数々の新機能が付け加えられています。
などなど。ぜひお試しください。
リリース時期によってSwikiの対応バージョンがちょっと古い場合もありますが、上位互換なのであまり気にせずに最新で試してみてください。
現在はコードネーム"Harvest Moon"、version1.3です。どんどん新しくなっているのでこれも最新をとってくるのがいいでしょう。
http://minnow.cc.gatech.edu/swiki
からダウンロード!!
Squeak3.5以降であれば最近はSqueakMapからのダウンロードも可能です。Package Loaderを開き、'Comanche'をインストールしてから、'Swiki'をインストールします。この場合は自動インストールなので手順4に飛んでください(ランチャも勝手に立ち上がります)。
ちなみにminnowのサーバもComSwikiです。
バイナリとソースのダウンロードができますが、ハッキングを生業とするあなたにとってお勧めはソースです。よって以下はソースを取ってきたとして説明します。
swiki
Com**Swiki**.cs (ソース)
+default
+forward
+imged
+refs
+docs
といった形で展開されます。
ComSwikiLauncher openAsMorph
(MVCプロジェクトの場合はopenMVCView)と"do it"します。ランチャが立ち上がるので、startを押してください。
ポート番号は御自身の環境にあわせて適当に修正します。
これで立ちあがります。以前に比べるとなんと楽なことか。
http://localhost:8080/
となります。(localhost部は環境に合わせて適当に変えてください)。ブラウザはこんな感じの画面になったかと思います。
リストされているWikiの中から好きなものを選び、存分にWebブラウザ上からすべてのコンテンツの編集、追加、検索を行ってください。(ページ上部のeditメニューを選びます。)
これらをそのまま使用してもかまわないのですが、やはり自分用のWikiを作成し、そこのページが書きかわるようにしたほうが、今後の拡張性、メンテナンス性も確保できます。
ComSwikiでの新規Wikiの作成は非常に簡単で、ブラウザ上から管理ツールを立ち上げることでインタラクティブに行っていくことができます。
ブラウザからおもむろに http://localhost:8080/admin/help#getStarted
と指定します。なんともポップな画面が立ち上がってきます。(初期のユーザ名、パスワードは、それぞれadmin、passwordです)。
左側が現在利用できるWikiのリストです。上部が各種設定を行うためのメニューになっています。
"Create"を選びましょう。Wiki名を聞かれるので適当な名前を付けてください(英数字)。下部の"creatre new Swiki"ボタンを押せば、もうできあがりです。
http://localhost:8080/ を再読み込みしてください。あなたの作成したWikiがリストされているはずです。Wiki名をクリックすると白紙の画面になります。さあ、あとはご自由にどうぞ。
デフォルトの状態では、特に制限なく任意のページの変更ができてしまいます。これではちと不安という方は、やはり管理ツールを呼び出しユーザ名、パスワードを設定することができます。
管理ツールから設定したいWikiを選択して"Security"を選びます。最初はadminさんのセキュリティが設定されているのみなのでこんな感じです。
セキュリティ設定画面では、デフォルトのPriviledge(権限)と、読み込み、書き込みの権限を個別に指定できるようになっています。
簡単に済ませたいのであれば、デフォルトを"Read Only"にしておいて、"Allow All"部分にユーザ名、パスワードを指定するのがいいかと思います。ユーザ名、パスワードはusername:passwordという形でコロンで区切って書きます。
"update security"ボタンを押せば完了です。
再び自分用のWikiに行き、editを試みてみましょう。ユーザ名、パスワードを聞かれるはずです。
"help"の"Editting Rule"を参照しましょう。いつか訳します。
と、思いきや、Swiki MLの管理人、Ichijoさんが訳してくれました。通常はこちらをご覧ください。
以下はかいつまんで主要なものを挙げておきます。
Beta8からはshutdownで終了しておけば自動的に立ち上がるようになっています。よってこのTipも用済み。めでたしめでたし。
昔のやり方を実装したComSwikiStartUpの実装を置いておきました。興味のあるかたはご覧ください。ファイルインすれば自動的にスタートアップ/シャットダウンリストに追加されます。あとはイメージをいったんセーブして終了するだけですぐに使えるようになります。
Headlessとは、画面をださない状態でSmaltalkを立ち上げることを指します。Squeakを開発環境でなく、単なる実行環境、Wikiサーバとして使う場合にはこのほうが便利でしょう。
Squeak.exe -headless squeak.image
また、Windows-XPの場合は、いったん下記のような形で実行することによって、サービスとして登録することが可能です。
Squeak.exe -service: "Swiki" squeak.image
最近はタスクスケジューラを使う手もあります。-headlessで起動するバッチファイルを作り、コントロールパネルから"タスク"を選び"スケジュールされたタスクの追加"でそのバッチを指定します。システム起動時にして、かつデフォルトの72時間終了をオフにすることを忘れずに。挙動が不安定なときはたまに自動的に落としてあげる設定にすると良いでしょう。