「REVIVAL OF EVANGELION」レポート
LAST UPDATED 2/8 1999

1998年3月7日から全国東映洋画系映画館で「REVIVAL OF EVANGELION DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に」が上映された。 広島ではあいにく上映されなかったのだが、3月28日から広島東映にてレイトショーで上映が始まり、僕は4月3日に見に行った。
この映画のポスターは独特なデザインで、劇場版BOXの「THE END OF EVANGELION」の内ジャケット(ビデオはジャケット裏)にも掲載されています。

このページは「REVIVAL OF EVANGELION」での変更点、つまり 「DEATH(TRUE)2」や「休憩」などについてレポートする。


まず、上映前に「スレイヤーズ」と「ナデシコ」の特別プロモーションがあった。 どちらも以前の映像の使いまわしがほとんどで、特に見るべきものは無かった。

「EVANGELION:DEATH(TRUE)2
企業ロゴのあと、「これが、『EVANGERION:DEATH』の本来の姿です」と表示され、映倫マークが出る。 映倫の数字は「DEATH(TRUE)」と同じだった気がする。 「DEATH(TRUE)2」は主に音が少し変えてあるそうです。気づいた変更点(某ホームページも参考にしてます)は、

カットNo. 変更点
C.5前 フラッシュ追加
C.294 セリフ追加
ケンスケ「(イヤーンな)感じ」
(「DEATH(TRUE)」では「感じ」が切られている)
C.537 人形のカットの後に人形のアップ。鈴の音が鳴る(#22BANK)
C.667 BGMなし
C.1154 セリフ追加
シンジ「ミサトさんとも、ですか?」
加持「彼女というのは遥か彼方の女と書く」
加持「女性は向こう岸の存在だよ、われわれにとってはね」
C.1178 ゲンドウの手のひらに目玉
C.1189 過去のイメージ追加
(テーブルにうつぶせるアスカ、ひざまづくリツコ、等)

「休憩」
「DEATH(TRUE)2」終了後に4分24秒の休憩が入る。 絵柄は下のような感じで、デジタルカウンターの数字が減っていく。


休憩時間に流れる曲は、 「残酷な天使のテーゼ」のインストゥルメンタル(BGM-BOXに収録)と、「BACKGROUND MUSIC III」(サントラIIIの8曲目)。
大きな字で「休憩」と出るのは「七人の侍」のパロディーらしい。

「THE END OF EVANGELION」
「THE END OF EVANGELION」の部分は全く同じ。(ロゴの応酬はなし。映倫マークから) 映倫の数字は「THE END OF EVANGELION」と同じだったかは覚えてない。 第25話終了後のスタッフロールの「長沢美樹」の誤植は修正してあった。 第26話のセリフ「22万キロ」はそのままだった。


WOWOW版「REVIVAL OF EVANGELION」
1999年2月6日にWOWOWで早くも放送された「REVIVAL OF EVANGELION」は、 最初に企業ロゴは出ず、「これが、『EVANGERION:DEATH』の本来の姿です」(未だにEVANGELIONをEVANGERIONと間違っている)から始まり、 「EVANGELION:DEATH(TRUE)2」と「Air」の間の「休憩」はなく、 「続劇」のあとにすぐ「THE END OF EVANGELION」の映倫マークが出ました。

放送版のマスターは、LD&ビデオと同じ物と思われる。 去年WOWOWで放送された「DEATH(TRUE)&REBIRTH」より、色や輪郭がハッキリしているように思いました。 (もっとも「DEATH(TRUE)2」は16mmを32mmにブローアップしている為、元々鮮明なフィルムではなかったのですが)


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