感想
「ハウル」は事前情報がほとんどない状態で公開されたので、設定が分かりにくかったです。
ストーリーも、いきなり城を破壊したり再生させたり意味不明。星を助ける辺りも説明不足なような気がする。
あと、最近の宮崎作品に多い、あっさりしたラストでした。
でもハッピーエンドなのは良かった。ちょっとご都合主義な感もあるけど。
宮崎作品には珍しいラブストーリーでしたが、この辺りは事前情報で知ってたので、それほど違和感はなかったです。
声優については、最初の倍賞千恵子の18歳の声はどうかと思いましたが、後半は島本須美似の声になってて良くなってました。
後半の声で最初の方を撮り直して欲しかった。木村拓哉の声はかなり良かった。あと、大泉洋はほとんど出番なし。
原田大二郎もまともなセリフなし。あと、最近のジブリ作品には珍しく本職の声優・大塚明夫が出ていた。
作画はさすがに良い。今回は作画監督が安藤雅司でなくなったからか、だいぶ絵の雰囲気が違ってます。
今回作画監督が山下明彦他になってますが、こないだ発売されたリマスター版「ジャイアントロボ」を見ていると、
結構絵が似てるかもと思ったりしてます。
今回の音楽は1つのテーマ曲を繰り返し使用するというパターンになってますが、テーマ曲が実に良い曲で、
かなり良い仕上がりだと思います。