これが、田中くんの環境だ!
田中くんは、年収300万円にも満たない安月給(田中くんは、低所得者層らしい)
の割には、いろいろな怪しい道具や器材を持っている。それらを駆使して
あんなことや、こんな悪いことを日々行っているようだ。そのうち、コンピュータ
だけでも以下のようなものを持っている。それにしても汚い部屋だ。
まず、MSX2である。ビクター製のHC−90という代物が一番使用時間の多い
コンピューターらしい。Z80Aと、HD64180という二つのCPUをもつ
MSX2の中でも異色の存在だ。スーパインポーズ機能なども装備されている。
通常、ビデオが接続されており、これでスーパインポーズ機能を使用してテレビ
を見ているため、必然的に使用時間が多くなるようだ。(実は、田中くんの部屋
には普通のテレビが無いらしい。)
実は田中くんは、Macユーザーらしい。どうりで嫌われもののわけである。
名称は、PowerMac8100/80AVだ。Quadra840AVからの
アップグレード品である。CPUは、今のエントリーマシンにも負けるスピードの
PowerPC601の80MHzである。当時の最上位マシンであるという
変なプライドだけが田中くんの心を支えているらしい。RAMは200MB。
ハードディスクは3GB+2GBの計5GB。230MBタイプのMOを内蔵。
内蔵の2倍速CD−ROMを外して、SONY製のCD−RドライブCDU924S
を内蔵している。そのほかミノルタ製フィルムスキャナQuickScan35、
もらった3パスのMICROTEK製フラットヘッドスキャナScanMaker2
などを接続している。これに怪しいプログラムをインストールして悪いことや、
いけないことをしているらしい。
ちなみにこんなプログラム(Mac用)
もつくっている。
田中くんは、MacユーザーのくせにAT互換機も持っているらしい。ポリシーの
無い奴だ。ちなみに買ってきたパーツで組み立てたノンブランドマシンである。
マザーボードはASUSのMEW−AML。Socket370で、音源を
搭載しているMicroATXマザーボードだ。CPUはIntelの
Celeron300A。これをベースクロック100MHz、450MHz
で動作させている。RAMは128MB。ビデオはi810のチップセット内蔵
のものだ。3.5インチのフロッピーディスクドライブが1台。
内蔵IDEに60GのHDD。SCSIホストアダプタに、IDEの20Gの
HDDが接続されており、その他640MBタイプのMOディスクドライブ、
プレクスターの4倍速書き込みのCD−RドライブPX−R412Cと、
パイオニアの第一世代DVD−ROMドライブDVD−U01が接続されている。
複数のCD−Rを持ってるなんて怪しいことこの上ない。その他、PCIバスに
低価格ハードウェアMPEG2エンコーダと、LANカードを内蔵。
USBにRolandのUA−30というUSBオーディオが接続されている。
何に使ってるのかは不明である。
A5サイズのミニノートパソコンを持っているようだ。機種は
SOTECのWinBook Trim133という三菱電気のAMiTY CN
のOEMである。CPUはPentiumの133MHz、メモリは48MB、
HDDは1.2GBといったスペックである。ファンが無く、非常に静かなので、
夜中に大きなファイルのダウンロードをする時等に重宝しているようだ。
小さいノートパソコンなのに持ち運ぶことはなく、据え置きで使用している。
PCMCIAスロットにSCP−55というMIDIカードと、LANカード
が刺さっている。このノートパソコンでホームページの作成をしているようだ。
使用ソフトは、マイクロソフトの「メモ帳」と
Adobeの「PageMill2.0J」らしい。
何故かAT互換機をもう一台持っている。今やナショナルセミコンダクター社
に吸収されたCyrixのMediaGXを搭載した小さな筐体のマシンである。
動作周波数は166MHz、メモリ96MB、ハードディスク4GB、
PD&CD−Rドライブを搭載。内蔵グラフィックはテレビにも出力可能だ。
でも現在、MatroxのMystique220というビデオカードに
RainbowRunnerというモーションJPEGのキャプチャオプション
を付けている。あと、LANカードを搭載。どうも田中くんはビデオが取り込める
パソコンが好きなようだ。Windows98をインストールして
何か怪しげなことをしてるらしい。
更に謎のAT互換機を性懲りもなく組み上げたらしい。
CPUはカルトな人気を誇るK6−3である。周波数は366MHzの物を
400MHzで動かしている。メモリは128MB。HDDは60G。
グラフィックはPCI接続のSavage4PRO(VRAM32MB)。
ESSのAllegroとかいうサウンドチップののっかったサウンドカード
をつんでいる。要は寄せ集めマシンである。その他、LANカードがのっかっ
ているのは当然としてPC−FXGAカードとGUS ACEなどという
今時何に使うのかも不明なカードものっかってる。このあり余るパワーを
何に使うか思案中のようである。
やはり、田中くんも日本人であるため、国民機98は標準装備らしい。NEC製の
PC−9821Ap2である。CPUは486用のPentiumODPを搭載。
RAM56MB。グラフィックカードはNEC純正ウィンドウアクセラレータ
ボードA2。MIDIインターフェースカードにRoland製MIDI音源
モジュールSC−55mk2とMT−32が接続されている。あと、
ハイレゾボードとLANカードが装備されている。HDDは340MB+100MB
+320MBの、計760MB。4倍速CD−ROMと、4倍速PDが
接続されており、ゲームマシンと化しているようだ。
主に使用しているのは上記の機種である。
これ以外には、初めて買ったパソコンFM−NEW7、石みたいな筐体が特徴の
FM−77AV40SX、MSX2のFS−A1F、歌うパソコンPC−6601、
日本語ベーシックが素敵なぴゅう太、PC−8801mk2MR、Mac2si、
FM−TOWNS2MA、PC−9821Np、
そしてPC−H98model100などがある。