映画が終わり、後ろからは椅子に座ろうとする人、前からは後ろの出口から出ようとする人でパニック状態。
映画館の人の誘導で、非常階段で劇場外に出る。映画館の前に行くと、まだまだ30m程度の行列があった。
うちの妹も、他の映画館(サロンシネマ)へもののけを見に行ったが、最初は立ち見で見たが全然見れなかったので、 2回目を座ってみたそうだ。
感想
イメージとしては「シュナの旅」+「漫画版ナウシカ」で、
話は「映画版ナウシカ」を室町時代にしたって感じでした。
(「シュナの旅」にアシタカが旅立つシーンとほぼ同じ絵がありました)
最後のシーンは、「漫画版ナウシカ」最終話でシュワの墓所が破裂するのに似ている気がしました。
動きは速くて見ていて気持ちがよく、美術もむちゃくちゃ凄かった。
でもサンの出番が少なかった気がする。
今回は今までの宮崎アニメとは違った雰囲気の作品だった。
話はハードで、単純に敵、味方が存在しない作品なのでストーリーが複雑だった。
これは「何度でも見るべき映画」だ。
サンが口移しをするのは、「コナン」8話を彷彿とさせた。
初日は25万人動員したそうです。これはかなり凄い数のようです。
ただし、同じ公開日だった「ロストワールド」は35万人動員したそうです。
英語吹替版の感想としては、別の映画になっちゃったという感じがしました。
英語版のキャストとしては、ビリー・クルダップ、クレア・デーンズ、ジリアン・アンダーソン、ビリー・ボブ・ソートン、ミニードライバー
等、ハリウッドの有名俳優を起用していましたが、
モロ役のジリアン・アンダーソンがオリジナルのイメージと違いすぎました。
また、オリジナルでは喋っていないシーンで喋っていたりと、全体的に分かりやすいように修正されています。
英語吹替版の上映ではありませんでしたが、
海外版の予告編を見ると、アメリカ版が「もののけ姫」がアクション映画のように細かいカットを繋いで見せていたのに対し、
フランス版は、神秘的な部分を強調していて、対照的なのが印象的でした。
DVD版「もののけ姫」では各国の本編吹替と予告編が収録されているので、見比べると面白いです。