一目均衡表で日経平均を・・・ 2003年2月1日

前回は変化日を設定せず、買いサインが出たらたわごとを更新しようかと考えていた。
しかし、買いサインが出る前に基準線の下降、となってしまい、既に前回のたわごとから
一ヶ月以上経過してしまった。

それと、この時期たわごとを更新しなかったのは、証券コード1330
(上場インデックスファンド225)を持っていた事もあり、日経平均でたわごとを更新するのを
控えていた事もある。

今回は相場予想ではなく、一目おやじが1330をどうしたかを報告しよう。

1330買い

1330を買ったのは、いつだったのか?なぜ買ったのかであるが、買った日は前回たわごとを
更新した12月25日なのである。

ホームページの更新はほとんど週末なので、たわごと更新前に買う事を決めていたのだ。
一目均衡表で準備構成26日が11/19日からではなく、11/14日からであると気がついたのは
12/20日の上昇を見てからである。
その時点で私は準備構成完了、安値からの上げを見て買いであると判断した。

しかし、ここで注意点がある。
前回のたわごとで書いてあるように、転換線、基準線による買いサインは出ていないのだ。
つまり一目均衡表でいう買い時代に入る前に買ってみたわけだ。

尚、この時点で私は前回の上げ日数13日、下げ日数13日から今回の上げは13日はあると
予想していた。

年明け(第1波動から第2波動)

新年になり、2日目(上昇9日目)基準線に触れて押し戻される。
ここが、私が考えていたのと違いが出て来た。
そう、13日と予想していた上昇が、一節で終わってしまったのだ。
しかも基準線による抵抗、これは一目均衡表で見れば、利食いしておくべきタイミングだったのだ。
しかし、ほとんど利が無いので、次の波動を待つ事にした。

この頃から、損切り、撤退を考えはじめた、とりあえず上げても下げても期間は一期で
終了することにした。

第3波動

第3波動の上昇は小幅だった。
そして、とうとう基準線が下降を始め、下げ相場の感じが出てくる。
これが、第2の撤退ポイントだったのだが、陽線連続に期待し保持していた。

第3波動、遅行線の接触

1/23日、実線が遅行線に接触した。
翌日の動きはこの先の株価の行方を左右すると判断、これを抜ければ翌週は本格的上昇、
抜けられなければ下落と考えていた。(一部掲示板にも翌日の動きは重要である事を書き込んだ)

しかも、この日は基準線を転換線が抜き、買いサインが出ていた。
しかし、下落してきた基準線を抜いたところで、買いサインとして価値の無いものとなっていた。

1月24日、遅行線抜けならず第3波動終了

この日、日経平均は小幅下げ、遅行線は実線を抜く事はできなかった。
実線と重なったままとなり、ほぼ撤退を決めたが、数日前からの上げ下げの繰り返しから1日だけ
様子を見て決めることにした。

1/25、撤退決定

やはり、遅行線を抜けなかったのは一目均衡表としてみれば致命的だったのだろう。
前日安値に届く事も無く下落してしまい、撤退する事が決定、翌日の売り注文を出す。
とりあえず、指値は買った時の値段である。

この1日を待ったのはとても大きかった、場合によっては買った時の値段をつける事無く下がると
逃げ切れない可能性も出て来てしまったのだ

1/26、撤退完了

とりあえず、指値は通った、買い値で撤退する事になった。

正確な金額は、買い8540円、売り8550円である。

今回は、一目均衡表の買いサインが出る前に買ってみたが、やはり上昇が決まる前と言う事もあり、
すぐに逃げるのが正解のようだ。
基準線に触れた日、遅行線に触れた日はほぼ高値であり、一目均衡表の正確さが解ってもらえると
思う。

但し、一目均衡表通りに売り買いするかは、あなた次第、私のように、1日待つ事で
危険な状態になる事もあるだろうし、だましを避けられるかもしれない。

尚、私が良く行く掲示板で、1/24日に売り抜けた人がいる、その人はテムジンさんと言う人で、
「ウォルフ波動」による売りサインだと言う、今度本を買って勉強してみようと思っているのだが
一目均衡表の原書と値段が同程度なので、妻に言い出せないでいる。

その本は「魔術師リンダ ラリーの短期売買入門」である。
出版社はパンローリング株式会社で定価2万8千円もする

この本の値段を見た時に思ったのは、高いな〜、もっと安い本は無いかな?である。
安い本を探しながら思ったのは「安物買いの銭失い」ということわざ、今迄の私がそうである。
一目均衡表の原書を買う前は、千円から3千円ぐらいの本しか買わなかった。
そして投資してマイナスになった金額は・・・考えたくも無い。

品物なら、安物買いでも安物なりに使えば良いが、投資の勉強に安物買いをするとどうなるか?
これから投資を勉強しようと思っている人は、買った翌日から連続陰線、損切り塩漬けの
オンパレードにはなって欲しく無いと思う。

これからの日経平均

1330から撤退したが、このところ、動きが読めなくなっている。
一目均衡表のでも綺麗な買いサインが出ないところを見ると、本格上昇は望めないのだろう。
とりあえず、対等数値的には1/31は変化日なので、これから上昇になる可能性が高い。
もし翌日から下げる様な事があれば、一段安を狙いに行くので2/3日からの動きには
要注意だと思っている。
もっとも、1/31日に前回、前々回の安値を下回っているので、要注意では無いのかもしれない。