過去のジブリNEWS
(2000年以前)

米国版「もののけ姫」、PS2の裏技で再生可能!(2000 12/23)
先日、米国版「もののけ姫」が発売された。ファンからの強い要望で日本語音声も収録され、
フランス語音声も、もちろん英語音声、英語字幕も収録されている。
リージョンコードは1なので日本の通常のDVDプレーヤーでは見る事ができませんが、
ラッキーな事にプレイステーション2初期バージョンとVer1.00のDVDプレーヤーで裏技を行うと見る事ができるようです。
国内版の発売は2002年11月と、2年近くも後なので、買ってみてもいいかも。

「千と千尋の神隠し」音響はドルビーデジタルサラウンドEXとDTS-ESの6.1ch!(2000 12/18)
来年7月公開予定の宮崎駿監督最新作「千と千尋の神隠し」の音響はドルビーデジタルサラウンドEXとDTS-ESになる事が決定した。 これは通常のドルビーデジタル、DTSの5.1chにリア・センターチャンネルを追加した6.1chの規格です。 日本のアニメではどちらも初の採用となります。 思えば、ジブリアニメはドルビーデジタルの採用も早かった(「耳をすませば」「On Your Mark」)し、 少し遅かったですが、DTSにも対応(「となりの山田くん)していました。
なお、「千と千尋の神隠し」予告編は現在全国東宝系映画館で上映中です。

スタジオジブリ作品DVD発売予定発表!(2000 12/18)
ブエナビスタから発売されるスタジオジブリ関連作品のDVD発売予定が発表されました。
発売にかなり間隔が空いていますが、音声をリミックスしてくれるかどうかは不明です。
仕様・価格も発表されていませんが、レンタルは行わない模様です。
各作品とも、絵コンテなどの映像特典を収録予定。
「柳川堀割物語」など、廉価版ビデオも発売されてない貴重な作品も発売されます。
なお、現在発売されている、宮崎駿・高畑勲作品DVDは、 未来少年コナン、アルプスの少女ハイジ、赤毛のアン、母をたずねて三千里(以上バンダイビジュアル)、 セロ弾きのゴーシュ(パイオニアLDC)です。
「パンダコパンダ」は2001年秋に延期されています。

TVシリーズ「名探偵ホームズ」DVD-BOX2001年3月発売!(2000 10/29)
ブエナビスタから2001年5月に劇場版「名探偵ホームズ」の発売が発表されていましたが、TVシリーズ(全26話)も発売が決定しました。
2001年3月23日にDVD-BOX(5枚組、\30,000)でパイオニアLDC(発売元:徳間書店)から発売されます。
特典は、イメージボード等の静止画や解説書となる予定。予告編も収録され、テレシネも新たにやり直しているとか。

「火垂るの墓」ワーナーより12月発売予定!(2000 10/20)
ブエナビスタから発表されたDVDラインナップの中に「火垂るの墓」が無いと思っていたら、 なんと、ワーナーホームビデオから12月16日に発売されるようです。価格は2,980円。 映像特典も収録され、スクイーズ収録のようです。音声はドルビーサラウンドのままみたいです。

「となりの山田くん」11月17日発売!(2000 10/16)
スタジオジブリの作品がついにDVDでブエナビスタよりリリースされます。第1弾は「ホーホケキョ となりの山田くん」で、11月17日。価格は4,700円。
主な仕様:
音声:日本語ドルビーデジタル(2.0chサラウンド、5.1chサラウンド)/DTS(5.1ch)
字幕:日本語、英語、フランス語
画面サイズ:16:9LBビスタサイズ(スクイーズ)
初回限定封入特典:いしいひさいち描き下ろし漫画「ホーホケキョ となりのののちゃん」小冊子
映像特典:予告編集(16分)
映像特典(静止画):絵コンテ、本編で使用された原作を映像化した四コマ漫画全78本
ちなみに、11月17日にはビデオ版の「ホーホケキョ となりの山田くん」も4,500円でブエナビスタより発売されます。 ビデオ版は12月31日までの限定生産です。

10月13日金曜ロードショーで「となりの山田くん」放送(2000 9/29)
ビデオ、DVDの発売に先駆けて金曜ロードショーで10月13日に「となりの山田くん」が放送されます。
また、スタジオジブリ作品のDVD発売についての告知も行われるようです。

「もののけ姫」米国盤DVD発売延期(2000 7/21)
8/29と発表されていた米国盤DVDの"Princess Mononoke"(もののけ姫)ですが、12/12に発売日が延期されました。 これは当初、日本語音声が収録されないとアナウンスがあったため、ファンの反発があり、その結果だそうで、 日本語音声と日本語字幕が追加収録されそうです。 音声は5.1chで画面はスクイーズ収録、メイキング・予告編も収録らしいです。

5月4日NHK総合にて「絵に生命を与える」放送(2000 5/2)
NHK総合にて5月4日21:00〜21:43に、「千と千尋の神隠し」で初めて原画を担当することになった、ジブリの若きアニメーター2人に密着したドキュメント、 「にんげんドキュメント『絵に生命を与える』」が放送されます。

ROMAN ALBUM「GHIBLI」発売中(2000 5/2)
「もののけ姫」海外版の話題を中心としたROMAN ALBUMが4月17日に発売されました。A4版 オールカラー120P 700円。

「もののけ姫が帰ってきた! ジブリがいっぱいスペシャル!」放送(2000 5/2)
かなり前の話ですが、「もののけ姫が帰ってきた! ジブリがいっぱいスペシャル!」が4月8日より順次日本テレビ系列局で放送されました。 海外版「もののけ姫」、ジブリ美術館、「千と千尋の神隠し」情報、ジブリの新作短編アニメ「ギブリーズ」といった内容が放送されました。

宮崎アニメDVD米国で続々発売予定(2000 3/19)
DVD人気が日本より遥かに高いアメリカで、宮崎アニメがついに発売される予定らしいです。 今年中に「もののけ姫」、「風の谷のナウシカ」が発売されるみたいです。 「ナウシカ」はアメリカでの初上映版(短縮改竄版)ではなく、オリジナルの完全版らしいです。
もちろんリージョンコード1が予想されるので、日本のプレーヤーでは見る事ができません。 東宝、徳間コミュニケーションズ、ブエナビスタもDVDに参入しているので、 日本での発売もそんなに遠くないとは思います。(ジブリ作品のリリースは徳間からだと思うけど)
ちなみに、既にアメリカで「ルパン三世カリオストロの城」「火垂るの墓」が、フランスで「紅の豚」がDVDでリリースされている模様。 日本のプレーヤーでは再生できません(フランスはリージョン2だが、テレビの方式が異なる)

「もののけ姫」英語版GW凱旋公開予定!(2000 2/13)
昨年米国で公開された「もののけ姫」英語版(日本語字幕付)がゴールデンウィークに凱旋公開予定だそうです。 同時公開で、宮崎監督の北米キャンペーンのドキュメント「『もののけ姫』in USA」(20分)も上映されるようです。 4月より全国東宝洋画系映画館にて1000円均一特別料金で公開。

「ジブリがいっぱいコレクション」全巻購入特典詳細情報(2000 2/13)
ブエナビスタより発売されている「ジブリがいっぱいコレクション」全10巻の購入特典(応募締切済)が私の元に届きました。 特典は当初の予定通り、ビデオ収納ラックと特典ビデオでした。収納ラックは「ジブリがいっぱいコレクション」全10作と 「もののけ姫」と「特典ビデオ」の12本が収納できるようになっています。
特典ビデオ「予告編がいっぱい」の内容は、全作の劇場予告編(特報だけのもあり)が1本づつ収録されており、 すでに「ジブリがいっぱいコレクション」の巻末に収録されている「もののけ姫」と「となりの山田くん」の予告編は 別バージョンが収録されています。あと、アメリカでの宮崎駿紹介ビデオ(英語)と、「ラピュタ」「魔女宅」のビデオ予告(英語)、 英語版「もののけ姫」劇場予告編、米国版「魔女宅」テーマソング・ビデオクリップが収録されています。

宮崎駿監督の次回作「千と千尋の神隠し」決定!(1999 12/20)
待望の宮崎監督の次回作が決定した。タイトルは「千と千尋(ちひろ)の神隠し」。両親が豚となってしまった少女の話で、 今回は低年齢層を意識しているようです。宮崎監督は現在絵コンテ作業中とか。
2001年夏に東宝洋画系で公開予定。製作には新たに東北新社も加わりました。 タイトルについて、鈴木PDは「千の神隠し」の方が良いと主張していたらしいが、宮崎監督の案で正式決定した。

「TV版 名探偵ホームズ」(ビデオ)12月1日発売!(1999 11/15)
劇場版に続き、TVシリーズの「名探偵ホームズ」(全24話)が12月1日にソニーピクチャーズエンタテインメントより全6巻でリリースされます。 全6巻セット(\16,800(税別)/手帳付)とバラ売り(各\2,800(税別))の2種類発売されます。ジャケットは宮崎駿書き下ろし。 ちなみに、収録は話数順ではなく宮崎駿が担当した6話分がそれぞれの巻に1話づつ収録されるようになっています。

「劇場版 名探偵ホームズ」11月19日発売!(1999 10/11)
「風の谷のナウシカ」と同時上映された宮崎駿監督作品「名探偵ホームズ」(「青い紅玉の巻」「海底の財宝の巻」) が11月19日にブエナビスタジャパンより廉価版で発売されます。価格は3,600円(税別)。
今回は復刻版劇場パンフレットが貰えるキャンペーンが行われ、 「ジブリがいっぱいCOLLECTION」全10作購入特典に応募した人はDMの応募券と商品内購入証明でもれなく貰え、 それ以外の人は抽選でプレゼントされます。
また、作品の知名度がイマイチなためか、プロモーション活動を積極的に行うそうです。 名づけて「『宮崎ファン』を狙い撃ち!!」

美術館構想発表(1999 8/16)
スタジオジブリ作品を扱った美術館「三鷹市立アニメーション美術館」(通称「三鷹の森 ジブリ美術館」)が三鷹市の井の頭公園にできるそうで、 マスコミ記者会見が7月19日に行われたようです。 着工は2000年春、2001年10月開館予定です。詳しくはアニメージュ9月号のジブリネットや「Gazo」Vol.5、スタジオジブリのホームページに載っています。 しかし、個人作品の美術館を市立にするのはどうかといった反対運動もあるようです。 なお、この美術館のために設立された会社ムゼオ・ダルテ・ジブリ社長は、宮崎駿監督のご子息の宮崎吾朗氏である。

英語版「もののけ姫」情報(1999 8/16)
英語版「もののけ姫」は、1999年10月29日に全米20大都市で公開され、将来的には100都市1000館で公開される予定だそうです。

キャストは、ビリー・クラダップ(アシタカ)、クレア・デーンズ(サン)、ジリアン・アンダーソン(モロ)、 ミニー・ドライバー(エボシ)、ビリー・ボブ・ソーントン(ジコ坊)、ジェイダ・ビンケット(トキ) などハリウッドの俳優陣が起用されています。ちなみに、英語版脚本はニール・ゲイマン。

以前、アシタカ役にレオナルド・ディカプリオが予定されていましたが結局選ばれなかったようです。主題歌はマドンナという噂がありましたが、デマだった。 配給は、北米ではウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のミラマックス、 南米ではブエナビスタインターナショナル、欧州とアフリカはミラマックスとブエナビスタインターナショナルの共同配給だそうです。

なお、日本でTV放送がされてしまったので、「Shall we ダンス?」の時のように、 アカデミー外国語映画賞の選考対象から外れてしまいそうです。

7月17日公開「ホーホケキョとなりの山田くん」
スタジオジブリの最新作は、いしいひさいち原作、高畑勲監督の「となりの山田くん」。 99年7月17日公開で、松竹・スタジオジブリ共同配給。松竹系映画館以外でもシネマコンプレックス館など全国263館で公開される。 全公開館はスタジオジブリのホームページに掲載中。(ちなみに広島ではリッツ劇場、スカラ座、ワーナーマイカル広島、福山ミラノ座、呉ポポロで公開) フルデジタルで制作しており、予算も制限なし(20億円以上は確実)という噂。音声も当然ドルビーデジタル。 この作品も「もののけ姫」同様に世界公開されるらしい。しかもディズニーが10%出資している。 声の出演は、朝丘雪路(まつ子)、益岡徹(お父さん)、五十畑迅人(のぼる/子役)、宇野なおみ(ののこ/子役)、荒木雅子、ミヤコ蝶々、柳家小三治(俳句朗読)など。 音楽は矢野顕子で、主題歌も彼女によるもの。

スタジオジブリ展、全国で順次開催
「ホーホケキョとなりの山田くん」の公開を記念して、全国でスタジオジブリ展が開催されています。 内容は、「風の谷のナウシカ」から「となりの山田くん」までのスタジオジブリの劇場公開作品(「On Your Mark」を除く)の、 セル画、イメージボード、ストーリーボード、背景画などです。「『もののけ姫』はこうして生まれた」のダイジェスト(40分)も上映されます。
開催スケジュールは、高松・三越高松店(3/30〜4/11)、愛知・松坂屋本店(4/29〜5/5)、広島・広島三越(5/25〜6/6)、東京・日本橋高島屋(7/22〜8/10)、 静岡・静岡伊勢丹(8/12〜8/23)、鳥取・鳥取大丸(12/22〜12/30)。開催地はまだ増えるかもしれません。 なお、会場の都合により展示作品に多少の差があります。
会場ではこの展示限定のグッズなどもあり、関連グッズの即売も行われています。

また、「ジブリの名場面がいっぱい」というジブリ作品10編の名場面の立体造形や、ジブリの作画・撮影室などを再現している展示もあります。 会場は、奈良ドリームランド(3/21〜6/13)、福島ビックパレット(7/20〜7/26)、新潟伊勢丹(7/29〜8/9)です。

6月下旬発売予定の「GaZO」Vol.4に「となりの山田くん」特集掲載
6月下旬発売予定の「GaZO」(徳間書店)Vol.4には「となりの山田くん」特集が掲載される予定です。
なお、「GaZO」Vol.3では、宮崎駿×荒川修作対談が掲載されています。 「宮崎駿と庵野秀明」でも同じ組み合わせの対談が掲載されていますが、今回は新しく収録したもの。
「GaZO」Vol.2では、宮崎駿×「バグズライフ」と題して、「バグズライフ」のスタッフがスタジオジブリを訪問した際の話題が掲載されています。 この中で、宮崎監督の現在と今後の方針が明かされている。それは、現在演出塾をやっている事、 ジブリ美術館を作る計画がある事、10分以内の短い映画を若手に年2本くらい作らせる予定である事。

「アニメージュ」に「となりの山田くん短期集中レポート」連載開始
「アニメージュ」5月号から「となりの山田くん短期集中レポート」の連載が始まりました。 5月号は0号で、6月号は0.5号、7月号は1号。

「おもひでぽろぽろ」7月2日、
「海がきこえる」7月23日発売決定!

「ジブリがいっぱいCOLLECTION」第9弾「おもひでぽろぽろ」は99年7月2日、 「ジブリがいっぱいCOLLECTION」第10弾「海がきこえる」は99年7月23日に発売が決まりました。 これで「ジブリがいっぱいCOLLECTION」全10作のリリースが終了し、通期ポイントキャンペーンの受付が始まります。 これは、全10作それぞれ付いているポントマークを「海がきこえる」に付属のハガキに貼付して応募すると、 シリーズ全作が収納出来るBOXと記念ビデオが貰えるものです。

「Film makers6 宮崎駿」発売中
キネマ旬報社の、監督ごとに特集するムック「フィルムメーカーズ」シリーズ第6弾として「宮崎駿」が発売されました。価格は1,600円(税別)。 内容はちょっと固めですが、データなどは今までのキネ旬のムックより詳しくなっています。宮崎氏の対談も掲載されています。

宮崎駿の「妄想ノート」今夏単行本発売予定
「モデルグラフィック」に宮崎氏が不定期連載していた「雑想ノート」が、 約4年ぶりに「妄想ノート」になって1998年12月号から1999年5月号まで(全6話)掲載されました。 サブタイトルは「泥まみれの虎」で、今夏単行本も発売する予定だそうです。

1/22放送「もののけ姫」視聴率35.1%!
1999年1月22日に金曜ロードショーで放送された「もののけ姫」の視聴率はなんと35.1%!(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。

宮崎監督、スタジオジブリに復帰
1998年1月14日にスタジオジブリを退社した宮崎駿監督が、スタジオジブリ所長として復帰したそうです。

高畑勲監督が紫綬褒章を受章
11月2日付けで政府から1998年秋の褒賞授章者が発表されました。今回の授章者は752人。 紫綬褒章は学問、芸術の分野で功労のあった人に贈られるもので、授章者は29人。 漫画家の赤塚不二雄(本名:赤塚藤雄)さん、俳優の平幹次郎さん、女優の香川京子さん、 そしてアニメ脚本家・映画監督の高畑勲(63)さんなどが選ばれました。 授章者は11月11,12日のいづれかに皇居で天皇陛下と会った。

「もののけ姫」歴代配給収入トップから転落
8月末までに「もののけ姫」の配給収入(興行収入から手数料をひいたもの)が72億を突破し、邦画の配収記録を塗り替え、 12月23日までに104億7697万1000円を記録し、「E.T」(96億円)を越え歴代配収記録を塗り替えました。98年7月10日までに配給収入約113億円、興行収入は186億5332万1700円を記録しました。 しかし、97年12月20日に公開された「タイタニック」が98年5月17日に「もののけ姫」の興行収入を抜いてしまいました。6月8日に興行収入200億円を突破し、 最終的には配収165億となりました。

「もののけ姫」の動員数は初日が25万人、初日から1週間が110万人、7月27日までに260万人、 8月14日までに500万人、9月15日までに1013万7935人、98年7月10日までに1353万8814人動員を記録しました。 ちなみに、「タイタニック」は1998年11月1日までに1648万人の動員を記録しています。

海外では、1997年内には台湾と香港でも公開され、97年8月5日にはディズニー幹部の試写が行われたようです。


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