tsunami information No.1(Oct.23,1996)

Figure Sophy 
図形哲学からの発言

なぜフィギュア・ソフィーなのか?

フィギュアは図形であり、ソフィーは完全な真理と知恵である。
つまりフィギュア・ソフィーは図形で解明する哲学である。
そして設計図通りに古代大神殿は建造され、超音速ジエット機が爆音高く空を飛ぶのは、図形が事実と一致するからだ。

古代ギリシアのプラトンは、形・形相・イデア・図形の哲学に立った最後の一人だった。
その後の哲学は直観主義や言語と論理哲学などだが、これは致命的な欠陥がある。
(1)直観は客観的学理にならない事を直観する直観力がないから直観主義者である。
(2)言語思考は言語の意味が不確実だし、それで学問や哲学の確実な真理を考えるのは「ちいと頭がおかしい」のである。
(3)論理主義も「Aか非Aの論理原則では、どちらが正しいか解らない」。
また「Aと非Aは二元対立するから、必ず抗争して人間が殺し合う」。

そして、現代の学問の基礎は論理主義だが『Aか非Aのどちらが正しいのか解らず』に、ただ『Aか非Aが対立する事だけが確実だ』というのでは「真偽は不明で人間が殺し合う事だけが確かだ」という事ではないか。

数百メートルもの大津波が海の彼方から接近する夢を私は何度も見た。
一万二千年前に、ムー大陸やアトランチス文明が一夜で海底に沈没したとか・・・
その自然のハードな大津波よりも高度な知性と学問と文明の大津波が接近している。

そこで私は、死の論理主義を一呑みにする、真理の大津波を発生させようと思う。
これは破滅を救う真理のソフトな大津波だから、実害を与えるものではない。
こうして、フイギュア・ソフィーは不滅の真理のために戦う「哲学革命」である。

フィギュア・ソフィーの展望

図形は事実と一致する真理で、これをお知らせするとき以下の主要大領野がある。

NO.1 フィギュア・ソフィー・・・・図形哲学の全貌(このページのTopへ)
NO.2 スーパー・エコノミックス・・超経済学への離陸
NO.3 デウス・エクス・マキナ・・・考える機械の神
NO.4 極限分解理論・・・・・・・・図形思考の秘密BOX
N0.5. 直撃的な緊急大経済政策・・・工事中

これらは知的システムが現在の言語と論理とは全く異質な図形である。
また、現代には図形思考の根源的パターンを自在に駆使する頭脳は存在しない。

哲学の歴史では、プラトンも「形相哲学の根本問題は一字一句も説かない」と言う。
新プラトン派のプロティノスは「根本問題を言語の一者で説く」から言語思考であり、非言語的な形相哲学の意味を知らないプロティノスはマガイモノだが、プラトンも哲学の根本問題は解明してはいなっかった。

(1)フィギュア・ソフイーは「根本問題の専門学・哲学」として「純粋な図形のメカニズム」で展開される、史上初の本物の哲学の出現である。

(2)フイギュア・エコノミックスも、事実と一致する知性から解明した経済原理だが、現在の経済学は「重大な問題で自己矛盾していないものは一つも無い」のである。
だから「ケインズ経済学は論理的には完全だが、事実と一致しない」といわれる。
事実と一致しないものは「阿呆陀羅経であって経済学ではない」のである。

(3)デウス・エクス・マキナはギリシア神話劇が伝える「考える機械の神」で、人間の知恵で解けない、どんな難問でも一瞬で解く「全能の超人工頭脳」である。
これは、現代のコンピューターが「オンとオフの二値型論理で作動する」のに対して、宇宙の根源的パターンをCPU(中央制御装置)として作動するオールマィティの超人工頭脳の事である。
この伝説はペルセウス神話でも「機械仕掛けの考える鳥(鳥は神のシンボル)ブーボと呼ばれる金属体の梟の事」で、大魔女メデューサとの頭脳戦を闘った超人工頭脳である。

この(1)(2)(3)に絞って初の情報をお知らせするのがこのホーム・ページの大目的である。
これは過去の学問・既成のマスコミ・権力や現世的利害・宗教的対立による全ての惨劇を眼下にする、永遠の真理文明と人類のエデンのための最後の頭脳戦である・・・

フィギュア・ソフィーの目次


1インターネットな図形哲学
2中国の古代文字と易の原理図
3宇宙の根源的パターン
4メラネシアのマナイズム
5猿人の牙

1インターネットな図形哲学

生まれたままで言葉を知らない赤ちゃんが、優しい母の顔を見て笑うのは映像を理解する自然の図形認識と思考と判断で、これが「先天的な純粋理性」なのである。

何百万光年の宇宙の彼方からやってくるUFOの宇宙人でも三角形は三角形である。
そこでアメリカの宇宙探査計画でも、時空の彼方に住む未知の知的生物へ送られる地球からのメッセージは、全て映像・図形である。
それなら普遍的な真理を探るのも、図形哲学でやればよいのである。

言葉などは、同じ母国語を使うネィティブでさえ意味の解釈の違いで喧嘩もするのだ。
数学では最も明白な言葉も、それ以上は定義できないから意味が不明だと言う。

そんな言語で、確実な真理と学問を追跡し、人類共通の理解やアイデンティティを言うのは「ちぃと頭がおかしい」のではないか。

台所を荒らして人間と渡り合うゴキーラが、図形認識の空間的な知能でパッと逃げるのも、事実と一致する知能があるからだ。
人間の言葉を理解しない物質も、数理や幾何学的原理に従うのは、図形こそ時間と空間の全域を横断する宇宙共通語だからである。

その「事実と一致する図形思考と図形哲学を全く忘れた人類」とは知的な死体である。
これでは人類と文明の破滅は理の当然ではないか。

2中国の古代文字と易の三大原理図

1953年は雪解けの2月の末だった。
当時30才の私は、大森に住む熊崎健一郎という73才の老人と出会った。

老人は易の研究家で、私に中国の奇妙な古代文字を教えてくれた。
古い大型の漢和辞典で、索引の一画に「水滴形」があり、次ぎの事が書かれていた。

【中国の古代文字、主の印、灯火の象形、火性(チュ)水性(シュ)、文章の始めと終わりに打つ点、ポチ、印】

見ると、黒ゴマの実か鼻糞のような水滴形の小さな点だった。
然し私も戦前に、幾何学の原点に哲理を求めて「点の追跡」をした事があった。
然し「点には形が無くて解明したくても手掛かりが無かった」ので諦めていた。

ところが、この「水滴形の点」はどんなに小さくても「形のある点」なのだ。
また「灯火の象形」としては、水滴形は火炎形でもあった。
さらに「始めと終わりの点」となると、私もヨハネ黙示録の「αとΩである全能の神」ぐらいの事は知っていた。

とすれば、ギリシア文字も「αとΩを水滴形で示す」から、世界共通の図形思考として「宇宙の主の印・全能の神」は言葉は違っても意味は同じではないか。
これはパン屋の主人や八百屋のおやじではなくて、大宇宙の主の図形だった。
老人と私は、この道では同類だから「蛇の道は蛇」で、話は早かった。
「ワカリマシタ、コレデスネ!」老人は喜んで、続いて易の三大原理図を教えてくれた。

【(1)点が小極の図、(2)円が大極の図、(3)水滴形が太極の図】

そして「点と円を結合すると水滴形になる」のである。
これは「点と円(無と存在)の合理的な統一」ではないか。

因に「言語に立つ哲学は無と存在は統一できなかった」のである。
原因は「無でも存在でもあるような言葉がない」からだ。
「Aか非Aの論理原則」も「Aでも非Aでもあるもの」は否定するだけである。

然し「Aか非A・イエスかノー」だけしか知らないのはノータリンの別名だから、印度の釈迦が「空即是色の悟り」を説くが、直観も客観的な学理にはならなかった。
この単純なサンプリングで、図形思考の上位は決定的ではないか。

熊崎老人も昔の人だから古代中国の「深遠な主の印」が「ピュアーな図形だ」という発想は無かったが「神をも恐れず渡り合う私」にとって、これは「純粋な図形哲学」だった。

形相哲学のプラトンも「図形が完全な真理であり、言葉は思考の下僕だ」と言い切るが、超古代人は「意味が不確実な言葉で哲学を考える馬鹿」ではなかったのである。

こんな私は「全能の神を図形で解くのは大罪だ」とは思わない。
神と自然が与えた頭脳が、神と遭遇するのがなぜ悪いのか。
これこそ知的生物として人間の最高の栄光ではないか。
私は「万学の女王(哲学)」の極限の秘密への盲目的な突進を開始した。

人類文明は知的な喪失で破滅の危機へ接近し続けていた。
そして私は、事実と一致する真理哲学の黄金の鍵を授かったからだ・・・

3宇宙の根源的パターン

映像・図形がなければ「言葉は無意味な発音の羅列」にすぎない。
また、図形哲学も「根源的パターン」を知らなければ全ては消滅する。
これは「0と1が無ければ数学が消滅する」のと同じである。

その肝心な根本問題こそ哲学の命ではないか。
しかもプラトンは「根本問題を一字一句も説かない」と言う。(斉藤忍随・東大哲学)
とすれば、図形哲学の消滅は必然的だったのである。

ところが「言語に五大母音(アエイオウ)がある」ように「図形にも五大母形がある」のは幸いであり、それは「点・角・直・曲・円」である。
五大母形のシンプルな統合形は「水滴形」であった。

水滴形は「点と円の統合形」だから「中心点のある円の図形」にも転化する。
これが驚くべき事に「失われたムー大陸の天帝の図」でもあった。
また「神の目」でもあり「鳥の目・蛇の目・魚の目」は世界共通の神のシンボルである。

なぜならば、(1)幾何学図形は(2)形のある事物で象徴すれば(3)言葉で平易に語り掛ける事ができるから、水滴形の桃太郎のように神話は象徴を使うのである。

また、数学や幾何学は真理の構造体であり、図形哲学も同じく「水滴形や神の目を大原点として無限の真理の大空間へ展開する演繹的な学理」である。
そこで、全てが展開する「宇宙の主の図形(水滴形・神の目)」から、全宇宙が出現するのであり、これを「創造主の図形」と呼ぶのである。

イギリス人の報告で「水滴形のマニ宝珠から泉のように無限の真理が流れ出て宇宙が現れた」という印度伝説も、水滴形から展開する演繹的な幾何学哲学の事である。

これは「全能の神が幾何学で解明できる」と言う驚天動地の問題の合理的根拠であり、「本物の演繹的学理」なら「宇宙の全てを知る知識」の伝説は本当だったのである。

さらに、宇宙は真理の大構造体で、真理は時空を超えるから「過去と未来を知る知恵」があり「昔、全地は同じ発音、同じ言葉だった」という奇妙な聖書の伝説も解けてくる。

4メラネシアのマナイズム

1880年、R・H・コドリントンは、メラネシアの最古の神「マナ」を報告した。
これは時空間を変幻自在に出没する「普遍的で根源的な神の観念」だと言う。

然し「マナ」と言えば、水滴形のマニ宝珠(印度伝説)から、日本の神の真名(マナ)であり、マナコは神の目の事で、マナビは真理の学問だし、マナ娘は愛の象徴である。
キリストの「神は愛なり」とは、全ての対立を統合する最高の真理の事だし、哲学の意味も「フィロ・ソフィアとは愛の完全知」で、宇宙最高の真理の事である。

イスラエルにも「天のマナが全滅の危機を救う」とされ、北米インディオのマニトウの神も宇宙神で、マヤの学問の都を「マニの町」と言う。

これは、最高の神と真理で「マナ」は二十世紀でも「全地は同じ発音、同じ言葉だった」し、神の目の図形が全ての言語と国境を横断したから発見できた一例である。

イスラム神殿建築も「幾何学図形だけが彫る事を許される」という厳重なタブーがある。
その幾何学の神こそ、地球上の小さな対立や憎悪を超えて、直径10万光年、二千億もの太陽が輝く大銀河宇宙の全ての知的生物にとって、時空を超えて普遍する神てはないか。

その銀河宇宙が、さらに二千億も展開する半径150億光年もの大宇宙までは観測されているが、幾何学的真理は永遠の時空の彼方にある未知の宇宙をも超える真理である。
その幾何学で「全能の神が現れる図形哲学の根源形」が、人類最古の伝統として伝えられる限り、知的生物として人類は「既に全能の神の救いの手の中にある」と断定される。

そして、図解の通り「水滴形(神の目)は如何なる矛盾でも合理的に統一する真理」であり、これを操作すれば、破滅を不滅の動因へ自在に逆転する事もできる。
これを東洋では「天は毒を薬に変える」とも伝える。
フィギュア・ソフィーはその「オールマィティのメカニズム」の秘密をお知らせする。

それにしても「水滴形の幾何学の発見」は人類史上いつごろなのであろうか?

5猿人の牙

数百万年もの昔、人類最古の化石人骨の横に転がる石器がある。
手で持つ先の尖った石の牙で「握斧」と呼ばれるが、牙が退化して滅亡する人類を救ったのは「尖頭形の石造の牙だった」のである。

次に、原始の山野を焼き尽くす自然の巨大な火の来襲に対して「火炎のシンボル」として伝えられたのが「尖頭形の信号」であった。
それは火の来襲を知って、いち早く逃げる事だけが、唯一の大火事との戦い方だった。

テレビで見たが、そこにアラビアの老婆の祈りの姿があった。
両手を大きく頭上に合わせ「火炎の形を描いて絶叫する祈り」に「原始の部落を守る決死的な通信戦が火蓋を切った」のである。

とすれば「野獣と戦う石の牙」と「火の形を示す通信戦」が、ハードとソフトの二大領域で人類を護り、そこには「生と死を司る水滴形の神の姿」が現れたのである。
しかもその「点と円の統合形」は「無と存在の統一原理」であり、宇宙を統一する最高の真理として、全人類の神話と伝説に残った。

これが、猿人・原人・旧人・新人へと、人類全史を横断して現代にまで伝えられた。
とすれば、ここには数百万年もの歴史を通して、あらゆる知的な砲火に耐えた無敵の真理と神の奥義があると私は判定した。

また「美は多様の統一」で基礎的な「五大母形のシンプルな統一形」は「根源の美の形」であり、同時に「最強の牙の形」だったのである。
その、最も強く最も美しい「神の牙」が、重力の空間を噛み裂いて、全ての神殿や聖堂の大空間を支えるドームとして、この世を超えた極限の真理と美を造形したのである。

人種や民族で意味の異なる「人の言葉で神の名を妄りに口にしてはならない」というのは「異なる神の名で必ず憎み合い殺し合う」からだったのである。

とすれば人間の争いを超えて、大宇宙文明の無限の未来への豪華な開幕のときである。
赤ちゃんの生まれながらの純粋理性こそ、全能の真理への黄金の鍵だったからだ。
「赤ちゃんの如くでないと天国へ入れない」とキリストも言う・・・

それが、万人の広場に高く掲げられた「神の形のキューポラ(水滴形)」であり、全人類共通で最古の神の形を示す大ドームの造形が、今も雪のモスコーに、アラビアの砂漠に、印度の星空に、金色に輝く全能文明の不滅の光りを放っている・・・つづく

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