'super'を記述したメソッドの受け取りて自身。self。superによって参照されるオブジェクトは、selfと同じである。ただし、投げられたメッセージに対する、メソッドの検索の順番が自分のスーパークラスからになる点で、selfとは区別される。
例:
A は Bのスーパークラスとする。Bのインスタンスメソッドにおいて
self doSomethingと書いた場合、BのインスタンスはBクラスで定義されたdoSomethingのメソッドを検索し、実行する。Bクラスで定義されていなければ、Aクラスの定義を探す。
super doSomehingと書いた場合、BのインスタンスはAクラスで定義されているdoSomethingのメソッドを検索し、実行する。Bクラスの定義は無視される。ただしメッセージの受け取り手はあくまでBのインスタンスであることに注意。Aのインスタンスが super doSomothingで生成されるわけではない。動作しているのはあくまでBのインスタンス。