ユーザ車検は簡単ですよ!

1.まず車検の予約をします。

以前はいちいち陸運支局に足を運ばなくては駄目だったのですが
今は、アンサーホンシステムで希望日時の午前か午後を指定して
車検の予約が出来ます。

ちなみに品川 鮫洲の東京(品川)陸運支局のアンサーホンは

TEL 03−5461−2288

車検予約 月〜金 午前または午後

音声に従って、プッシュするだけです。
前日〜5日前まで予約出来るようです。

各地のアンサーホン番号は、検索サイトで”陸運局”、”陸運支局”を入力して
検索すると出て来ますよ!

予約番号が流れますので、メモの用意を忘れずに!!
(当日、この予約番号が必要になります。)
 
 

2.必要書類・必要品を準備します。

a.納税証明書
b.車検証
c.自賠責保険証(当日 陸運支局内の賛助会で入れます)
d.定期点検記録簿(車検を受ける前に定期点検を実施しましょう!)
          (陸運支局内の賛助会やディーラーで売っています)
e.印鑑
f.ボールペン、えんぴつ(マークシートがありますので両方必要ですよ!)
 

3.いざ陸運局へ

4.Cの建物 賛助会

早めに行って、賛助会で下記書類を買って記入します。

a.継続審査申請書
b.自動車検査票
c.自動車重量税申請書

自動二輪、普通車など車検を受ける車両の継続検査用紙と言えば
セットで売ってくれます。

ついでに、重量税の印紙も買って置きましょう。
自賠責保険もここで入れます。
 


 
 

5.Dの建物 振興会

自動車納税証明書のチェックをしてもらって判子を押して貰います。
(これだけのために、一番奥のDの建物まで行くのが面倒ですが・・・)

6.Aの建物 庁舎

賛助会で買った用紙を持って、Aの建物 庁舎へ行き 
書類の記入と申請をします。

記入方法は、庁舎内にありますので記入例に従って書き込めばOK
賛助会で代書もやってくれるようですが、せっかくユーザー車検を
受けるのですから自分で書きましょう。

記入が終わったら、継続審査受付のカウンターへ行って書類を提出します。


 

7.7号館 車検の受付

定期点検記録簿などのチェックをして、判子を押してくれます。
予約番号はここで聞かれます。
書類のチェックが終わったら、ラインに並ぶ様に言われます。
ユーザー車検であることを伝えると親切に対応してくれますよ!

8.車検ライン

自動二輪と普通乗用車で、若干違いますので分けて説明します。


 

a.自動二輪の場合

1.2番コースに前に並びます
2.ナンバー、車体番号、原動機形式、ウインカー、ブレーキランプ、
  ホーン、車体寸法のチェックを受けます。

  ボルト、ナットの緩みも、ここでチェックされます。

改造していても、保安基準に適合していれば問題ありませんし、
記載されている車体寸法は

長さ±3cm、幅±2cm、高さ±4cmの範囲内であればOKです。
新たに改造申請をしなくても、殆どの場合OKだという事です。
高さはブレーキマスターシリンダーリザーブタンク高さで測られるので、
私のゼファーの様に
倒立Fフォークでも関係ありません。

3.検査ライン

エンジンは止めたままギヤはニュートラルにして検査ラインに進み、
ローラーの上に前輪を乗せてスピードメーターのチェックをします。
ローラーが回転し始めて40Km/hになった所で、ローラー横のペダルを踏みます。

そのまま、前輪のブレーキテストをします。
ローラーが回転してから前面の表示に従ってブレーキを掛けます。

次に、少し前に移動して、ローラーの上に後輪を乗せて前輪同様に後輪の
ブレーキテストをします。

前に移動して、光軸のテストです。
ここで、エンジンを掛けてHiビームにするように指示を受けます。
光軸のチェックが駄目な場合、検査官から上か下か聞いておきましょう!
再度調整して、不具合のある項目のみテストを受けます。

全て合格の場合、判定室にて合格の判子が押して貰えます。

車検の時間は5〜10分! こんなに短時間で終わっちゃうんですよ
合格の判子を押して貰えたら、先ほどのAの建物の庁舎に行って検査票を
提出して新しい車検証と
ステッカーを受け取れば、終わりです!! 


 
 

b.普通乗用車の場合
1.3〜8コースが小型車のコースですが、大体5〜7コースを使用しているようです。
  周りの状況を見ながら、空いているラインに並びましょう!
2.窓を半開きにして検査官が来るのを待ちます。
  (窓を半開きにするのは、運転席助手席のスモークフィルムの確認のためです)
  自分の番になったら、検査官の指示に従って書類を渡し、ウインカー、ブレーキ、
  車体番号、ホイールナットの緩み、
車体番号とナンバーのチェックを受けます。
  (途中でボンネットを開ける様に指示されます)

  ユーザー車検であると言う事もここで伝えて置けばトラブルがあった場合や
  不明な場合に対応してくれます。

3.検査ライン

サイドスリップ、スピードメーター、前後ブレーキ、サイドブレーキ、排気ガス、光軸、
下回りのチェックを順番に行いますが、

前面パネルの指示に従いながら進めばOKです。
FF車、4WD車の場合は、ラインに入る前に、選択ボタンを押すのを忘れずに!

判定室で合格の判子を貰います。
検査項目のいずれかがNGの場合、自分で調整するか陸運局前に予備車検屋が
ありますので調整して貰って
再度、ラインに並び検査を受けます。
検査官に、2回目と言うことを伝えて不合格項目の検査のみ行うようにしましょう!

周りに業者などプロも居ますので、解らない時は勝手な判断をしないで助けて貰いましょう。

検査を受けている時間は10〜15分程度です。

合格の判子が貰えたら、Aの建物 庁舎に行って検査票を提出して新しい車検証と
ステッカーを受け取れば、
終わりです!! 


 

9.費用など

普通自動二輪

定期点検記録簿・・・¥30−
申請書類代・・・¥40−
自賠責保険代(24ヶ月)・・・¥18,440−
重量税・・・¥5,000-
検査手数料・・・¥1,400−

合計 ¥24,910−


普通自動車

定期点検記録簿・・・¥30−
申請書類代・・・¥40−
自賠責保険代(24ヶ月)・・・¥27,630−
重量税・・・¥50,400-
検査手数料・・・¥1,500−

合計 ¥79,600−


※車検は、運行上最低限必要な項目をチェックする検査ですから皆さんも
怖がる事無くチャレンジしてください!!

 
2004年8月より各手続き場所が変更になり、今まで色々な場所を
回らないとならなかったものが簡素化されています

品川陸運局で下記の資料を頂きましたので参考になさってください
 






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