まず How toに入る前に自然について覚えてね〜
今回は海のメカニズムについて書くで。
※高気圧・低気圧・台風などの影響の無い海という前提
みんなは海の水が動く事は知っとると思うんやけど
海には満ち引きちゅうのがあって、1日に2回ずつの干満があんねん。
特に遠浅の海やったらわかりやすいんやけど、波打ち際が移動しよって
砂浜が狭うなったり、広うなったりすんのは潮の干満のせいやねん。
砂浜が狭い時は一番満ちとる時で満潮と言いまっせー
満ちている所から引きに向かうのは引き潮(下げ潮)ちゅうねんでー
又なぁ砂浜が広い時は一番引いとる時で干潮と言いまっせー
引いている所から満ちに向かうのは満ち潮(上げ潮)て言いよんねん。
それと地形によって満潮時が波が良くなる所や干潮時に波が良くなる所など
いろいろなんで、とりあえず自分のホームゲレンデの特性を良く知ってやー
(わからん時は先輩スキマーにたずねてや)
それと満ち潮(上げ潮)時の方がええ波になる事が多くて
よりパワーのある厚めの波になりやすいねん。
引き潮(下げ潮)時でも波の引きによって巻き上がるショアブレイクとなる事も
あるねんで。
潮の干満は1日に2回あるんやけど、潮回りは約2週間ちゅうサイクルで
動きよんねん。気の長い話やなぁ。
これはなぁ 大潮→中潮→小潮(長潮)→若潮→中潮→大潮 という
感じでこの繰り返しをしてるわけ。
説明すると、
大潮ちゅうのは干満の差がいっちゃん大きい日
中潮ちゅうのは大潮と小潮のまん中ちゅう事
小潮(長潮)ちゅうのは干満の差がいっちゃん小さい日
若潮ちゅうのは小潮から大潮に向こうて潮が動き出す日で
潮が若返るちゅうんで若潮。相撲取りやないでー
これには月も関係しとって
満月と新月ん時はだいたい大潮。
半月ん時はだいたい小潮。
って感じで覚えてや。
ほんで、潮の動きのある大潮の日は波の期待大やで。
そうそうもう一つええこと教えたろ。
大潮の日の上げ潮の時が一番潮の動きがあんねん。
それでこのスペシャルタイムはいつかってーと、だいたいが朝と夕方。
特に朝は寒いし暗いから夕方のほうがええ。(本人は朝が弱い?から)
大潮の上げ潮満潮前の夕方がスーパースペシャルやー
でも朝は風が無くきれいな波が来る事が多いんで、
やっぱり朝もスーパースペシャルやー(たまには早起きしよーと)
まぁ、大潮の満潮前はええちゅうこと。
そやけどそれに対して、小潮の満潮はだいたい昼頃なんやけど
小潮の日でも低気圧などの影響でウネリの入ってきてる日は
あんまり潮が動かへん事が逆にええ波が長続きする事になるんで
ロングスペシャルーって感じかなぁ。
スキムボードで風は大敵やねんけど
これがまた毎日風は多少なり吹いてきよんねん。
いろんな状況・条件で風は吹き、風向きも違うねんけど
基本的な3つの風についての説明でっせー
まずオフショアちゅうのは陸から海に向けて吹く風の事(陸風)で
オンショアちゅうのは海から陸に向けて吹く風(海風)でおま。
サイドショアちゅうのもあって海の左右どちらかから浜に平行に吹く風(横風)やねん。
スキムやっとってオフショアは背中から風やねんから影響はまだ少ない
んやけど、オフショアは正面、サイドショアは横からとボードを落とす時に
風にあおられるなどの障害になりよんねん。
風の強い日のスキムは注意してや。