ZEPHYR 600 計画 輸出用Zephyr550クランク使用
パワーに慣れるのって早いですね(^^;;)
ボアアップをした時に、感じた ”おおっ”と言う感動のあったパワーにも序々に慣れて、もっと
パワーが欲しいと思うようになりました
いやぁ、完全にパワージャンキー?!
リッターバイクを買えば、手軽にOVER100psが手に入るんですけど・・・
やっぱり空冷4気筒の非力なゼファーでなんとかパワーを上げたいというアマノジャク
今回は、輸出用Zephyr550のクランクを使って600ccへのスケールアップ計画です
ストライカーシステムYOKOHAMAにエンジンバラシと組付けを行って貰って、手間の掛かる
作業を自分で行う体制で実行!
まずは、これをやらなきゃ始まらない! エンジンバラシから(^^;;)
拡大写真です
軽く擦るとパリパリ剥がれる程度なんですけど、見た目に気分良くないですね
ノーマルのクランク、コンロッドも今回のストロークアップでオサラバです
メタルの当りは、問題無いレベルでした
ちなみに、ゼファー400のボアXストロークは 55 X 42
今回の600cc仕様は60 X 52.4 です
燃焼室もやはりカーボンが溜まっています
まぁ仕方ない
カーボンを落としてキレイにしなくちゃ(>_<)
中身がほとんど無くなったロア側のクランクケース
クランクとギヤが無くなると本当に軽いですね
ちなみにこのクランクケースを含め、アルミの鋳物部分はリョービで作っているみたいで
リョービの矢印?マークがありました
新しいZephyr550のクランクが届くまで、一時保管(^^;;;)
一番下に見える黒いマットがヨシムラのキャブレターヒートガードなんですけど、
キャブへの熱を遮断してくれるのは良いんですが、空冷エンジンなので、このマットで
エンジンへの風が遮られてしまうんです
自作で某社のキャブだけを包むような形状のものを自作するかなと!
自作キャブレターヒートガードの記事はこちら!
今回は、ポート研磨も行います
インテークは、インシュレーターの段付修正ぐらいにとどめておきます
ピカピカに研磨し過ぎると、ガソリンの気化が悪くなるので適度に研磨します
画像が荒くてあまり良く見えないですが、4つのポート全て同じように加工しました
排気ポートもガスケットに合わせて研磨します
こちらも段付修正をメインにして、ポート形状はあまり変更しません
シリンダーはキレイで、異常なキズはありませんでした
ずっと使っているヨシムラST−1カムの健在です(笑)
組み付け開始です
どうせまたカーボンが付着すると思って、ピストンのカーボン落としは手抜きしてるのが
バレますね(爆)
さすがに600ccでは、ノーマルクラッチに滑りの不安があるので、バーネットの
強化クラッチを入れることにしました
クラッチケースもZephyr550クランクを使用するときには交換しないとダメだと言うことが
判明しました
点火システムは473cc仕様からDAINA2000のフルシステムです
カバーを外さないと見えない部分なので、写真に撮ってと!
きれいなブルーのバーニア付きプレートです
クランクケースの反対側はそんな感じです
この写真は意味ないような(爆)
さて、ヨシムラピストン+Zephyr550クランクでの600ccのパワーは?!
凄いです!
体験した事の無いパワーです(笑)
1速で不用意にアクセルを開けると、フロントが浮いちゃいます
それも倒立フォークの採用で、前傾のディメンションにも関わらず!
あっ!リアホイールはZX-4からZXR400の17インチにして、タイヤをバトラックス
BT-014に変更しました
いや〜!笑いが止まりません
もしかすると最速ゼファー?!と思うぐらい
しかし!しかし!!
世の中、そんなに甘くはありませんでした
1000kmも走行せずにとんでも無いトラブルが・・・次回に続く(爆)