TEARS FOR FEARS


Everybody Loves A Happy Ending
(2004:CD)


Everybody Loves A Happy Ending/Closest Thing To Heaven/Call Me Mellow/Size Of Sorrow/Who Killed Tangerine?
Quiet Ones/Who You Are/The Devil/Secret World/Killing With Kindness/Ladybird/Last Days On Earth

カート・スミスが復帰して再び二人となったティアーズ・フォー・フィアーズの新譜はビートルズの影響を強く露出させた作品となりました。
3rdアルバム収録のSowing The Seeds Of Loveまで重厚ではないものの、ほぼ全曲にビートルズテイストが散りばめられています。
この手のサウンドが好きな方は是非お薦めです。(勿論僕も好きなのですが…)
カート・スミスが復帰することで彼のマイルドなヴォーカルが加わり、アルバム全体としても聴き疲れしないサウンドになっていると思います。


Songs From The Big Chair
(1985)

Shout/The Working Hour/Everybody Want To Rule The World/Mothers Talk
I Believe/Broken/Head Over Heals/Broken(Live)/Listen

ティアーズ・フォー・フィアーズ、1985年のメガヒットアルバムです。
このアルバムからはShoutEverybody Want To Rule The WorldHead Over Healsといった
大ヒット曲を生み出しています。個人的にはShoutがめちゃくちゃ好きなんですね(^^)。
今聴くとかなり仰々しいサウンドではあるのですが、メロディー、アレンジともに非の打ち所がありません。
特に後半のギターソロは何度聴いてもわくわくしてきます。トラッドっぽいフレーズでビッグ・カントリー風なところがGOOD(^^)。
中間部のバグパイプ系のシンセもいい味を出しています。
TFFのレパートリーの中でも最もパワフルな曲じゃないでしょうか。
ポップさからいうとHead Over HealsEverybody Want To Rule The Worldのほうに軍配があがります。
彼等(特にローランド・オーザバル)は次作あたりからひねくれたサウンドを志向するのですが、私はこのアルバムの
素朴なポップさかげんが好きなんですよねぇ。
Everybody Want To・・・は3連のリズムが気持ちいい曲(歌詞は結構辛辣だったりする)。
Mothers Talkでは乾いたオケヒットが印象的。(そういえばこの頃はオケヒット流行ってたなあ・・・)
I Believeはロバート・ワイアットに捧げるというコメント付の静謐な曲ですが個人的にはそんなに楽しめなかったです(^^;。
なおCDはリマスター盤(輸入盤だけ?)が出ており、7曲のボーナストラック入りでお買い得かも。


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