「ハウルの動く城」レポート

LAST UPDATED 11/23 2004

初日(2004/11/20)の第1回上映に「ハウルの動く城」を見に行きました。今回は今年春にできたばっかりの「広島バルト11」。
ここではDLPシネマによるデジタル上映がされています。
広島バルト11では先売券の販売が11月6日から開始されたので、他の映画を見に行ったついでに先売券を購入しました。前売券を先売券に代えて貰ったので、1,300円でOKです。
なお、他のシネコン(ワーナーマイカルシネマズ広島、TOHOシネマズ緑井)でもかなり早くから先売券の販売がされており、さらにインターネットや携帯電話からのチケット購入が可能でした。そして、TOHOシネマズ緑井ではTHXシアターで上映されています。

初回上映は8:00と、とても早い時間。これまでは早くに行って並んでましたが、今回は車で行って映画の始まる15分前くらいに映画館の前の駐車場に止めたので、非常に楽でした。しかし、朝8時からの上映だったためなのか、上映館が多いためなのか、思ったより人は多くなかったです。
初回はDLPシネマのみの上映でしたが、2回目以降はDLPとフィルムを2スクリーン同時に上映していました。

感想

「ハウル」は事前情報がほとんどない状態で公開されたので、設定が分かりにくかったです。
ストーリーも、いきなり城を破壊したり再生させたり意味不明。星を助ける辺りも説明不足なような気がする。
あと、最近の宮崎作品に多い、あっさりしたラストでした。
でもハッピーエンドなのは良かった。ちょっとご都合主義な感もあるけど。
宮崎作品には珍しいラブストーリーでしたが、この辺りは事前情報で知ってたので、それほど違和感はなかったです。

声優については、最初の倍賞千恵子の18歳の声はどうかと思いましたが、後半は島本須美似の声になってて良くなってました。
後半の声で最初の方を撮り直して欲しかった。木村拓哉の声はかなり良かった。あと、大泉洋はほとんど出番なし。
原田大二郎もまともなセリフなし。あと、最近のジブリ作品には珍しく本職の声優・大塚明夫が出ていた。

作画はさすがに良い。今回は作画監督が安藤雅司でなくなったからか、だいぶ絵の雰囲気が違ってます。
今回作画監督が山下明彦他になってますが、こないだ発売されたリマスター版「ジャイアントロボ」を見ていると、
結構絵が似てるかもと思ったりしてます。

今回の音楽は1つのテーマ曲を繰り返し使用するというパターンになってますが、テーマ曲が実に良い曲で、
かなり良い仕上がりだと思います。


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