一目に一目惚れ 特別版

一目均衡表を学んだら、どのくらい儲けられるようになるか?

私がこのサイトを公開したきっかけは、自分が一目均衡表を勉強するために探したWebサイトをリンク集として公開する事で、これから一目均衡表を勉強する人に使ってもらおうと思い、お気に入りをホームページにして公開しました。

そして、リンク先には一目均衡表の作り方や、理論、考え方等の解説されています。

しかし、一目均衡表と言う名前しか知らない人はもちろん、これから一目均衡表を勉強しようと思っている人を含め、
「一目均衡表を勉強したら、どのくらい儲けられるようになるか?」という疑問があるでしょう。

一目均衡表に限った事ではありませんが、何かを学ぶ以上、それなりの効果を期待していると思います。
特に一目均衡表の原書を10万円以上出して買うか悩んでいる人には重要ですよね。
つまり、「一目均衡表勉強前、一目均衡表勉強後」の様な比較情報が欲しいと思いませんか?

しかし、私が探した中では、適当なものは見つかりませんでした。

それでは、自分で作ってしまえ、というわけで今回は、一目均衡表を学ぶと、どのくらい儲けられるようになるかです。

しかし、儲けといっても、そのときの市場の動き等で、単純に資産増減では測れません。
そこで、私が選んだのは、仮想株式投資ゲーム「TRADING DERBY(トレダビ)」です。
実際の株式市場の値動きを元に、仮想資金で取り引きを行うゲームです。
トレダビでは資産の増減だけでなく、参加人数に対する自分の順位も分かるので
その時の市場の増減に対する資金の増減だけでなく、順位による上下変動も見る事ができます。

実は、私が一目均衡表の原書を入手して、勉強を開始してから約2年になります。

その前から、「TRADING DERBY(トレダビ)」には参加しています。

とても恥ずかしいですが、私が過去にどのような成績だったか、公開しましょう。

◆これまでのランキング
最終資産 ランキング
第1回(1999年06月14日-1999年09月30日) ---円 ランキング対象外
第2回(1999年10月25日-2000年01月31日) ---円 ランキング対象外
第3回(2000年02月08日-2000年05月19日) ---円 ランキング対象外
第4回(2000年05月22日-2000年08月31日) 100,584,067円 6,231位/47,397人中
第5回(2000年09月01日-2000年12月29日) 80,680,047円 70,458位/75,240人中
第6回(2001年01月04日-2001年03月31日) 97,048,674円 91,688位/94,974人中
第7回(2001年04月01日-2001年06月30日) 105,465,857円 975位/117,486人中
第8回(2001年07月01日-2001年09月28日) 78,296,180円 130,931位/134,375人中
第9回(2001年10月01日-2001年12月28日) 96,096,916円 20,057位/28,010人中
第10回(2002年01月04日-2002年03月29日) 95,439,227円 24,653位/27,193人中
第11回(2002年04月01日-2002年06月28日) 100,019,269円 5,932位/33,440人中
第12回(2002年07月01日-2002年09月27日) 6,075,734円 25,912位/26,160人中
第13回(2002年09月30日-2002年12月30日) 7,907,977円 20,047位/21,387人中
第14回(2003年01月06日-2003年03月28日) 9,931,300円 9,531位/17,855人中
第15回(2003年03月31日-2003年06月27日) 14,629,910円 330位/17,695人中
第16回(2003年06月30日-2003年09月26日) 13,507,807円 683位/12,634人中
第17回(2003年09月29日-2003年12月30日) 9,758,560円 7,901位/12,643人中
第18回(2004年01月05日-2004年03月26日) 14,260,133円 310位/13,513人中
第19回(2004年03月29日-2004年07月02日) 17,525,575円 342位/14,547人中
※第9回開催分よりランキング集計方法が変更になり、開催期間中に1回以上約定したことのあるユーザのみを対象にしております。

上記の結果が、第4回に参加してから、これまでのランキングです。

第11回までは、資金が一億円で、第12回から一千万円になっています。

また、ランキング表にも書かれているように、第8回までは、ランキングの総人数は参加者ではなく、登録者数で算出されています。

第19回が終了した現在、300位入賞した事はありません。

この数字だけでは分かりにくいので、この下にグラフ化したものがありますので、そちらを御覧下さい。

赤い線が入っているのが、私が一目均衡表の原書を入手して、勉強を開始した時期です。

青い線が資産の増減です。開始時の資産を100%として期間終了時の資産をグラフ化してあります。

紫の線は、ランキングです。参加人数に対しての順位割合で、100%のところがトップ、0%のところが最下位です。
第8回までは、登録者で算出しているため、グラフに反映させていません。

このグラフを見ると、資産がほぼ100%で、儲けも損失もほとんどなしの時(第11回)順位では上位から18%になっており、8割の人は儲かっていないと言う事がわかります。

個人投資家で儲かっているのは1割程度と言われていますが、この値からも、儲けを出すには上位10%に入る必要がある事がわかります。

さて、第12回の実施中に一目均衡表の原書を入手して、勉強を開始したわけですが、その頃の成績は一段と悪いですね。

これは、一目均衡表を理解していない段階で、手法のみ取り入れた為と思われます。
「一目均衡表の研究」で一目均衡表を知っていたつもりでしたが、道具に振り回されたとでも言いますか、計算値に依存し、変化日に期待し、予想と予測を切り分けられない状態でした。

その後、徐々に上向いてきています。この頃、日経平均の動き等が、多少読めるようになってきていましたが、個別株では思った様にいかず、特に、利食いタイミング等が分からなかったり、日経平均に連動したりしなかったりという銘柄固有の特徴に振り回されました。

半年後、いきなり個別株が見える様になり、狙ったところが狙った様に動いてくれています。
この頃は超短期で利食いできるパターンが多く、タイミングも手に取る様にわかる状態でした。

さらに半年経過すると、今度は読めないのと同時に、期待するという状態になっています。

「期待する」とは、次の変化日まで待っていれば動くだろうとか、次の目標値までは上がってくれるだろうといった考えで、もみ合い状態の株を時間切れで損切りできなかったり、そのまま下がってから損切りしたりしています。

そして、2年が経過した現在、300位入賞はできていませんが上位5%に入れるぐらいになり、
入賞が狙える程度まで向上しています。

また、資産の増減も、一目均衡表勉強前はプラス10%になった事はありませんでしたが、
勉強後はプラス30%以上が4回あり、プラス70%を超える事もありました。
一目均衡表の入手後2年(8回)平均でもプラス17%であり、勉強初期のマイナスを含めているにも関わらず
勉強前の最高増加率を軽く上回っています。

つまり、トレダビでは2年で上位5%に入れるレベルになりました。
仮想取引きではありますが、資産増減なし時のランキング上位20%等からすると、
個人投資家における資産の増減、利益の出る人数の比率と大きく違っていないと思います。
つまり、個人投資家で儲けている1割に入れるレベルに到達しているのではないかと感じています。

これらの結果から、「一目均衡表の原書を入手して2年間勉強すれば、個人投資家として儲けられる1割の中に入れる」という事が期待できると言えるでしょう。

一目均衡表完結編の中に、「一目均衡表を2、3年勉強して達人になれないのは勉強不足」と書かれています。
私は仕事の合間に勉強しているので、勉強不足である事は明白ですが、それでもこれだけの効果が出ている事から、
真剣に学べば2、3年で達人になる事は可能なのかもしれません。

まだまだ、達人までの道程は遠いですが、着実に一歩一歩進んでいけば一目均衡表を極め、
達人になれると信じています。

「個人投資家で儲けられる1割」に入りたいと思う人は、ぜひ一目均衡表の原書を手に取ってみるべきと思います。

一目均衡表に惚れた!? 私と一緒に一目均衡表を極めましょう。惚れたをクリックして下さい

惚れなかった? 申し訳ありません、次回頑張ります。惚れなかったをクリックして下さい

一目おやじ(ひとめおやじ)