通勤快速 V125 駆動系変更 カーボンインテーク製作編


V125のマフラーを切った貼ったで、作り直した訳ですが最高速は伸びたものの
スタート時の加速に不満がいっぱい(^^;;)
ウエイトローラーのグラム数をいろいろ変えても良くならず、どうも武川のキットに
付いていたハイギヤが問題のようでノーマルに戻しました。
ノーマルに戻しただけでは、飽き足らず駆動系を台湾のNCY製の黄金プーリーと
軽量ドライブフェイスに変えました。


評判が良い、NCY製の軽量ドライブフェイスです。
ノーマルフェイスのフィンがありません。
長距離走行は不可とありますね(^^;;)


ついでに、セットの方がマッチングに問題が無いだろうと買ったNCY製の黄金プーリー。
この金色の部分がフッ素コーティングされているみたいです。


装着状態です。
フィン無しなので熱がこもりやすい事は確かですね。

ちなみにWRは13gがこのプーリーにはベストみたいです♪



ノーマルの駆動系冷却用のエアーインテークがこれです。
中にゴミ進入防止用のスポンジが入っているので、これを外してしばらく走っていました。
まぁ、それで特に不具合があった訳じゃ無いんですが、熱を持つであろうと言う事で
エアーインテークをカーボンで製作することにしました。


いつもの事ながら、油粘土で造形しました。
¥100ショップで油粘土3個購入で¥300−(^o^)/
なんかゾウさんみたい(^^;;)


造形した粘土に離形用のPVAを塗ります。


PVAを塗った型にいよいよFRPの積層をします。
先ずは裏が透けないように樹脂に黒のトナーを混ぜて黒くなった樹脂を塗ります。


1回では薄いので2〜3回塗って置きます。
厚くし過ぎると、後でピッタリはまらなくなるので厚塗りは厳禁ですけどね。


いよいよカーボンマットを貼ります。
ちょっと固まり出して粘着力が出た頃が貼るのに良いタイミングです。
今回は形状が複雑なので、マットは前側と後ろ側の二分割にしました。
マットの貼り方も角に織目が斜めになる方が、型に馴染みやすいんです。
今回は薄さが必要なので2プライ(2層)にしました。


完全硬化させるのに丸1日待ってから、トリミングと粗方の面出しをしたのが、
この状態です。


先ほど書きましたが、左側のノーマルのゴミ進入防止用のスポンジは目が細かくて
エアの吸入も制限されそうなので、ホームセンターで見付けた石鹸置き用の目の粗い
スポンジに交換して、押さえのステーの不要な部分をカットしたものが右側です。


2000番の耐水ペーパーで磨きキズを消して、エアー吸入口の穴を開けた状態です。
なんだかそれらしく見えて来たでしょ!
粘土の時はゾウさんに見えてたんですが、この頃には ガンダムのザクのように
見えて来ました(^o^)


さらにコンパウンドを使って、ピカピカに磨き上げました!
FRPの工作をされている方のホームページを見るとクリア塗装をする方が多いようですが
私は塗装しません。
上塗りがクリア層になりますし、クリアを塗るとちょっと透明感が失われるからです。
左にあるのは、またまた¥100ショップで見付けたステンレスの三角コーナーの
金網です。
ステンでサビは出ないし目の粗さと線径がちょうど良かったんです。
何より¥100−ですしね!


裏側からネットをボンドで固定すれば、ほらこんな感じでカッコ良くなったでしょ!!
売り物に出来そうな仕上がりと自画自賛(笑)


で、装着しました!
ピッタリ計算通りの収まり具合です!!
自作したエアーインテークだとは、誰も思わないでしょ?!
でも世界に一つの品物ですよ〜!


角度を変えて見るとこんな感じ。
この角度で見る事が多いかな?


ついでに後姿も(笑)
お尻のような曲線が何とも言えないでしょ?!
全ては粘土での造形の時に決まるんですけどね。
ピッタリ収まって、本当に良かったです。

そして、効果の程はと言うと・・・

もともとダメだった訳では無いので解りません(^^;;)
でも、冷却効果は確実にあるので付けて損はないですね。
・・・と思っていたら効果有りです! プーリーケースが全く熱くなりません♪
これで、クラッチにも優しい仕様になりました!

そして、ノーマルギヤ+黄金プーリー+軽量ドライブフェイスでセッティングを出したところ
16g〜13gのウエイトローラーを試したんですが13gがベストマッチングでした!
加速感、高速側の伸びと言うこと無しです!
ちなみに武川のインジェクションコントローラーはプリセットのCプログラムで
点火時期もウッドラフキーを使って5度の進角をさせています。
まさに通勤快速!!
こんなに気持ち良い仕様は他には無いかも知れません!!

弟分のV125はやっぱり兄貴に負けずと頑張っちゃってます(爆)



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