田中くんの日々の生活!

田中くんの日々の生活を見てみると、朝はちゃんと朝食をとってから7時30分 から家を出て9時から10時ころに出社。自分の机や、ロッカーのない会社なので、 そこらのゴムシートの張られた作業台の上で図面を書いたり半田付けや 居眠りをして、12時より照明の消されたその場所で弁当を食べる。 (暗い場所で食べる食事ほどわびしいものはない) また1時から仕事を再開。やはり作業台の上で図面を書いたり半田付けや居眠り をして、5時30分迄、仕事をする。朝、遅れて出社している田中くんは、 お構い無しに5時30分に帰社するわけだが、どんなに早く家に着いても 8時以降になっている。普通、残業などした場合、家に着くのは、10時くらい である。それから風呂に入って、筑紫哲也のニュース23を見ながら 遅い晩飯を食べて、インターネットで怪しい情報を入手して、ようやく1時頃に 寝るというのが田中くんの一日らしい。 この様な一日を送っている田中くんだが、悩みがあるらしい。それというのも 朝から晩まで普通の新聞を読む時間がないので、世間の情報に疎くなっていること。 あと職場に照明が少ないので目が悪くなってきた(2.0から1.5に)。 月給が低いので(平成九年度の給与収入285万円、給与所得181万円) 暇なときに遊ぶこともできない。など、「俺に聞かれてもどうしようもない」 ようなことらしい。それにしても給料が良いわけでもないのに片道1時間30分から 2時間もかけて通勤してるなんて馬鹿としか言いようがない。

[戻る]