはいってもあのRiverのような猛烈なパワーや情熱はさすがに感じられないのはちょっと残念。
まあ、まだ聴きこみが足りないかもしれませんので・・・・


Bruce Springsteen & The E Street Band/Live In New York City
(2001:DVD)

My Love Will Not Let You Down/Prove It All Night/Two Hearts/Atlantic City/Manshion On The Hill
The River/Youngstown/Murder Incorporated/Badlands/Out In The Street/Tenth Avenue Freeze-Out
Born To Run/Land Of Hope And Dreams/American Skin [41 Shots]

Backstreets/Don't Look Back/Darkness On The Edge Of Town/Lost In The Flood/Born In The U.S.A.
Jungleland/Light Of Day/The Promise/Thunder Road/Ramrod/If I Should Fall Behind


ブルース・スプリングスティーンの初のライブビデオ。
ブルースってもうかなりの年齢だと思うのですが、この圧倒的な迫力ってなんだろう。
やっぱり食ってるものが日本人と違うのかなー(^^)。
昔より多少説教くさくなってきたような気はしますが、すごい盛り上がり。
過去の名曲Thunder RoadJunglelandなどは画面で見てても感動的ですわ。


The River
ザ・リバー
(1980)

The Ties That Bind/Sherry Darling/Jackson Cage/Two Hearts/Independence Day
Hungry Heart/Out In The Street/Crush On You/You Can Look (But You Better Not Touch)
I Wanna Marry You/The River
Point Blank/Cadillac Ranch/I'm A Rocker/Fade Away/Stolen Car
Ramrod/The Price You Pay/Drive All Night/Wreck On The Highway

ブルース・スプリングスティーンの2枚組の傑作。
ロックンローラーとしてのそして内省的なシンガーソングライターとしてのブルースの姿が鮮明に刻まれています。
LP盤でいうとSide1〜Side2までの流れ(The Ties That BindThe River)は否の打ちどころがありません。
曲のパターンとしてはそうレパートリーを持っていないのですが、20曲全部聴いても飽きたりしないのは
この時期のスプリングスティーンの勢いのせいかもしれません。
序盤の4曲はほとんど曲間がなく一気に聴かせますがこれがまたかっこいいです。一転、Independence Day
スローなバラードナンバーで「少年の旅立ち」について歌っています。
Hungry Heartは全米トップ10に入る大ヒット曲。佐野元春のSomedayはこの曲のパクリです(^^)。
3曲のロックンロールナンバーをはさんでのI Wanna Marry YouThe Riverの2曲はこのアルバムの
ひとつのハイライトでしょう。どちらもアメリカの田舎の若者をテーマにした歌。双方は直接関連性はないのですが
若い男女の結婚前後をテーマしているところがどこか関連性があるように思わせます。
The Riverはスプリングスティーンのハーモニカが哀感を誘う名曲です。
Side3以降は多少ロックンロールナンバーは少なくなり、より内省的な作風となります。
スプリングスティーンはこのアルバムの後、Nebraskaという4トラックレコーダーで録音したギターとハーモニカとヴォーカルだけの
めちゃくちゃ地味なアルバムを発表するのですが、それに近いものを感じさせます。
Side4の最後3曲はどれも味わいのあるナンバーが揃っており、どれもがアルバムのラストでもよいのではと
思わせる出来ですが、個人的にはフォークロックスタイルのThe Price You Payが好きです。

演奏はすべてE・ストリート・バンドによるもの。メンバーはロイ・ビタン(ピアノ)、クレランス・クレモンス(サックス)、
ダニー・フェデリッシ(オルガン)、ギャリー・タレント(ベース)、スティーヴ・ヴァン・ザント(ギター)、マックス・ウェインバーグ(ドラムス)
やはりスプリングスティーンの歌には彼らの演奏が欠かせません。


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