過去のジブリNEWS
(2005年)

2006年夏公開のスタジオジブリ新作「ゲド戦記」発表、監督は宮崎吾朗氏(2005 12/18)
 東宝は12月13日、スタジオジブリの最新作として、世界的な人気ファンタジー小説「ゲド戦記」をアニメ映画化すると発表した。宮崎駿監督(64)の長男、宮崎吾朗さん(38)監督を務める。2006年7月に公開予定。すでに脚本と絵コンテは完成し、作画作業は9月から開始されている。
 「ゲド戦記」は、アーシュラ・K・ル=グウィン(76)による「指輪物語」「ナルニア国ものがたり」と並んで世界で高く評価されている傑作ファンタジー。宮崎駿監督も大いに影響を受け、映画化を望んでいたが、原作者に断られ続けたが、3年前に突然、作者の方から「映画化できるのは宮崎駿しかいない」とラブコールが舞い込み、映画化にGOサインが出たという。しかし、「ハウルの動く城」の制作で宮崎駿監督が多忙だったため、「三鷹の森ジブリ美術館」の館長を務めていた吾朗氏がアドバイザーとして就任。ストーリーの構成、絵コンテの作成などで才能を開花させ始め、その姿を受けてジブリの鈴木敏夫プロデューサーが監督に抜擢した。なお、吾朗氏は今年6月で映画制作のため、「ジブリ美術館」の館長を辞めている。父親の宮崎駿監督は猛反対していたらしいが、現在は陰で見守っているという。
 今回の映画化では全5巻のうち、第3巻の物語を中心にするらしいが、今後シリーズ化するかどうかは未定。

『ゲド戦記』 2006年7月全国東宝洋画系ロードショー
スタジオジブリ・日本テレビ、電通、博報堂、ディズニー、三菱商事、東宝 提携作品
監督:宮崎吾朗
原作:アーシュラ・K・ル=グウィン
脚本:宮崎吾郎・丹羽圭子
音楽:寺嶋民哉
プロデューサー:鈴木敏夫
制作:スタジオジブリ
製作:「ゲド戦記」製作委員会
なお、作画監督は「ハウル」も担当した山下明彦と稲村武志らしい。

「ハウルの動く城」ロサンゼルス映画批評家協会アニメ賞を受賞(2005 12/18)
 老舗の批評家賞の、ロサンゼルス映画批評家協会賞とニューヨーク映画批評家協会賞が、12月10日(米時間)と12月12日(米時間)に相次いで発表され、
宮崎駿監督の「ハウルの動く城」がニューヨーク映画批評家協会賞でアニメーション映画賞を受賞。音楽を手がけた久石譲がロサンゼルス映画批評家協会賞の作曲賞を受賞した。
 また、12月5日に「ハウルの動く城」は「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれるアニー賞の長編アニメ映画部門にノミネートされました。発表は来年2月4日。
 アカデミー賞の長編アニメーション賞の候補作にも大友克洋の「スチームボーイ」と共に「ハウルの動く城」は選ばれており、来年1月31日に正式にノミネートされ、3月5日の授賞式で受賞作が発表される。

ジブリ美術館上映の新作3作品発表(2005 12/18)
 「三鷹の森ジブリ美術館」で1月3日から新たに上映される短編が発表された。新作は3作で、それぞれ「やどさがし」「星をかった日」「水グモもんもん」というタイトル。いずれも宮崎駿が脚本・監督を務める。
主人公の女の子フキが旅の途中で様々なものに出会う「やどさがし」は、セリフがほとんどなく、矢野顕子らが音楽、効果音など、すべての音声を人の声だけで表現している。
矢野は、水中で生活するクモの一種「水グモ」にスポットを当てた「水グモもんもん」でも、一人で声を担当しているという。
砂漠を歩く少年が女性と出会い、星の種を手に入れ育てる「星をかった日」では、鈴木京香と若山弦蔵のほか、「ハウルの動く城」に出演した神木隆之介、大泉洋が参加している。
いずれも館内の映像展示室「土星座」で3月13日までの限定上映(それ以降のスケジュールは2月に発表予定)。3作品は完全入替制で順番に上映されており、見たい作品を1本だけ選んで見ることができる。

スタジオジブリ公式ホームページが移転(2005 12/18)
 2005年12月13日の「ゲド戦記」の発表に合わせてスタジオジブリ公式ホームページがhttp://www.ntv.co.jp/ghibli/からhttp://www.ghibli.jp/に移転しました。以前は日本テレビに間借りしていたのですが、ようやく独自ドメインを取得してデザインも大幅に変更して移転となりました。新サイトは全てブログベースな作りで、ちょっと見にくいです。ただ、これまでより画像のサイズが大きくなったりするするみたいです。制作日誌は毎日更新されるみたいなんで、期待。

宮崎駿監督にベネチア国際映画祭名誉金獅子賞授与(2005 9/10)
 2005年9月9日イタリア・ヴェネチアのリド島で開催されている、第62回ヴェネチア国際映画祭で、宮崎駿監督が、栄誉金獅子賞−Leone d'oro alla carriera−を受賞しました。
同賞は、宮崎監督が多くの優れた作品を生み出し続けていることを称えたもので、 過去には、第42回(1985年)フェデリコ・フェリーニ氏、第50回(1993年)スティーブン・スピルバーグ氏/ロマン・ポランスキー氏、第53回(1996年)ロバート・アルトマン氏、第54回(1997年)スタンリー・キューブリック氏、第57回(2000年)クリント・イーストウッド氏、第58回(2001年)エリック・ロメール氏が受賞しています。
なお、今回は、アニメーション映画監督初の受賞となりました。
授賞式で、同映画祭ディレクターのマルコ・ミュラー氏から金獅子像を手渡された宮崎監督は「アニメーションという映画の端っこにあるものに、光を当ててくれてありがとうございます。アニメーションはコンピューターの出現によって大きな曲がり角にあると言われていますが、私の道が曲がることはありません。これからも少しでもましな作品を作るために、白い紙に向かっていきたい」とあいさつ。満場の拍手を浴びたそうです。
授賞式に続いて、「宮崎デー」(giornata Miyazaki)として、『風の谷のナウシカ』『紅の豚』『On Your Mark』が記念上映されたそうです。

ブエナビスタ、ジブリがいっぱいCOLLECTIONマストバイキャンペーン11月16日開始(2005 9/10)
 ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメントは、2005年11月16日〜2006年1月31日まで、「ハウルの動く城」と「ジブリがいっぱいSPECIAL ショートショート」を含むスタジオジブリ関連DVDまたはビデオを買って応募すると、抽選で合計16,000名にオリジナル「ハウルの動く城」グッズがもらえるマストバイキャンペーンを実施します。
賞品:
・A賞(5,000名) ハウル・バンド(仮称):ギター、ベース、ドラムたちが絶妙なコンビネーションで「ハウルの動く城 サントラ」と懐かしい曲たちを演奏する玩具。
・B賞(1,000名) ハウルの動く城 立体パズル(メタル製):動く城が重厚な立体パズルに。
・C賞(10,000名) ハウルの動く城 ポスター3枚セット:映画公開時に映画館に貼られていた3種類のポスターをセットで。

ジブリがいっぱいCOLLECTION「ハウルの動く城」DVD、ビデオ11月16日発売(2005 9/10)
 ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメントは、ジブリがいっぱいCOLLECTIONより宮崎駿監督作品「ハウルの動く城」を2005年11月16日に3種のバージョン(DVD)で発売します。
また、DVD&ビデオ 先着購入特典&キャンペーンとして、「1/24 second 〜映画『ハウルの動く城』の24分の1秒。」として、全国で実際に上映された「ハウルの動く城」のフィルムから、厳選したシーンのうち約15,000コマを切り出し、透明キューブの中に密封したものが貰えます。内容は選べません。個数限定なのでお早めに。
なお、DVD発売に伴い、「ハウルの動く城」公式ホームページがリニューアルしました。

[amazon] DVD

『ハウルの動く城』(2枚組)
≪DVD≫
【発売日】:2005年11月16日(水)
【発売元】:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
【ブランド】:ジブリがいっぱいCOLLECTION
        2004年製作/カラー/本編約119分
【価格】:4,700円(税抜き)/4,935円(税込み)
【商品仕様】:片面2層/2枚組(アマレーダブルBOX)/ピクチャーディスク/MPEG2/
         NTSC、日本国内向け(リージョン2)/複製不能、マクロビジョン
        [音声]1.日本語(6.1chサラウンド ドルビーデジタルEX)
            2.英語(6.1chサラウンド ドルビーデジタルEX)
            3.仏語(2.0chステレオ ドルビーデジタル)
        [画面サイズ] 16:9 LBビスタサイズ
        [字幕] 日本語/英語/フランス語
【Disc2】:○絵コンテ
       ○劇場予告編集
       ○世界のハウル 〜ヴェネチア国際映画祭から全米プレミア試写まで〜
       ○原作者 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ インタビュー
       ○英語吹き替え版監督 ピート・ドクター インタビュー
       ○ジブリがいっぱいCOLLECTION(ラインナップ)
       ○お知らせ

[amazon]VHS
ハウルの動く城
ハウルの動く城

『ハウルの動く城』
≪VHS≫
【発売日】:2005年11月16日(水)
【発売元】:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
【ブランド】:ジブリがいっぱいCOLLECTION
        2004年製作/カラー/本編約119分
【価格】:4,500円(税抜き)/4,725円(税込み)
【音声】:Hi-Fi/ステレオ
【画面サイズ】:ビスタサイズ

[amazon]DVD
ハウルの動く城 特別収録版 1/24second付き
ハウルの動く城 特別収録版 1/24second付き

『ハウルの動く城 特別収録版』(4枚組)
≪DVD≫
【発売日】:2005年11月16日(水)
【発売元】:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
【ブランド】:ジブリがいっぱいCOLLECTION
        2004年製作/カラー/本編約119分
【価格】:8,500円(税抜き)/8,925円(税込み)
【商品仕様】:片面2層/4枚組/ピクチャーディスク/MPEG2/
         NTSC、日本国内向け(リージョン2)/複製不能、マクロビジョン
【画面サイズ】:16:9 LBビスタサイズ
【Disc1】:[音声] 1.日本語(6.1chサラウンド DTS-ES)
             2.日本語(2.0chステレオ ドルビーデジタル)
【Disc2】:[音声] 日本語・英語・フランス語・北京語・広東語/2.0chステレオドルビーデジタル
       [字幕] 日本語・英語・フランス語・北京語・広東語
【Disc3】:○絵コンテ
       ○劇場予告編集
       ○世界のハウル 〜ヴェネチア国際映画祭から全米プレミア試写まで〜
       ○原作者 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ インタビュー
       ○英語吹き替え版監督 ピート・ドクター インタビュー
       ○ジブリがいっぱいCOLLECTION(ラインナップ)
       ○お知らせ
       [画面サイズ] 収録内容によって異なります。
【Disc4】:○メビウス・宮崎駿対談〜宮崎駿 ハウルを語る〜
       ○全米プレミア試写・記録映像 〜MoMA(ニューヨーク近代美術館)
        全米プレミア試写での監督:宮崎駿と英語吹き替え版キャスト インタビュー〜
       ○ラセターさん、こんにちは〜鈴木敏夫のサプライズプレゼント・宮崎駿、親友ジョン・ラセターと再会〜
       ○ハウルの城はこうして動いた。〜デジタル作画監督:片塰満則によるCG解説〜
       [画面サイズ] 収録内容によって異なります。

[amazon]DVD
ハウルの動く城 + ジブリがいっぱいSPECIALショートショート ツインBOX
ハウルの動く城 + ジブリがいっぱいSPECIALショートショート ツインBOX

「ハウルの動く城」「ジブリがいっぱいSPECIALショートショート」ツインBOX
(「どれどれの唄」CD付き)/初回限定生産
≪DVD≫
【価格】:8,500円(税抜き)/8,925円(税込み)
【商品仕様】:2巻セット/三方背BOX入り/片面2層/2枚組/1枚組(アマレーダブルBOX 2組)/MPEG2/
         ピクチャーディスク/NTSC、日本国内向け(リージョン2)/複製不能、マクロビジョン/シングルCD付き

−「ハウルの動く城」(2枚組)
〔商品仕様〕〔音声〕〔画面サイズ〕〔映像特典〕ともに通常版と同様
−「ジブリがいっぱいSPECIALショートショート」(1枚組)

ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル「ショートショート」DVD11月16日発売(2005 9/10)
 ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメントは、「ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル」よりスタジオジブリ短編集「ショートショート」を2005年11月16日に発売します。
これまでソフト化されたのは「On Your Mark」だけで、その他は初のソフト化です。
今回「On Your Mark」は5.1ch&16:9LB仕様で、5.1chでの収録は「ジブリがいっぱい スタジオジブリLD全集」以来となります。(ポニーキャニオンから発売されていたLDは2.0ch仕様)。なお、映像特典の「On Your Mark」ライカリールは、宮崎駿監督による絵コンテやイメージボードを、音楽にあわせて並べたテスト映像です。これはポニーキャニオンから発売されていたLDに収録されたものと同様のものです。
それはそうと、「ギブリーズ」は今回収録されないんですね。episode.2だけソフト化されてるのは変じゃないのかな?

[amazon]DVD
ジブリがいっぱいSPECIALショートショート
ジブリがいっぱいSPECIALショートショート

『ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル ショートショート』
【発売日】:2005年11月16日(水)
【発売元】:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
【ブランド】:ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル
        1992年〜2005年制作/カラー/本編約42分
【収録作品】:
●そらいろのたね(第1話〜第3話)
●なんだろう(Aタイプ〜Eタイプ/CGオープニングバージョン)
●On Your Mark(日本語2.0ch/日本語5.1ch/英語2.0ch)(CHAGE&ASKA プロモーションフィルム)
●「スタジオジブリ原画展」TVスポット
●「火垂るの墓」金曜ロードショー放送告知スポット
●「金曜ロードショー」オープニング映像
●「金曜ロードショー」オープニング映像
●オンラインショッピングモール「SHOP-ONE」告知スポット
●アサヒ飲料「旨茶」CM(渋谷編/会議編)
●LAWSON「三鷹の森ジブリ美術館」チケット販売告知スポット(Aタイプ〜Cタイプ)
●LAWSON「千と千尋の神隠し」DVD販売告知スポット
●ハウス食品「猫の恩返し」キャンペーンCM(Aタイプ〜Cタイプ)
●りそな銀行 企業CM(Aタイプ〜Cタイプ)
●ハウス食品「おうちで食べよう。」シリーズCM夏バージョン
 (ままごと編/おつかい編/路地裏編/宣伝カー編/ままごと編30秒)
●ハウス食品「おうちで食べよう。」シリーズCM冬バージョン(ソリ遊び編/道草編/ソリ遊び編30秒)
●KNBユメデジPRスポット(はじまるよ えらいこっちゃ編/テレビ新世界編/新世界遊泳編)
●読売新聞社 企業CM瓦版編(15秒/30秒)
●読売新聞社 企業CMどれどれ引越し編(Aタイプ15秒/30秒/Bタイプ)
●どれどれの唄
●ポータブル空港 (日本語2.0ch/英語5.1ch)
●space station No.9 (日本語2.0ch/英語5.1ch)
●スタジオジブリ最新作

≪DVD≫
【価格】:3,800円(税抜き)/3,990円(税込み)
【商品仕様】:片面2層/1枚組(アマレーBOX)/ピクチャーディスク/MPEG2/
         NTSC、日本国内向け(リージョン2)/複製不能、マクロビジョン/作品解説ミニブックレット付き
【音声】:2.0chステレオ/ドルビーデジタル
      5.1chサラウンド/ドルビーデジタル(一部)
【画面サイズ】:4:3スタンダードサイズ
          16:9 LBビスタサイズ (一部)
【映像特典】:○「On Your Mark」ライカリール
         ○「space station No.9」ショートバージョン
         ○「空飛ぶ都市計画」ショートバージョン
         ○「ジブリのショートアニメができるまで」(百瀬ヨシユキ×中田ヤスタカ 対談)
         ○「“どれどれの唄”がコマーシャルから飛び出した♪」(拝郷メイコ×鈴木敏夫 対談)
         * 内容が変更になる場合がございます

「サツキとメイの家」誘致合戦決着。万博終了後も現地に保存へ(2005 8/20)
 愛・地球博の「サツキとメイの家」が博覧会終了後も、現地にそのまま残される施設として選ばれました。これから3年から5年間の長期にわたる公開が予定されています。これにより、各地で名乗りを上げていた誘致合戦が決着しました。
また、「サツキとメイの家のつくり方」(ぴあ刊)に「サツキとメイの家」の設計図が掲載されているそうです。この本は愛知・岐阜・三重・青森・秋田・岩手・浜松の全店、東京・千葉・神奈川・埼玉・大阪・兵庫・京都の一部のローソン店舗と、全国のローソンLoppiのみでの発売ですのでご注意を。

金曜ロードショーで「魔女の宅急便」9月16日放送(2005 8/20)
 金曜ロードショーで2005年9月16日に「魔女の宅急便」がノーカット放送されます。

8月26日放送の金曜ロードショーで短編「On Your Mark」等TV初放送(2005 8/20)
 8月26日の金曜ロードショー「猫の恩返し」枠で、宮崎駿監督の「On Your Mark」がTV初放送されるようです。
「On Your Mark」はCHAGE&ASKAのコンサート用に製作されたプロモーションビデオで、「耳をすませば」と同時上映もされた作品です。
なお、今回は「On Your Mark」だけはなく、宮崎駿監督の短編アニメ「そらいろのたね」「なんだろう」も放送されるようです。
ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル「ショートショート」の告知も行われると思われます。
番組ナビゲートは元「モーニング娘。」の石川梨華と「モーニング娘。」の田中れいな。「猫の恩返し」のハルと同じ衣装で登場するそうです。

ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル「ショートショート」が発売予定(2005 8/7)
 発売日や収録内容等、公式発表前ですが、ジブリの短編集 ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル「ショートショート」が発売される予定です。
ジブリが過去に制作した短編、TVCMが収録される映像ソフトで、一連のCMは勿論、DVD化待望の『On Your Mark』、『ポータブル空港』『Space Station No.9』、日テレ関連の細かい映像なんかも入るようです。ジブリ美術館での上映作品のソフト化は当分ないんですかね?

ジブリがいっぱいCOLLECTION '05夏のキャンペーンで特製DVDを貰おう(2005 8/7)
 ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメントは、2005年8月3日より「ジブリ夏のキャンペーン」を開始しました。このキャンペーンは、8月3日以降に「ジブリがいっぱいCOLLECTION」、「ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル」、「ジブリ学術ライブラリー」、「ジブリCINEMAライブラリー」全作品の中から1作品以上購入すると、先着で百瀬ヨシユキ×中田ヤスタカによる「空飛ぶ都市計画」60秒バージョンを収録したDVDが貰えるもの。先着順なのでお早めに。なお、このDVDには他にもトレーラー等が収録されています。

「ジブリがいっぱいCOLLECTION'05 夏キャンペーンSPECIAL PRESENT DISC」
【メインコンテンツ】
・「空飛ぶ都市計画」=スタジオジブリ制作、2005年夏完成予定の新作アニメーションPV。
【サブコンテンツ】
・ジブリがいっぱいCOLLECTION「ハウルの動く城」(トレーラー)
・ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル 「ショートショート」(トレーラー)
・ジブリCINEMAライブラリー「ベルヴィル・ランデブー」(プロモ映像)
・ジブリ学術ライブラリー「加藤周一 日本 その心とかたち」(トレーラー)
・ジブリがいっぱいCOLLECTIONラインナップ映像(ハウルバージョン)
≪プレミアムDVD仕様≫
DVDアマレーケース ピクチャーディスク1枚組
片面1層・2.0chドルビーデジタル(予定)
スタジオジブリ関連作品カタログ付き

金曜ロードショーで「火垂るの墓」8月5日、「猫の恩返し」8月26日放送(2005 7/23)
 金曜ロードショーで2005年8月5日に毎年恒例の「火垂るの墓」が、8月26日に「猫の恩返し」がノーカット放送されます。
「猫の恩返し」はTV初放送となります。今回もハイビジョン放送ではありません。 

スタジオジブリ新作短編「空飛ぶ都市計画」が9月10日より「タッチ」と同時上映(2005 7/23)
 スタジオジブリの新作短編映画「空飛ぶ都市計画」が、映画「タッチ」と2本立てで上映されることが分かった。
 「空飛ぶ都市計画」は上映時間4分54秒の短編。近未来を舞台にしたラブロマンス。
監督は 「ギブリーズepisode2」の百瀬ヨシユキ。人気ユニットcapsule(カプセル)の中田ヤスタカが音楽を担当。2人による近未来を描いた短編映画は「ポータブル空港」(2004年)「space station No.9」(2005年)に続いて3作目。今作がSF3部作の完結編にあたる。
 なお、同時上映の「タッチ」はあだち充原作の野球漫画の実写映画化。出演は長澤まさみ、斉藤祥太、斉藤慶太。
これらの作品は全国東宝洋画系にて9月10日より公開。

久石譲の新アルバム「WORKSIII」7月27日発売(2005 7/23)
 久石譲のベストアルバム「WORKS」シリーズの新作「WORKSIII」が7月27日に発売される。
「WORKSII」より5年後の発売となる。映画「ハウルの動く城」のサウンドトラックをもとにした組曲のほか、サントリー緑茶「伊右衛門」のテレビCM曲のオーケストラバージョンなどを新アレンジで収録している。また、ただのベスト盤に止まらず、新曲の組曲「DEAD」を収録。

「サツキとメイの家」岐阜県上石津町が誘致要望(2005 7/23)
 愛・地球博(愛知万博)会場の人気施設「サツキとメイの家」を閉幕後、
岐阜県上石津町に誘致しようと活動している住民グループ「サツキとメイを烏帽子(えぼし)の里へ」が7月14日、誘致に賛同する3万3795人分の署名簿を博覧会協会に提出し、改めて誘致を要望した。
同グループは、同町と隣接する三重県いなべ市の市民らで結成。4月に協会へ誘致企画書を提出し、署名活動を行ってきた。
サツキとメイの家をめぐっては、愛知県が暫定的に残すことを検討しているが、維持費の問題があり、永続的に残す事は考えていない模様。
しかし、その他の地域では誘致合戦が激化していた。

「ハウルの動く城」観客動員数1500万人突破!(2005 5/4)
 東宝は5月2日、宮崎駿監督の「ハウルの動く城」の観客動員数が、5月1日までに1500万441人に達したと発表した。
日本映画では、宮崎監督の前作「千と千尋の神隠し」(2001年)の2350万人に次いで歴代2位の記録。
現在も全国189スクリーンで公開中で、6月には全米でも公開される。

「サツキとメイの家」東京都三鷹市、東村山市が誘致合戦(2005 5/4)
 「サツキとメイの家」を、出展中の愛・地球博(愛知万博)閉幕後に誘致しようと、各地が誘致合戦を行っている。
「三鷹の森ジブリ美術館」のある東京・三鷹市では、商工会、青年会議所などの青年部が1月、誘致実行委員会を結成。約5000人の署名を集めた。署名を受け取った清原慶子市長は「市も誘致に向けての行動を起こしたい」として、今後、博覧会協会やスタジオジブリへ働きかける考えを示した。誘致委員会では今後も署名活動を行い、2万人の署名を集める計画。
また、映画のモデルとされている東京・東村山市でも昨年3月、「トトロの家を東村山へ 市民の会」を結成。これまで約3万2000人分の署名を集めた。市民団体は市内への移築を求めた要望書を博覧会協会に提出することを決めた。

愛知万博「サツキとメイの家」予約方法をハガキに変更(2005 5/4)
 入館引換券の入手が難しいとして、苦情が殺到している愛・地球博(愛知万博)会場の「サツキとメイの家」の入館予約について、博覧会協会はこれまでの専用電話とコンビニエンスストア「ローソン」の専用端末を使う方式から、はがきによる抽選に変更することを決めた。5月2日に予定していた6月分の予約から実施する。
6月分の応募は、4月21日から5月10日まで(当日必着)で、官製はがきに万博入場券IDなどの必要事項を記入して投函。入館当日は、万博入場券のID番号などを照合、さらに身分証明で本人確認もし、転売対策を図る。 詳細は万博公式ホームページで。

「サツキとメイの家」は入館者は1日あたり800人に限定し、完全予約制としてきた。予約は1か月ごとに受け付けてきたが、5月分(計2万4800人分)は受け付け開始から70分で埋まり、苦情が殺到。その一方、入館引換券がインターネットのオークションで、高値で取引されており、改善策を迫られていた。また、全体の1割前後が会場に訪れておらず、転売目的の引換券入手だったと想定されている。
これらに対し、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーはホームページ上で謝罪を行っています。(タイトルの「OWABI!!」ってのはふざけているのか?)

また、「もうひとつの サツキとメイの家」展が4月9日より、名古屋市中村区のJRセントラルタワーズ12階で始まっている。「サツキとメイの家」の30分の1の模型が展示されており、入場無料。5月31日まで。

「ハウルの動く城 大サーカス展」開幕(2005 5/4)
  宮崎駿監督の「ハウルの動く城」の登場人物をサーカス一座に見立てた「ハウルの動く城 大サーカス展」が4月27日に開幕した。
会期は4月27日〜8月27日、会場の東京・江東区恵比寿の東京都現代美術館内。チケットは日時指定の予約制で、ローソンで購入できる。

「ハウルの動く城」6月10日より全米公開!(2005 5/4)
 宮崎駿監督の「ハウルの動く城」が、6月10日より全米でも公開される。
6月10日にはLA、NY、SFの3都市で先行公開、6月17日より60都市にて公開予定。
配給はウォルト・ディズニー(ブエナ ビスタ インターナショナル)が行い、英語吹替監修は「モンスターズ・インク」の監督である、ピート・ドクター。
英語吹替版の声優は、ソフィー役をジーン・シモンズ、 ハウル役をクリスチャン・ベール、荒地の魔女役をローレン・バコール、カルシファー役をビリー・クリスタル、サリマン役をブライス・ダナーが担当する。なお、ソフィーの声優は2人になる予定。

宮崎駿監督、米タイム誌の世界の100人に!(2005 5/4)
 米誌タイム最新号(4月11日発売)は「世界で最も影響力のある100人」のリストを掲載した。
日本からはアニメ映画の宮崎駿監督とトヨタ自動車の渡辺捷昭次期社長の2人が選ばれた。同誌は宮崎監督について「芸術性と創造性は他に類を見ない」「世界が感嘆する作品を創り続けている」などとたたえた。

「紅の豚」金曜ロードショーで4月22日放送(2005 4/4)
 金曜ロードショーで2005年4月4日に「紅の豚」がノーカット放送されます。
日本テレビさん、いい加減ジブリアニメをハイビジョンで放送して下さい。

DVD「宮崎駿とジブリ美術館」3月18日発売。春のキャンペーンも開始。(2005 3/12)
 ブエナビスタは3月18日に「宮崎駿とジブリ美術館」のDVDを発売します。
これが三鷹の森ジブリ美術館の初の映像化作品となります。価格は3,990円(税込)。
【商品仕様】2005年製作/本編約63分/片面2層/ピクチャーディスク/MPEG2/
       NTSC、日本国内向け(リージョン2)/複製不能、マクロビジョン
      [画面サイズ]16:9 ビスタサイズ
      [音声]日本語(2.0ch ステレオ/ドルビーデジタル)
      [字幕]日本語、英語
【特典映像】●「三鷹の森ジブリ美術館 〜迷子になろうよ、いっしょに〜」(約15分)
       ●宮崎 駿監督の友人インタビュー I(約26分)
       「空間構築の魔法」 [語り手 ジョン・ラセター / 聞き手 宮崎吾朗]
       ●宮崎 駿監督の友人インタビュー II(約26分)
       「子どもが子どもでいられる美術館」 [語り手 ユーリー・ノルシュテイン / 聞き手 宮崎吾朗]
       ●フォトギャラリー 「イタリア取材紀行」

また、3月18日よりブエナビスタは「ジブリがいっぱいCOLLECTION 春のキャンペーン」を開始します。
キャンペーン内容は「宮崎駿とジブリ美術館」他、ジブリがいっぱいCOLLECTION、ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル、ジブリ学術ライブラリー、ジブリCINEMAライブラリーからDVDまたはビデオを購入すると、「ハウルの動く城」オリジナル・エコバッグをプレゼントというものです。
なお、数に限りがありますので、先着順になります。

愛知万博の「サツキとメイの家」が完成。報道関係者に公開(2005 3/12)
 3月25日開幕の2005年日本国際博覧会「愛・地球博」(愛知万博)の長久手会場(愛知県長久手町)の森の中に「となりのトトロ」で主人公のサツキとメイが暮らす家がに再現され、3月8日に報道陣に公開された。(その前にNHKで公開されていたが)
 映画の時代設定は昭和30年代(1955〜64年)。家は昭和初期(20年代後半)に建てられたという設定で、これを忠実に再現するため、新築なのに古びて見える経年変化加工が施されている。
名誉館長にコピーライター糸井重里が就任することも決定。会期中、可能な限り来館してもらう予定という。

 「サツキとメイの家」は1日800人限定の完全予約制となっている。予約は3月1日から、コンビニエンスストア「ローソン」の情報端末機「ロッピー」と、専用電話で始まっている。毎月1日(5月のみ2日)午前10時から翌月分を受け付け、1回につき6人分(6月分から4人分まで)まで予約できる。
来場者には、入館したその日付の昭和30年の読売新聞が配られる。また、ローソンでは、スタジオジブリ責任編集「となりのトトロ サツキとメイの家のつくり方」(定価1200円)の発売も予定されている。
 4月末までの予約は開始から5時間足らずで完売。次回予約受付(5月分)は4月1日午前10時から。
また、中を見られない人向けに隣接する日本庭園から外観を見学できる順路も新たに設ける。

2004年度芸術選奨受賞者にジブリ美術館館長宮崎吾朗氏(2005 3/12)
 文化庁は3月8日、芸術の各分野で優れた活動をした人に贈る2004年度(第55回)芸術選奨の受賞者を発表した。
本年度に新設された芸術振興部門で、ジブリ美術館館長の宮崎吾朗氏が『「三鷹の森ジブリ美術館」での名作展示』という内容で文部科学大臣新人賞を受賞した。
宮崎吾朗氏は3月25日からの「愛・地球博」(愛知万博)会場に再現された「サツキとメイの家」の計画統括も担当している。
なお、宮崎吾朗氏は宮崎駿監督の長男。

「ハウルの動く城」観客動員数1422万人突破、歴代2位(2005 3/12)
 東宝は3月2日、「ハウルの動く城」が日本映画歴代第2位の観客動員を記録したことを発表した。
3月1日までに1422万6000人を動員。「もののけ姫」の1420万人を超え、歴代2位になった。
歴代1位は「千と千尋の神隠し」の2350万人で、1位から3位までを宮崎駿監督作品が独占したことになる。
韓国では昨年12月に公開され、301万人を動員、「千と千尋の神隠し」を抜き、日本映画動員記録を樹立。
台湾、シンガポールでもヒットし、フランスでも150万人を動員した。
さらに宮崎監督が栄誉金獅子賞を受賞するベネチア国際映画祭にあわせて9月にヨーロッパ各地での公開が決定しているという。

スタジオジブリが徳間書店から独立(2005 2/11)
 スタジオジブリが今年度中にも徳間書店から独立する事が明らかになった。
独立のための新会社「株式会社スタジオジブリ」を東京都小金井市に既に設立。新会社は資本金1千万円で、宮崎駿監督と鈴木敏夫プロデューサー、高畑勲監督らが取締役となり、鈴木プロデューサーが代表権を持つ。今年度内に徳間書店から150億〜200億円で、過去の作品の分も含めたジブリに関する営業権の譲渡を受けて独立する。
 スタジオジブリは1985年に徳間書店の子会社として設立されたが、1997年に徳間書店の経営基盤強化のために吸収合併された。その後、徳間書店の経営の立て直しが進んだことから、ジブリの独立を認めたようだ。
追記:2月18日に徳間書店から3月31日付けでスタジオジブリを分離・独立すると正式発表があった。
また、出版部門も今後新会社を設立して分離・独立させる。

宮崎駿監督、第62回ベネチア映画祭で名誉金獅子賞受賞決定!(2005 2/11)
 宮崎駿監督が、8月に開催の第62回ベネチア国際映画祭で、「栄誉金獅子賞」が贈られることを東宝が発表した。多くの優れた作品を生み続けていることを称える賞で、賞は優れた作品をつくり続けている監督に贈られる賞で、宮崎監督はアニメ映画の監督としても、日本人としても初めて。同映画祭期間中の9月9日に「宮崎デー」と題した宮崎作品の特集上映の開催が決定し、授賞式には監督も出席する予定。
 宮崎監督は「僕の作品を公開するために努力してくれた世界の友人たち、そして作品を評価してくれた世界の人々に心から感謝します」とのコメントを発表した。
 昨年の第61回ベネチア国際映画祭ではスタジオジブリに対してオゼッラ賞(技術貢献賞)が与えられている。

「ハウルの動く城」の海賊版DVD出回る(2005 1/9)
 「ハウルの動く城」の海賊版DVDが、大阪市の繁華街の露天で大量に出回っていることが分かった。映画館内でビデオカメラを使ってスクリーンを盗み撮りしたとみられており、画質や音質は悪い。価格は千円前後と格安らしいが、絶対に購入しないように。スタジオジブリは著作権法違反に当たるとして法的手段の検討を始めた。
 「千と千尋の神隠し」の時は、インターネットで動画が流通した事もあって、今回も今後同様な事が起こると予想される。なお、「千と千尋の神隠し」の海賊版は映画館でビデオ撮影されたものではなかったらしい。
追記:このDVDを販売していた業者は後日逮捕された。

「ハウルの動く城」観客動員数1000万人突破!(2005 1/9)
 東宝は1月4日、昨年11月20日に公開された「ハウルの動く城」が、公開44日間の2日までに観客動員数が1000万人を突破したことを発表した。1月2日までの動員数は1010万6284人。これは「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の公開47日間の記録を破る。興行収入は公開されていないが、100億は確実に突破していると思われる。ちなみに「千と千尋の神隠し」は夏休み公開という事もあって、1000万人突破は公開31日目であった。
 「ハウル」は日本映画史上最多の全国448スクリーンで封切られたが、公開館はさらに増加中。1年間のロングランも検討中だという。「千と千尋の神隠し」が持つ動員2350万人、興収304億円に並ぶヒットを見込んでいる。
 また、韓国では昨年12月23日に公開。公開週NO1ヒットとなった。韓国では「千と千尋」は240万人を動員したが「ハウル」は500万人を見込んでいる。「ハウル」は今後、海外約50カ国で公開予定。


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