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各種家庭用ゲーム機のスペック

(NEOGEO がないのは突っ込まないで!)

Wii 任天堂
2006年12月2日発売 25,000円(税込) Wii(シロ)
2009年08月1日発売 25,000円(税込) Wii(クロ)
2009年10月1日発売 20,000円(税込) 値下げ

斬新なWiiリモコンをひっさげ登場した任天堂の新ハード。アーキテクチャはニンテンドーゲームキューブを継承しており、若干性能アップした程度。 そのため、ハード的にニンテンドーゲームキューブと互換性がある。ただし、ニンテンドーゲームキューブとして遊ぶ場合はゲームキューブのコントローラが別 途必要となる。

メディアはDVDとほぼ同じ12cmの光ディスクでドライブはスロットイン構造。DVD-Videoの再生機能はない。また、ニンテンドーゲームキューブ用8cm光ディスクもアダプタなしで読み込むことができる。

WiiリモコンはBluetoothによるワイヤレス接続で、スピーカーを内蔵している。乾電池式。ボタンが少ないため、別途ヌンチャクやクラシッ クコントローラをWiiリモコンに接続して使う。Wiiリモコンはポインタとしても使用するため、テレビの上か下にセンサーバーを設置する必要がある。

ネットワーク機能にも対応し、Wiiウェアやバーチャルコンソールのダウロードなども可能。バーチャルコンソールはファミリーコンピュータ、スー パーファミコン、NINTENDO64、PCエンジン、メガドライブ、 NEOGEO、マスターシステム、MSX、アーケードゲームのゲームが配信されていて、ソフトウェアエミュレーションによって遊べる。また、ゲーム中に中 断して後日続きから遊ぶ事もできる。インターネットブラウザも搭載し、Youtubeも視聴することができる。

SDカードスロットを標準装備し、ダウンロードしたゲームを保存したり、デジカメでSDカードに撮影した静止画や動画を再生する事もできる。

映像はSD(標準)解像度しか出せず(プログレッシブには対応)、音声もアナログしかなく、映像・音響面では先行するXbox360やPS3の後塵を拝していたが、コントローラの斬新さが受け、世界中で大ヒットした。

CPU:IBM PowerPCベース "Broadway"(クロック周波数未公表)
システムLSI:ATI "Hollywood"(GPU機能実装、混載DRAM容量:3MB eDRAM)
メインメモリ:1T-SRAM 容量未公表
内蔵フラッシュメモリ:容量:512MB
対応メディア:Wii用12cm光ディスク(1層(4.7GB)/2層(8.51GB)ディスク)、ニンテンドーゲームキューブ用8cm光ディスク(1.5GB)
通信機能:WiFi(IEEE 802.11b/g準拠)、Bluetooth2.0
対応動画ファイル(フォーマット):QuickTime(Motion JPEG)、AVI(Motion JPEG)(Wii写真チャンネル)
対応画像ファイル(フォーマット):JPEG(Wii写真チャンネル)
対応音楽ファイル(フォーマット):AAC(Wii写真チャンネル)
その他
SDメモリカードスロット×1
USB(2.0)端子×2
Wiiリモコン+ヌンチャク
ニンテンドーWi-Fiコネクション(ネットワークサービス)
Wii Connect24(ネットワークサービス)
ニンテンドーゲームキューブ互換機能


プレイステーション3 ソニー・コンピュータ・エンタテインメント
2006年11月11日発売 オープン価格  CECHA00(60GBモデル)
2006年11月11日発売 49,980円(税込) CECHB00(20GBモデル)
2007年11月11日発売 39,980円(税込) CECHH00(40GBモデル)
2008年10月30日発売 39,980円(税込) CECHL00(80GBモデル)
2009年09月03日発売 29,980円(税込) CECH-2000A(120GBモデル)
2010年02月18日発売 34,980円(税込) CECH-2000B(250GBモデル)

Cell B.E.という強力なCPUをひっさげて登場したPLAYSTATION3。当初はもっと早い時期に登場予定だったが、Blu-ray規格策定の遅れから 発売が遅くなっていた。 Cell B.E.はIBM・SCE・東芝が共同開発したCPUで、メインのPowerPCベースのプロセッサ(PPE)と8基(うち1つは無効化)の演算系プロ セッサ(SPE)で構成される。複雑な構成なためプログラムには苦労するようで、SPEが活用されない事もしばしばあるそうだ。グラフィックは当初はもう 1個Cell B.E.を載せる計画があったようだが、結局普通のグラフィックチップを載せる事になった。RSXはnVidiaとSCEが共同開発したグラフィックチッ プで、nVidiaのGeForce 7800 GTXがベースとなっている。発売当時としても少し劣ったGPUだったため、思った性能が出せないでいたが、現在では処理の一部をCellが肩代わりして カバーしている事が多い。

本体は初期モデルは大きく、重かった。電源は内蔵されていてACアダプタはないが、冷却ファンが巨大で、高負荷時にはかなりの騒音となった。それも 新モデル発売ごとに静かになり、120GBモデル以降はかなり静かになった。発売当初は本体に大文字でPLAYSTATION3と表記されていたが、 120GBモデル以降は新デザインのPS3ロゴとPlayStation3表記に変更された。ファームウェアの更新が頻繁に行われ、大幅な機能拡張が行わ れてきた。

コントローラーはBluetoothのよるワイヤレス接続。充電式で電池を交換する事はできない。充電は本体のUSB端子に接続する事で行える。デザイン はPS1からのDUALSHOCKを継承している。発売当初は振動機能がなく、6軸センサーのみ付いたSIXAXISのみだったが、後に振動機能も付いた DUALSHOCK3が発売され標準になった。

メ ディアにはBlu-ray Discが採用された。BD-Videoの再生にも対応し、発売時はPC以外では国内初のBD-Video再生機であった。BD-Videoは1.5倍速 以上のドライブが必要なため、PS3は2倍速のドライブが搭載されたが、転送速度はDVDの最高速時と比較すると遅かった。HDMIは世界初搭載となる ver1.3で、DeepColorやxvYCC等に対応している。当初20GBモデルはHDMIを搭載しない予定であったが、結局全機種搭載となった。 しかし、初期モデルはドルビーTureHDやDTS-HDのビットストリーム出力やHDMI CEC(ブラビアリンクなど)に対応していなかった。120GBモデル以降はビットストリーム出力とブラビアリンクに対応している。Blu-rayの音声 デコードは当初からドルビーデジタル、DTS、AAC、ドルビーTureHDに対応していたが、後のアップデートでドルビーデジタル・プラス、DTS- HD、DTS-ESにも対応した。

DVD-Videoの再生にも当然対応し、高性能なアップコンバートも可能になっている。そのほか、CPRMで保 護されたDVD-VR、AACSで保護されたBDAV、ビデオカメラで記録したAVCHDも再生可能。音楽CDやDSDディスクも再生でき、音楽CDは アップサンプリングにより高音質な再生も可能。また、20GB・60GBモデルはSuperAudioCDも再生が可能だった。

HDDを標準装備し、ゲームインストールの他、動画・音楽・画像ファイルなども入れることができる。HDDは容易に交換する事もできる。
動画はMPEG-1/2、MotionJPEG、H.264のほか、DivXやWMVの再生も可能。音楽はAAC、WMA、WAVのほか、著作権保護がかかったATRAC3も再生できる。

ネッ トワークも重視され、標準でギガビットイーサーネット、20GBモデル以外は無線LANを搭載している。これらを使用してPSPからPS3を操作できる 「リモートプレイ」も実装され、後のアップデートでインターネット経由で接続したり自動でPS3を起動させたりできるようになった。また、PSPのアド ホック通信をPS3を介してインターネット経由で行える「アドホックパーティー」も公開された。インターネットブラウザも搭載し、Youtubeも視聴することができる。アニメや映画などの映像配信も始まっている。

20GB・ 60GBモデルはプレイステーション2の機能が搭載されていたが、プレイステーション2のEE+GSチップとメモリをそのまま搭載したもの であった。最初はスケーリングの問題等がありプレイステーション2でプレイするより画質が劣化していたが、後にアップコンバートとスムージングを搭載し、 プレイステーション2より綺麗な画質でプレイできるようになった。40GBモデル以降ではこのチップがはずされ、プレイステーション2のソフトがプレイで きなくなった。初代プレイステーションのソフトはソフトウェアエミュレーションにより全モデルでプレイ可能。初代プレイステーションやPCエンジンの一部 ソフトはPlayStation Storeのゲームアーカイブスからも購入が可能。PSPに転送もできる。また、PSPからのリモートプレイも可能

20GB・60GBモデルは発売前に1万円値下げされたが、それでも60GBモデルは6万円程度する高価な製品だった。そして、ソフトがなかなか充実せず、苦戦した。2009年に3万円を切り、ようやく普及し始めてきた。

CPU:
Cell Broadband Engine(最大駆動周波数3.2GHz)
1基のPowerPCベース 64ビットコア (PPE)、1基のVMX ベクトルユニット(PPEに内包)、512KB 共有L2キャッシュ
7基のSPE、7基の128bit 128 SIMD GPRs、7基の256KB SRAM(各SPE用)
浮動小数点演算性能: 218GFLOPS
GPU:
RSX (Reality Synthesizer)
描画コア+512Mbit GDDR3 SDRAM4枚、GPUクロック周波数: 500MHz、ユニット数:24PS 8VS 8ROP
メモリインターフェイス : 128Bit、浮動小数点演算性能 : 1.8TFLOPS、フルハイビジョン(最大1080p) x 2 チャンネル
汎用プログラマブル並列浮動小数点シェーダーパイプライン
メモリ:主メモリ: 256MB XDR DRAM @3.2GHz、VRAM: 256MB GDDR3 (128bit) @650MHz
サウンド:
ゲーム時:Linear PCM(最大7.1ch)、Dolby Digital(最大5.1ch)、DTS Digital Surround(最大5.1ch)
Blu-ray Disc再生時::Linear PCM(最大7.1ch)、Dolby Digital(最大6.1ch)、Dolby TrueHD(最大7.1ch)、Dolby Digital Plus(最大7.1ch)、
DTS Digital Surround(最大6.1ch)、DTS-HD Master Audio(最大7.1ch)、DTS-HD High Resolution Audio(最大7.1ch)
記憶装置:2倍速BD-ROMドライブ/2.5インチSATA接続ハードディスクドライブ
対応メディア(フォーマット):BD-Video、BDAV、DVD-Video、DVD-VR(CPRM対応)、DVD+VR、AVCHD、CD-DA、DSDディスク、Super Audio CD(20・60GBモデルのみ)、CD-R、CD-RW、DVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RW、BD-R、BD-R LTH type、BD-RE
対応動画ファイル(フォーマット)MPEG-1,MPEG-2 (PS,TS),H.264/MPEG-4 AVC,MPEG-4 SP,DivX,WMV(VC-1)、MotionJPEG
対応画像ファイル(フォーマット)JPEG,GIF,PNG,TIFF,BMP
対応音楽ファイル(フォーマット)ATRAC(.oma .msa .aa3),AAC(.3gp .mp4),WMA(.wma),MP3(.mp3),WAV (.wav)
ソフト形態:BD-ROM
通信機能:
イーサネット接続端子(10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T)×1
Wi-Fi(ワイヤレスLAN) IEEE 802.11b/g(20GBモデルは非搭載)
Bluetooth 2.0 (EDR)
その他
PCカードスロット、SDメモリカードスロット、メモリースティックスロット各×1(60GBモデルのみ)
Bluetoothコントローラ(SIXAXIS / DUALSHOCK3)
DLNA対応(DTCP-IP対応)
HDMI(ver1.3)端子搭載
USB(2.0):前面×2(20・60GBモデルは前面×4)
Linuxインストール(20・60・40・80GBモデルのみ)
PSP連携
PlayStation Network(オンラインサービス)


Xbox360 マイクロソフト
2005年12月10日発売 39,795円(税込)Xbox 360 スタンダード
2006年11月02日発売 29,800円(税込)Xbox 360 コアシステム(HDD省略)
2007年11月01日発売 34,800円(税込)Xbox 360 スタンダード 値下げ
2007年11月01日発売 27,800円(税込)Xbox 360 コアシステム 値下げ
2007年10月11日発売 47,800円(税込)Xbox 360 エリート(HDMI端子搭載、120GB HDD)
2008年03月06日発売 27,800円(税込)Xbox 360 アーケード(HDD省略)
2008年09月11日発売 39,800円(税込)Xbox 360 エリート 値下げ
2008年09月11日発売 19,800円(税込)Xbox 360 アーケード 値下げ
2009年09月10日発売 29,800円(税込)Xbox 360 エリート 値下げ

他 社の新世代ハードに1年先駆けて発売されたXboxの後継機。初代XboxはPCと似た構成だったが、Xbox360は一般的なコンシューマ向けハードに 似た構成になった。CPUはIntelのPentiumIIIからIBMのPowerPCに変更され、パワフルな処理が行える。新世代ハードは奇しくも全 てPowerPCベースのCPUが採用される事になった。グラフィック能力も高く、本格的なハイデフ(高精細)ゲームコンソールの始まりとなった。

本体はやや大きめだが電源が内蔵されておらず、 ACアダプタが付属している。そのACアダプタも巨大でファンが搭載されている。騒音はかなりあるとされており、特に12倍速DVD-ROMが発する騒音は凄いらしい。

エリートやアーケード等、いろんなバリエーションで発売されたが、 Xbox360アーケードにHDDがないため、HDDを前提としたタイトルが作れない他、メディアがDVDなため容量的な制約が多い。当初HDMI端子が 搭載されていなかったが、Xbox360エリート等に搭載された。しかし、PlayStation3とは違い音声にHDオーディオを乗せることができず、 光デジタルと同様のフォーマットしか流せない。

コントローラーはやや大きめなもので、2.4GHz帯を使用したワイヤレスになっている。乾電池式だが、別売の専用充電池を購入すれば本体USB端子を使用して充電が可能で同時に4台までの接続ができる。

オプションでHD DVDドライブが発売されたが全く売れなかった。マイクロソフトのハードなのでWindowsとの親和性が良く、Windows Media Center Extenderとしてネットワーク経由でパソコンのHDD内の動画等が再生できる。

映像は1080pまでの出力に対応。内蔵チップによりスケーリングされる。DVD-Video再生時にもHDMI接続時に1080pで出力可能。 PlayStation3が発売になってからはPlayStation3とのマルチタイトルが多い。Xboxとの互換性はないが、ソフトウェアエミュレー ションで一部タイトルは対応している。オンラインは有料なものが多い。日本では次世代ハード最下位の売上にとどまっている。

私は所有してないので詳しいことはあまり知らない。

CPU:IBM PowerPCカスタムXenon 3.2GHz 3コア
GPU:ATIカスタムグラフィックプロセッサ (Xenos) 500MHz
メモリ:512MB GDDR3 RAM 700MHz DDR(CPU、GPU共用)/10MB 混載DRAM
システム全体の浮動小数点演算性能:1TFLOPS
オーディオ:Dolby Digital 5.1ch/Linear PCM 2.0ch
記憶装置:12倍速 DVD-ROM/2.5インチ ハードディスク/メモリユニット
対応メディア(フォーマット):DVDビデオ、DVD-ROM、DVD-R/RW、DVD+R/RW、音楽CD(CD-DA)、CD-ROM、CD-R、CD-RW、WMA CD、MP3 CD、JPEG Photo CD
対応音楽ファイル(フォーマット):MP3、WMA、AAC
対応画像ファイル(フォーマット):JPEG
対応動画ファイル(フォーマット):WMV(WMV7、8、9、9AP、VC-1対応)、AVI、DivX、MPEG4 Part2
ソフト形態:DVD-ROM
その他
Windows Media Center Extender 機能内蔵
ワイヤレスコントローラ
USB2.0ポート(前面×2、背面×1)
イーサネット接続端子((10BASE-T、100BASE-TX)
Xbox Live(オンラインサービス)


PSP(プレイステーション・ポータブル) ソニー・コンピュータ・エンタテインメント
2004年12月12日発売 \20,790
(税込)
PSP-1000 初期型発売
2006年9月20日発売 \19,800
(税込)
PSP-2000 薄型、軽量の新型
2008年10月16日発売 \19,800
(税込)
PSP-3000 液晶改善、マイク追加
2009年10月1日発売 \16,800
(税込)
PSP-3000 値下げ
2009年11月1日発売 \26,800 (税込) PSP go(PSP-N1000) 薄型・軽量化し、UMDを廃止した新型

プレイステーションシリーズ初の携帯機。PS1、PS2と同じくMIPS系のRISCプロセッサを搭載しており、クロック周波数は1〜333MHz の可変式となっている。しかし、バッテリー消費の問題等から当初333MHzは使用できず、最大222MHzとなっていた(ファームウェア3.50以降解 禁された)。グラフィック能力は携帯機としてはかなりの高性能で、初代PSソフトも難なく動かせる。メディアとしては新たにUMDを採用。最大1.8GB の容量を持つがアクセススピードは遅い。UMDはゲームだけではなく、映像用のUMD Video、UMD Audioも存在するのがソニーらしい。UMD Audioソフトはほとんど存在しないが、UMD  Videoは結構発売されている。UMD Videoは解像度は720x480もあり、DVDと比べても見劣りしないレベルの画質が出せる。 ディスプレイは16:9のワイド液晶で、解像度もそれなりにある。

メ モリスティックDuoのスロットを搭載し、ゲームやセーブデータの保存の他、各種メディアを再生する事も可能で、ネットワーク機能によりインターネット閲 覧やゲーム・ビデオ等のダウンロード、PS3の操作などもできる充実した機能が魅力だ。また、初代PSのソフトをダウンロードして遊ぶこともできる。本体 のアップデートに対応し、これまで多くの機能アップが行われてきている。

拡 張端子はUSBしかないが、USB端子にPS3やPCを接続してデータをコピーする事も可能。周辺機器のGPSやワンセグチューナ(PSP-2000以 降)も使用できる。ワンセグチューナを使用すれば録画も可能となる。PSP-2000以降はテレビに出力可能になったが、PSP-2000はプログレッシ ブ対応のテレビ必須。また、PSPのゲームをテレビ出力した場合、上下左右に黒帯がつく額縁状態になる。

2009 年に発売された「PSP go」はUMDドライブを廃止し、16GBの内蔵メモリを搭載したネットワーク専用機。スライドボディで小型軽量化して液晶サイズも小さくなったが価格は 高くなった。「PSP go」のみBluetoothを搭載し、音声出力の他、PS3のDUALSHOCK3でPSPを操作することができる。

CPU:PSP CPU(MIPS 32bit コア R4000×2 クロック周波数 1〜333MHz) 
メインメモリー:32MB(PSP-1000)/64MB(PSP-2000以降)
内蔵DRAM:4MB
ディスプレイ:4.3インチ、16:9ワイドスクリーン TFT液晶(ASV液晶)、
480×272ピクセル(1677万色)、最大200cd/m2(光調整つき) 
サウンド:ステレオスピーカーつき
外部入・出力:IEEE 802.11b(Wi-Fi)、High Speed USB(USB2.0準拠、mini-B)
メモリースティック PRO デュオ(MagicGate・高速転送対応)、IrDA、IR Remote(SIRCS、PSP-1000のみ)、アナログ ビデオアウト(PSP-2000以降のみ)
ディスク ドライブ:UMD ドライブ(再生専用)
対応プロファイル:PSP GAME、UMD Audio、UMD Video
対応コーデック(ビデオ):MP4 SimpleProfile、H.264/AVC MainProfile、MotionJPEG
対応コーデック(ミュージック):ATRAC3、ATRAC3Plus、MP3、MPEG-4 AAC、WAV、WMA
対応コーデック(フォト):JPEG、TIFF、BMP、GIF、PNG
バッテリー:内蔵リチウムイオンバッテリー、外部ACアダプター
メディア:ユニバーサル・メディア・ディスク(UMD) 容量1.8GB(2層)

PSP goのみ
本体内蔵メモリ:16GBオンボードフラッシュメモリー
外部入・出力:
Bluetooth 2.0 (EDR)


ニンテンドー DS 任天堂
2004年12月2日発売 \15,000(税込)
2006年3月2日発売 ニンテンドーDS Lite \16,800(税込)
2008年11月1日発売 ニンテンドーDSi \18,900(税込)
2009年11月21日発売 ニンテンドーDSi LL \20,000(税込)

性能は同時期に発売されたPSPに見劣りしたが、2画面とタッチパネルの新しさとライト層向けのソフトで受け入れられ、世界で最も普及したゲーム機となった。ニンテンドーDSとニンテンドーDS Liteはゲームボーイアドバンスとの互換性もある。
ソフトは小型ながら容量の大きい(現在の最大512MB)カートリッジを採用している。

ニンテンドーDS LiteはニンテンドーDSを小型化したマシンで性能は変わらず。
ニ ンテンドーDSi はニンテンドーDS Liteを高機能にしたマシン。ディスプレイが3.25インチに拡大し、カメラを搭載、SDカードスロットや内蔵メモリも搭載し、ニンテンドーDSiウェ アを保存する事ができる。本体のアップデートにも対応。ゲームボーイアドバンスのスロットは廃止された。ニンテンドーDSi LLはディスプレイを4.2インチに拡大したもの。

CPU:ARM9 CPU、ARM7 CPU
ディスプレイ:
・上下画面:3インチ(対角)半透過反射型TFTカラー液晶、バックライト付き、256×192ピクセル解像度、0.24mmドットピッチ、26万色表示
・下画面:抵抗膜方式透明アナログタッチパネル付き
操作部:十字ボタン、A/B/X/Yボタン、L/Rボタン、START/SELECTボタン、
タッチスクリーン(タッチペン、タッチストラップ付き)、内蔵マイク(ソフトにより音声認識可能)
入出力端子:DSカード差し込み口、ゲームボーイアドバンスカートリッジ差し込み口、ステレオヘッドホン/マイク接続端子
無線ワイヤレス通信機能:IEEE802.11対応および任天堂独自プロトコル
サウンド:ステレオスピーカー内蔵(ソフトによりバーチャルサラウンド可能)
バッテリー:リチウムイオン、ACアダプター
ソフト形態:ロム・カートリッジ


Xbox マイクロソフト
米国 2001年11月15日発売 $299.99
米国 2002年5月15日発売 $199.99 値下げ
米国 2003年5月発売 $179.99 値下げ
米国 2004年3月発売 $149.99 値下げ
日本 2002年2月22日発売 \34,800(税別)
日本 2002年5月15日発売 \24,800(税別) 値下げ
日本 2003年11月20日発売 \16,800(税別) 値下げ

Microsoftが満を持して発売したゲーム機。
基本はWindows2000+DirectXで、PCとさほど変わらない気もするが、グラフィック能力がかなり高い。
LANポートやハードディスク内蔵と、拡張性も高い。ただし、DVD-Video再生機能はオプション。
ネットワークを使用したXbox Liveは2003年初頭から開始された。
日本での売上は不調だった。
一応HDTV出力対応となっているが、480p以外は無理みたい。

CPU:ストリーミングSIMD拡張命令付きIntel PentiumIII 733MHz
グラフィック:NVIDIA社製GPU(X-Chip) 233MHz
メモリ:64MB
メモリ帯域幅:6.4GB/秒
ポリゴン/秒のパフォーマンス:116.5M/秒
同時テクスチャ:4
ピクセル・フィル・レート(2テクスチャ):3.7G/秒
テクスチャ圧縮率: 6:1
ハードディスクドライブ:8GB
DVDドライブ:5倍速
オーディオ・チャンネル:256
最大解像度:1920×1080
最大解像度2×32bppフレームバッファ+Z:1920×1080
ネットワーク:100/10Mbpsイーサネット端子
ソフト形態:DVD-ROM
その他
ハードウェアでの3Dオーディオ対応
MIDI+DLS対応
ハードウェアでのオーディオ・フィルタリングおよびEQ
HDTVゲーム対応


Q 松下電器産業
2001年12月14日発売 オープン(\39,800) SL-GC10(愛称:Q) DVD再生機能付き

DVD再生機能つきGAMECUBE互換機。

基本スペックはNINTENDO GAMECUBEと同等。予想通り売れなかった。
松下電器産業は3DOに続き2度目のゲーム機も失敗に終わった。


ニンテンドーゲームキューブ 任天堂
2001年9月14日発売 \25,000(税別)
2002年6月3日発売 \19,000(税別) 値下げ
2003年10月17日発売 \14,000(税別) 値下げ

ドルフィンと呼ばれていた次世代マシン。
任天堂が松下電器と組んで作った。メディアはDVDに近い8cmディスク。
筐体はCUBEというだけあって、ほぼ正方形となっている。
480p出力にも対応している。

MPU:"Gekko"(IBM製PowerPC 動作周波数485MHz) CPU性能:1125DMips(Dhrystone2.1)
システムLSI:"Flipper"
クロック周波数:162MHz
テクスチャReadバンド幅:10.4GB/秒(ピーク)
メイン・メモリ・バンド幅:2.6GB/秒(ピーク)
実力表示性能:600万〜1228万ポリゴン/秒 (ピーク)
浮動小数点演算:システム性能 0.5GFLOPS(ピーク) (MPU,Geometry Engine, HW Lighting総計)
メインメモリ:"Splash"24MB 持続レイテンシ性能 約10ns (1T-SRAM)
Aメモリ(補助メモリ):16MB (81MHz DRAM)
ディスクドライブ平均アクセスタイム:128ms
メディア:松下電器産業 光ディスク テクノロジー 直径8cmディスク 容量 約1.5GB


ゲームボーイアドバンス 任天堂
2001年3月21日発売 \9,800(税別)

ゲームボーイの後継機。ゲームボーイとの互換性はある。

CPU:32bit RISC-CPU+8bit CISC-CPU
画面サイズ:40.8mm(縦)×61.2mm(横)
解像度:240×160ドット
表示能力:32,000色同時発色
ソフト形態:ロム・カートリッジ


プレイステーション2 ソニー・コンピュータ・エンタテインメント
2000年3月4日発売 \39,800 SCPH-10000 初期型発売
2000年6月発売 \39,800 SCPH-15000 マイナーヴァージョンアップ
2000年12月8日発売 \39,800 SCPH-18000 リモコン付属、DVD機能本体内蔵、メモリカードは付属せず
2001年4月18日発売 オープン
(\37,800)
SCPH-30000 拡張ベイ搭載、PCカードスロット廃止、DVD機能本体内蔵、リモコンとメモリカードは付属せず
2001年6月8日発売 \39,800 SCPH-35000GT
(PlayStation2 GT3 Racing Pack)
グランツーリスモ3付属。本体はSCPH-30000と同一
2001年6月20日発売 \25,000 SCPH-10270K (周辺機器)「プレイステーション 2」用Linuxキット(β版)
2001年7月19日発売 \19,000 SCPH-10210 (周辺機器)ハードディスクドライブユニット(外付型 40GB)
2001年7月19日発売 \18,000 SCPH-10260 (周辺機器)ハードディスクドライブユニット(EXPANSION BAYタイプ 40GB)
2001年11月29日発売 \29,800 SCPH-30000 値下げ
2002年5月発売 \18,000   (周辺機器)PlaystationBB Unit
2002年5月16日発売 オープン価格 SCPH-30000 実質値下げ
2002年7月17日発売 \30,000 SCPH-37000L Ocean Blueカラーのスケルトン筐体。リモコン付属
2002年8月1日発売 \30,000 SCPH-37000B Zen Blackカラーのスケルトン筐体。リモコン付属
2002年11月21日発売 オープン価格 SCPH-39000 製造コスト削減で実質値下げ
2003年5月15日発売 \25,000 SCPH-50000 DVD±R/RW、プログレッシブ再生対応、静音化、IR受信部内蔵、i.Link廃止。
2003年6月12日発売 \35,000 SCPH-50000MB/NH
(PlayStation2 BBPack)
ミッドナイト・ブルー。PlaystationBB Unit付属。
2003年6月12日発売 \12,800 SCPH-10400 (周辺機器)PlaystationBB Unit(EXPANSION BAYタイプ 40GB)。店頭販売。
2003年6月12日発売 \3,980 SCPH-10350 (周辺機器)ネットワークアダプタ(EXPANSION BAYタイプ)
2003年11月13日発売 \19,800 SCPH-50000NB ミッドナイト・ブラックに色変更。値下げ
2003年11月13日発売 \29,800 SCPH-50000NB/NH
(PlayStation2 BBPack)
ミッドナイト・ブラックに色変更。PlaystationBB Unit付属。値下げ
2003年12月4日発売 \22,000 SCPH-55000GT
(PlayStation2 Racing Pack)
セラミックホワイト。グランツーリスモ4プロローグ版付属。
2004年11月3日発売 オープン価格 SCPH-70000CB 小型軽量化バージョン。ネットワーク端子内蔵。PlaystationBB Unit未対応
2005年5月26日発売 オープン価格 SCPH-75000SSS 一部ソフトが動作しない
2006年9月15日発売 \1,6000 SCPH-77000CB 値下げ
2007年7月1日発売 \1,6000 SCPH-79000CB 本体とACアダプタの軽量化
2007年11月22日発売 \1,6000 SCPH-90000CB/CW/SS 電源を内蔵

CPUは家庭用ゲーム機最高の128bit、グラフィック機能も超高性能、DVD-ROM搭載、 iリンク、USB、PCカードインタフェース搭載などの充実した拡張性と凄いマシン。 しかも、プレイステーションとの互換性があり、DVD-Video再生機能も搭載しているのでお買得感も高い。 これでドリームキャストを大きく引き離す事は確実かと思われたが、 発売されるゲームソフトに魅力的なものが少なく苦戦した。後に大差で勝利し、セガがハード開発から撤退する事になった。

CPU の「Emotion Engine」は初代プレイステーションと同じくMIPS系のRISCプロセッサだが、初代プレイステーションとの互換はCPUではなく、「I/Oプロ セッサー」によって確保されている。「Emotion Engine」とグラフィックチップ「Graphics Synthesizer」は発売当初別チップだったが、後に小型化し、1チップにまとめられている。

アメリカでは2000年10月に発売されたが、生産の遅れから出荷数は予定に届かなかった。 日本版との大きな違いはPCカードスロットがハードディスクを内蔵できるベイに なっていることと、DVD再生のファームウェアが本体内蔵になったこと。

日本もSCPH-18000からDVDプレーヤーが本体内蔵になり、 SCPH-30000ではアメリカ仕様と同じになった。エモーションエンジンもプロセスが小さくなったが、 ファンの音は大きくなってしまったそうだ。 SCPH-50000ではファンの音は大幅に小さくなり、DVDドライブもDVD±R/RWに対応し、プログレッシブ再生にも対応したが、i.Link端子は廃止された。

ハー ドディスクを搭載したネットワーク対応のPlayStation BB Unitが発売され、ネットワーク対応ゲームも発売されたが、数は多くなかった。PlayStation BB Navigatorによる情報配信等も行われたが、盛り上がらなかった。また、ハードディスクにソフトをインストールしてロードを短縮する事もできた。 PS2でLinuxが動かせる「Linux Kit」も発売されたが、ハード的にはPlaystationBB Unitとほぼ同じものだった。

SCPH-70000CBでは大幅な小型化(従来比1/4)、軽量化(従来比1/2)で、ネットワーク端子を内蔵したが、PlaystationBB Unitには未対応になってしまった。SCPH-75000で急に過去のPS2ソフトの互換性に問題が発生したが、後で発売されたSCPH-77000以降で順次修正が行われている。

一部のタイトルが480p出力に対応していて、画像をクッキリ表示する事ができる。「グランツーリスモ4」はPS2で唯一1080i出力を実現したタイトル。レース画面のみ1080i出力される。

CPU:Emotion Engine(MIPS IV系 128bit)
クロック周波数:294.912MHz
メインメモリ:32MB(Direct RDRAM)
グラフィックチップ:Graphics Synthesizer
クロック周波数:147.456MHz
最大描画性能:7500万ポリゴン/秒
混載キャッシュVRAM:4Mバイト
サウンド:SPU2
同時発音:48ch+ソフト音源
I/Oプロセッサ:PlayStation CPU+
クロック周波数:33.8688MHz/36.864MHz
ディスクドライブ:CD-ROM 24倍速/DVD-ROM 4倍速
ソフト形態:CD-ROM/DVD-ROM


WonderSwan(ワンダースワン) バンダイ
1999年3月4日発売 \4,800(税別) 本体発売

バンダイが放つ携帯ゲーム機。 ゲームボーイの二番煎じの様な気もする。

CPU:16bit(動作クロック 3.072MHz)
表示LCD:FSTN反射型LCD224×144ドット(ドットマトリックス部,モノクロ8階調表示可能)
画面サイズ:2.49インチ(ドットマトリックス部)
定義キャラ数:最大512個
スプライト表示数:1画面中128個、1水平ライン中32個
スクリーン:2枚(重ね合わせ可能)、スクリーンウインドウ・スプライトウインドウ有り
音源:デジタル音源4ch・ステレオ
カセット容量:ROM最大128Mbit、RAM最大128Mbit


Dreamcast(ドリームキャスト) セガ・エンタープライゼス
1998年7月11日発売 PDA(ビジュアルメモリ)先行発売
1998年11月27日発売 \29,800 本体発売
1999年6月24日発売  \19,900 本体値下げ
2001年3月1日発売  \9,900 本体値下げ

セガがサターンに変わる次世代機として発売されたニューマシン。サターンとの互換性はない。 128bitマシンと言われているが、実際のところCPU自体は32bitだったりする。 メディアは内側と外側では密度が異なるGD-ROMなるものが使われている。 OSがWindowsCEなのでソフト開発がやりやすいというが、実際にはWindowsCEはほとんど使用されなかったらしい。 インターネットも使え、メールも送れる。メールはビジュアルメモリに保存できる。 プレイステーション陣営にどれだけ食い込めるかが注目されたが、 国内ではあまり売り上げが振るわなかった。グラフィックの性能は高く、 プレイステーション2と比較しても全く見劣りしない性能だった。2001年にセガが撤退を発表、これに合わせて本体も破格の値段へ値下げされた。一部のタイトルが480pに対応。

CPU:SH4(日立製作所製128bitグラフィックスエンジン内蔵RISC CPU(動作周波数200MHz 360MIPS/1.4GFLOPS))
グラフィックスエンジン:PowerVR2(CG描画性能:300万ポリゴン/sec以上)
サウンドエンジン:ヤマハ製スーパー・インテリジェント・サウンド・プロセッサ32bit RISC CPU内蔵(64チャンネルADPCM)
メインメモリ:16MByte(64Mbit SD-RAM×2)
モデム:V34(33.6kbps),V42及びMNP5までフルサポート
OS:Microsoft WindowsCEカスタムバージョン(DirectXサポート)
CD-ROMドライブ:最高12倍速
最大同時発色:約1,677万色
データセーブ方法:PDA使用
その他機能:時計機能など
メディア:GD-ROM(CD-ROMの2倍以上の1GB以上のデータが入るフォーマット)
画像表示処理機能:バンプマッピング(凸凹の生成),フォグ(霧),アルファブレンディング(半透明効果), ミップ・マッピング(ポリゴンとの距離に合わせたテクスチャーの自動切り替え), トライリニアフィルタリング(バイリニアフィルタリングの並列処理結果を加重平均してテクスチャーとして使用), アンチ・エイリアシング(輪郭のジャギーを滑らかに処理する機能), 環境マッピング(周囲の環境が映ったテクスチャーをオブジェクトに張り込む機能), 反射光エフェクト(オブジェクトに光沢をほどこす機能)

PDA(ビジュアルメモリ):
CPU:超省電力型8bit
メモリ:128KByte
ディスプレイ:48dot(横)×32dot(縦)モノクロ
ディスプレイサイズ:37mm(横)×26m(高さ)
電源:ボタン型電池×2,オートオフ機能あり
サウンド:PWM音源1ch


ゲームボーイカラー 任天堂
1998年10月21日発売 \8,900(税別)

ついにゲームボーイもカラーになった。カラー専用ゲームの場合は32,000色中56色の綺麗な画面で楽しめる。 従来のソフトはハードが自動的に色を選んでくれる。逆にカラー専用ゲームは従来のゲームボーイでも使用可能。 あと、スーパーファミコンに接続するスーパーゲームボーイでカラー専用ゲームを使用しても、正確なカラー画面にはならない。

CPU:8ビット
画面サイズ:160×144ドット
表示機能:反射型TFTカラー液晶(カラー32,000色中56色(非対応ソフトは4〜10色(12パターン)))
サウンド:ヘッドホン端子付(ステレオ)
通信:通信ケーブル,赤外線による通信
使用電池(電池寿命):単3アルカリ乾電池(約20時間),専用バッテリー(約10時間),専用ACアダプタ
周辺機器:GBポケット専用周辺機器が使用可能


Nintendo64 任天堂
1996年6月23日 \25,000(税別)
1997年3月14日 \16,000(税別) 値下げ
1999年12月1日 会員制 64DD

次世代ゲームマシンで出遅れた任天堂の家庭用初の64ビットマシン。しかし、プレイステーションの牙城は崩せず。 コントローラーの3Dスティックは好評。 99年末に待望の書換サービスである64DDが発売されたが、会員制となっている。

CPU:64ビットRISC CPU(MIPS R4000シリーズカスタマイズ)動作周波数93.75MHz
メモリ:RAMBUS D-RAM:36Mビット,転送速度:最大4,500Mビット/秒
メディアコプロセッサRCP:SP(サウンドおよびグラフィック演算プロセッサ)およびDP(ピクセル描画プロセッサ)内蔵 動作周波数62.5MHz
画面解像度:256×224〜640×640ドット,フリッカーフリー,インターレースモードサポート
カラー:最大32ビットRGBAカラーバッファサポート,標準21ビットカラー出力
メディア:CD-ROM
画面表示処理機能:Z-バッファ,エッジアンチエイリアシング・本格的テクスチャマッピング (トライリニア・ミップマップ・インターポレーションテクステャ,環境マッピング,パースペクティブ補正など)


ピピンアットマーク バンダイ・デジタル・エンタテインメント
1996年3月22日発売 \64,800(税別)

Macintoshと同じソフトが動く(一部ソフトのみ)

MPU:PowerPC603/66MHz
RAM:標準実装6MB(うち1MBをVRAMに使用)
CD−ROMドライブ:4倍速内蔵
画像出力:VGA,NTSC,PAL
オーディオ機能:ステレオCDクォリティ
通信機能:GeoPortを採用
拡張スロット:PCI準拠端子×1(専用メモリーカード:2/4/8MB別売),シリアルポート×1
対応CDフォーマット:Pippin用CD-ROM,音楽用CD


バーチャルボーイ 任天堂
1995年7月21日発売 \15,000(税別)

32ビット立体画像ゲーム機。全然売れなかった。ソフトは全19タイトルしかなかった。

CPU:32ビットRISCチップ
表示能力:赤色LEDとミラーによるスキャン方式(左右2セット)
サウンド:左右スピーカーによるステレオ・サウンド
ソフト形態:ロム・カートリッジ


PC-FX NECホームエレクトロニクス
1994年12月9日発売 \49,800(税別)

一応、サターンとプレステと並ぶ次世代ハードであったが、ほとんど売れなかった。 対応ソフトもあまり多くなかったが、家庭用ゲーム機で唯一、X指定(18禁)のソフトを発売していた。(サターンは最初は許可していたが後に禁止となった)
PC98のスロットに指すPC-FXボードや、PC98でPC-FXの機能を利用したオリジナルゲームを作れるPC-FXGAが発売されたが、 価格も高く、全然普及せず。

CPU:32ビットRISCプロセッサV810(NEC製)(クロック周波数21.5MHz)
RAMメイン:2Mバイト,ビデオ:1.25Mバイト,CDバッファ:256Kバイト,バックアップメモリ:32Kバイト
ROM:1Mバイト
最大表示色数:1677万色
分解能:最大320×240ドット
画面合成数:最大9画面
エフェクト:回転・拡大・縮小 セロファン・フェード プライオリティ
動画圧縮:JPEG ランレングス
サウンド機能:ADPCM 2CH 波形メモリ方式最大6音
CD−ROM:倍速
対応CDフォーマット:PC-FX用CD-ROM,音楽CD・CD-G,フォトCD
拡張スロット:バックアップメモリ増設用,メインメモリ増設用,拡張機能用
メディア:CD-ROM


プレイステーション ソニー・コンピュータ・エンタテインメント
1994年12月3日発売 \39,800(税別)
1995年7月21日発売 \29,800円(税別) 新型「普及モデルSCPH-3000」(S端子接続はオプションで可)
1996年3月28日発売 \24,800(税別) ファイティングBOX(コントローラ2個、メモリカード付)
1996年6月発売 \19,800(税別) 「SCPH-5000」ファイティングBOXのコントローラ1個,メモリカードなし
1996年11月15日発売 \19,800(税別) 新型(専用AVマルチ端子)
1997年11月13日発売 \18,000(税別) 新型「SCPH-7000」(アナログコントローラ他、新機能付)
1999年1月23日発売 \15,000(税別) 新型「SCPH-7500」
1999年1月23日発売 \3,000(税別) PDA「ポケットステーション」(SCPH-4000)
1999年発売 \15,000(税別) 新型「SCPH-9000」(アナログコントローラ付)
2000年7月発売 \15,000(税別) 新型PSone(SCPH-00100)(小型プレステ)
2001年9月発売 \9,980(税別) PSone(SCPH-00100)値下げ
2001年10月12日発売 \14,800(税別) PSone専用液晶モニター
2002年5月14日発売 オープン価格 PSone(SCPH-00100)実質値下げ

ライバルの「セガサターン」と同時期に発売。発売当初は今ひとつの売上だったが、徐々に任天堂のシェアを崩し、市場シェア段トツ1位に躍り出た。デザイン的にもソニーデザインで美しい。3D描画、MotionJPEGによる高画質な動画再生も強い。 後期モデルでは処理スピードが向上している模様。
プレステのゲームが作れる「ネットやろうぜ」というのもあった。

CPU: メイン:32ビットRISC(MIPS R3000カスタム),命令キャッシュ:4kバイト,データキャッシュ:1kバイト,CPU動作周波数:33.8688MHz
RAM: MAIN:16Mビット,VRAM:8Mビット,AUDIO:4Mビット
グラフィックプロセッサ
スプライト描画性能:最大表示4000個(1/60秒)すべてのスプライトに対して回転/拡大/縮小変化が可能
フルカラー表示:最大1677万色
解像度:256×224〜640×480ドット
ジオメトリエンジン
頂点演算性能:450万頂点(150万ポリゴン/フラット)
エフェクト:テクステャーマッピング/グローシェーディング/フォグデプスキューイング
サウンドプロセッサ
同時発音数:24チャンネル
サンプリング周波数:最大44.1KHz
再生時量子化ビット数:16ビット デジタルエフェクト搭載
データ伸長エンジン
サポート規格:JPEG
動画再生機能:フル画面・フルカラー
動画再生時間:CD-ROM1枚あたり約35分
データセーブ方式:メモリカード使用
メディア:CD-ROM

ポケットステーション:
CPU:32ビットRISC(ARM7T)
メモリ:SRAM 2キロバイト,フラッシュRAM 128キロバイト
画面サイズ:32×32ドット(モノクロ)
通信:赤外線による通信(双方向・IrDA準拠)
電源:ボタン電池×1


スーパー32X セガ・エンタープライゼス
1994年12月3日発売 \16,800(税別)

メガドライブに接続して遊ぶ32ビット機。大して対応ゲームが出ないうちに消えた。
というか、なんでサターン発売直後にこんなハード出したのか不明。

CPU:メイン:SH2(32bit RISC)×2
メモリ:ワークRAM:2Mビット,ビデオRAM:2Mビット/IPLROM 8Kビット
グラフィック:同時発色数:最大32,786色,パレット発色256色
サウンド:PWM音源2ch
接続可能ハード:メガドライブ,メガドライブ2,ワンダーメガ2,テラドライブ
接続不可能ハード:ワンダーメガ(スペーサーで接続可),レーザーアクティブ,メガジェット,アイワCSD-GM1


セガサターン セガ・エンタープライゼス
1994年11月22日発売 \44,800(税別)
1996年3月発売 \20,000(税別) 新型(白色)

自称64bit級の32bitマシン。同時期に発売された「プレイステーション」にはかなわなかった。普及年齢層が高く、晩年はギャルゲーばっかりだった。
動画や3D描画は苦手で、2Dのゲームでは結構良いスペックを誇っていた。 高解像度モードを用いたソフトも多い。
MPEG1動画の再生支援を行う周辺機器「ムービーカード」も発売されたが、対応ゲームはほとんどなかった。

CPUメイン:SH2(32ビットRISC CPU)×2,サウンド:68000
メモリワークRAM:RAM合計36メガビット
グラフィック
同時発色数:1,670万色以上
CG機能:専用ハードウェア搭載
各種エフェクト:フラットシェーディング グーロシェーディング テクスチャーマッピングあり
スプライト:拡大・縮小・回転、変更機能あり
スクロール画数:最大5面(拡大・縮小、回転機能あり)
サウンド:音源ch数:PCM32チャンネル(FM8チャンネル可)
メディア:CD-ROM
CD−ROM:インテリジェント倍速CD採用
別売りオペレータでフォトCD,ビデオCD(Ver2.0)が再生可能


プレイディア バンダイ
1994年9月23日発売 \24,800(税別)

子供向けだったが、もう終わっちゃったハード。
子供向けの単純ゲームが多かったように思う。

画像・音声デコード専用1チップLSI
コントロール用8ビットCPU
:フルカラー
秒コマ数:5枚または10枚
メディア:CD-ROM


3DO R・E・A・L FZ-1 パナソニック
1994年3月20日発売 \54,800(税別)
3DO R・E・A・L II FZ-10 パナソニック
1994年11月11日発売 \44,800(税別)
3DO「TRY」  SANYO
1994年10月1日発売 \44,800(税別)

もう終わっちゃってるハード。
3DO社が開発したハードを日本で販売したもの。 ソフトは洋モノが多く、いまいちパッとしなかった。

CPU:32ビットRISCプロセッサ ARM60(12.5MHz)
メモリ:2メガバイトDRAM,1メガバイトVRAM,32キロバイトSRAM(バッテリーバックアップ)
描画速度:6400万ピクセル/秒
解像度:640(H)×480(V)ドット
カラー機能:最大1,670色、32,000色の同時発色
CD−ROMドライブ:サイズ:12/8cm(CDシングル)音楽用,倍速対応
対応CD−ROM規格:3DOCD,音楽用CD,CD-G,フォトCD,ビデオCD
毎秒30フレームのフルスクリーン・フルカラー動画再生機能(シネパック)
ビデオCDアダプタでビデオCDが再生可能(高精細静止画不可)


スーパーファミコン 任天堂
1990年11月21日発売 \25,000(税別)
1998年2月14日発売 \7,800(税別) スーパーファミコンジュニア

一時期はシェアを9割以上を誇った16Bitマシン。 ファミコンの後継機だが、互換性はない。次世代ゲーム機の波におされ、現在のシェア3位。 ローソンでのニンテンドーパワーというゲームの書き換えサービスや、 BSを使ったデータ放送・サテラビューというサービスも行われていた。 アメリカではSUPER NES(SUPER NINTENDO ENTERTAINMENT SYSTEM)という。ソニーと共同開発したCD-ROM搭載機の計画もあったが、結局発売されなかった。なお、音源チップはソニー製で後に「プレイス テーション」を開発する久夛良木健氏が設計を担当した。

専用CPU
コアCPU:16ビット(ファミコンのCPUのエミュレーション機能付)
内蔵回路:DMA回路(8チャンネル分),乗除算回路(1チャンネル分),タイマー(1チャンネル分)
その他機能:システム・クロック自動切替え機能(1.79MHz,2.68MHz,3.58MHz)
専用PPU
スプライト:128個(1画面中表示数) 32個(1ライン表示数) 8×8,16×16,32×32,64×64(キャラクタ・サイズ) 128色(32,768色中)
背景画面:256×224(239)(ノンインターレース時解像度) 512×448(478)インターレース時解像度) 256色(標準最大画面色数 32,768色中) 2,048色(特殊最大画面色数 32,768色中) 回転,拡大,縮小機能(1面のみ) 縦横部分スクロール機能
専用サウンド・モジュール
コアCPU:8ビットCPU
DSP:8MIPS(処理速度),16ビットPCM(出力量子化ビット数),32kHz(サンプリング周波数),256定位(音像定位数),8音同時発音
内蔵メモリ(RAM)
CPU:1Mbit(カスタム・ダイナミックRAM)
PPU:256Kbit(スタティックRAM)
サウンド:512Kbit(擬似スタティックRAM)
メディア:ROMカセット


ゲームボーイ 任天堂
携帯型ゲーム機。今でも生き残っている、ある意味凄いハード。 画面はグレースケールだが、このおかげで電池の消耗は少ない。 最近ではカメラ等周辺機器も発売され、意外と発展性もある。 スーパーファミコンでもゲームボーイのソフトが使えるアダプタもある。 更に小型化された「GBポケット」や、 「GBカラー」(98年10月21日発売)という56色カラーのゲームボーイも発売された。 ニンテンドーパワーでの書き換えサービスもある。
PCエンジン NECホームエレクトロニクス
当初はファミコンの対抗機として発売され、媒体はHuカードというICカード。 後に家庭用ゲーム機初のCD-ROMドライブを発売し、また後にメモリを拡張したスーパーCD-ROMというハードが登場、その後もいろんな派生機種が沢山登場した。 健闘していたが、かなり前に新作の発売がなくなった。

CPU:HuC6280(1.5MIPS/CISCプロセッサ 6502カスタムチップ8bit)サウンド機能内蔵
メモリ:8KB(SRAM HuC6270直結)
グラフィックス:HuC6270、HuC6260
16bit、動作クロック 5Mhz/7Mhz
VRAM:64KB(SRAM、CPU直結)
スプライト:1画面中64個、ライン16個、256色中16色、サイズ:16x16〜32x64
BG:スクロール1面、BGタイルサイズ8x8
発色数:同時512色
サウンド:波形メモリ音源6音

CD-ROM2
メモリ:SRAM:64kB(512Kbit)、バックアップ用SRAM:2KB、PCM用DRAM:64kB
ADPCM:4bit32Khzモノラル1音、AV出力

メガドライブ セガ・エンタープライゼス
ファミコンの対抗機として発売。初の16bitハード。 後にMEGA-CDというCD-ROMドライブを発売。MEGA-CDはCPUを搭載していた。かなり前にソフトの発売はなくなった。

CPU:MC68000 16Bit(7.67MHz) Sound:Z80A 8Bit(3.58Mhz)
RAM:64KB(68000用)8KB(Z80用)
グラフィックス:セガカスタムLSI
VRAM:64KB、CRAM:128Byte、VSRAM:80Byte
解像度:320x224、256x224(マスターシステム互換用)
発色数:512色中64色
スプライト:8x8〜32x32、80個(40セルモード)32個(32セルモード)ライン20個(16セル基準)
BGスクロール:2面、8x8セル(1セル16色)、横8ドット単位での縦スクロール
サウンド:FM音源(4オペレーター)6音+PSG3音+ノイズ1音、PCM:8bit

MEGA-CD
CPU:MC68000 16bit(12.5Mhz)
メモリ:RAM:6Mbit、PCMバッファ:64KB、CDキャッシュ:16KB、バックアップメモリ:8KB
PCM音源:8音、32Khz16bit(stereo)
その他:2軸回転、拡大縮小機能

ファミリーコンピュータ 任天堂
1983年7月15日発売。一時期はシェア9割以上誇った任天堂の画期的ゲームマシン。 発売当時のスペックは他社の製品を凌駕していた。1993年にはAV端子を装備したニューマシンが登場した(それまではRF変換してチャンネル1か2に出 力していた)。現在はWiiのバーチャルコンソールでダウンロードコンテンツとして遊ぶことができる。 ロボットやキーボード、ディスクシステム、銃等の周辺機器も沢山発売された。 アメリカではNES(NINTENDO ENTERTAINMENT SYSTEM)という。

CPU:リコー製RP2A03(1.79MHz動作)
ビデオ用PPU:リコー製RP2C02
ワーキングRAM:2Kバイト(16KビットSRAM)
ビデオRAM:2K バイト(16KビットSRAM)
表示画素数:横256ドット×224ライン(内部は240ライン)
色表示性能:52色
同時発色数:25色
スプライト(オブジェクト):サイズ8×8ドットまたは8×16ドット 1画面中に64枚表示可能(水平には8枚まで)
BG画面:256×240の領域を2画面(追加VRAMにより最大4画面)
メディア:ROMカセット
M2
3DO社が開発していた幻の次世代マシン。 松下電器が開発をあきらめた。 ソフトとしてワープの「Dの食卓2」が予定されていた。

ハイライト
・10個のカスタム・プロセッサ
・毎秒528メガバイトのバス帯域幅
・グラフィックス性能:毎秒100万ポリゴン,毎秒1億ピクセルのレンダリングスピード
CPU
・PowerPC 602(66MHz RISCチップ)
・命令/データキャッシュ合計64キロビット(32キロ/32キロ)
・浮動小数点演算機能:132メガFLOPS(毎秒100万フローティング・ポイント演算処理)
メモリ
・48メガビット(SDRAM,ROM)
・64ビットバス
グラフィックス
・解像度:24ビットまたは16ビットカラーの640×480もしくは320×240
・フルモーションビデオ(MPEG1ビデオ搭載(ビルトイン),JPEG解凍をサポートするMPEGエンジン)
・テクスチャマッピング(Z軸ベースレンダリング)
・フィルタリング:リニア,バイリニア,トライリニア,及びポイントサンプル方式
・ミップマッピング
・グローシェーティング
・3次元パースペクティブ(遠近感)補正
オーディオ
・66MHz DSP
・MPEGオーディオ解凍
・32チャンネル
ゲーム保存オプション
・機器内の不揮発メモリ
・保存用メモリカード
拡張オプション:モデムその他の高機能拡張オプションなどの周辺機器用3DOカードスロット
コントロールポート:・コントロールパッド,キーボード,ジョイスティックなどのコントロール・デバイス
メディア:CD-ROM


私が所有しているゲーム機
・プレイステーション3(ソニー・コンピュータ・エンタテインメント)
・Wii(任天堂)
・NintendoDSLite(任天堂)
・PSP(ソニー・コンピュータ・エンタテインメント)

私が所有していたゲーム機
・ファミリーコンピュータ(任天堂)
・スーパーファミコン(任天堂)
・PCエンジンDUO−R(NECホームエレクトロニクス)
・セガサターン(白)(セガ)
・プレイステーション2(ソニー・コンピュータ・エンタテインメント)
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