過去のジブリNEWS
(2010年)

金曜ロードショーで「千と千尋の神隠し」2011年1月7日放送(2010 12/15)
金曜ロードショーで2011年1月7日21時から「千と千尋の神隠し」が40分時間延長でノーカット放送されます。
今回は「超高画質で初放送」の記述はありませんが、一応HD放送と書かれているのでHDマスターだと思われます。赤くない「千と千尋の神隠し」が放送されるのは初になるのでしょうか?ちなみに、字幕放送となります。
追記:金曜ロードショーの予告では「超高画質で初放送」と出て、HDマスターでした。もちろん赤くないです。

スタジオジブリが最新作「コクリコ坂から」を発表。2011年夏公開(2010 12/15)
スタジオジブリの2011年夏公開の新作「コクリコ坂から」が発表されました。「コクリコ坂から」は80年に「なかよし」で連載されていた高橋千鶴さんの少女マンガ(原作:佐山哲郎さん)で、今夏にはスタジオジブリの企画・編集で角川書店から「宮崎駿氏推薦!」の帯付きで新装版が発売中。
監督は宮崎吾朗で、企画・脚本は宮崎駿。共同脚本は「アリエッティ」と同じく丹波圭子。音楽は武部聡志、主題歌は手嶌葵。
ちなみに、特別協賛にKDDIが名を連ねており、携帯電話ブランド「au」とのコラボもありそうです。
公式サイト

「天空の城ラピュタ」の演出助手・飯田馬之介氏が逝去(2010 11/28)
「天空の城ラピュタ」に飯田つとむ名義で演出助手として参加したアニメ監督の飯田馬之介監督が2010年11月26日、肺がんのため逝去されたそうです(享年49)。オフィシャルサイトで告知が出ています。
飯田馬之介監督といえば、宮崎駿監督の後継者として有望だっただけに残念でなりません。飯田馬之介監督のオリジナル作品「おいら宇宙の探鉱夫」は「未来少年コナン」のテイストが存分に入っていて今見ても面白いです。(未完で終わってしまいましたが)
宮崎駿作品には「風の谷のナウシカ」の動画(飯田馬之介名義)、「天空の城ラピュタ」の演出助手(飯田つとむ名義)の他、漫画版「風の谷のナウシカ」の手伝いもしていたそうです。
アニドウのホームページでは葬儀の案内が出ています。弔辞は宮崎駿監督等が読まれるそうです。なお、この件での問い合わせ先はなぜかスタジオジブリになっています。
追記:出棺はラピュタの音楽で、ご遺族の車に宮崎監督も同乗したそうです。

ミニ本「岩波少年文庫の50冊」全国の書店で配布中(2010 11/23)
この夏に各地で行われた「宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展」で配布されたミニ本「岩波少年文庫の50冊」ですが、11月19日より全国の書店で行われている「宮崎駿監督が選んだ少年文庫フェア」にて対象の岩波少年文庫を2冊以上購入すると貰えるそうです。実施している店舗が多いので、入手しやすいかと思います。ミニ本は先着順なので欲しい方はお早めに。対象の書籍・書店などはこちらをご覧ください。
ジブリで映像化された「ゲド戦記」「借りぐらしのアリエッティ」の原作も対象となっています。

スタジオジブリの新作を12月15日に発表!(2010 11/6)
イタリアで開催中の第5回ローマ国際映画祭で「借りぐらしのアリエッティ」が現地時間の11月4日に招待上映され、米林宏昌監督とスタジオジブリ代表取締役社長の星野康二氏が登壇した。
今回の映画祭は「日本」がテーマで、その目玉としてスタジオジブリの回顧上映を実施中で、映画「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「おもひでぽろぽろ」「耳をすませば」や「大塚康生の動かす喜び」「宮崎駿とジブリ美術館」といったドキュメンタリーや「柳川堀割物語」といったマイナーな作品も上映される。
『借りぐらしのアリエッティ』上映後の質疑応答では星野社長がジブリの新作を12月15日に発表すると明かした。
イタリアの人たちは「紅の豚2」を期待しているようだが、新作は高畑勲監督か宮崎吾朗監督だと思う。

「プロフェッショナル仕事の流儀」で公開された作品は美術館作品「パン種とタマゴ姫」(2010 10/16)
2010年10月16日(土)午後8時からNHK総合で放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀 スペシャル」の「プロローグ」で、宮崎駿監督の新作が公開された。この新作は11月20日からジブリ美術館で上映される作品で、タイトル「パン種とタマゴ姫」。宮崎監督のオリジナル作品となり、10分の短編ながら膨大な作画枚数のようです。実はこのタイトルは今回が初公開という訳ではなく、ジブリ美術館のホームページで10月4日に告知されていた作品。

10月16日放送「プロフェッショナル仕事の流儀」で宮崎駿監督の衝撃の新作を公開!(2010 10/11)
2010年10月16日(土)午後8時〜8時45分にNHK総合で放送される「プロフェッショナル 仕事の流儀 スペシャル」の「プロローグ」は、これまで放送で取り上げた大物プロフェッショナルの新たな挑戦を紹介するプロローグで、宮崎駿監督の衝撃の新作も公開されるとか。美術館作品か長編かは不明だが、期待しておこう。予告では奇妙なキャラクターが写っていたが…。

金曜ロードショーで「猫の恩返し」2010年10月22日放送(2010 10/2)
金曜ロードショーで2010年10月22日21時から「猫の恩返し」がノーカット放送されます。
「超高画質で初放送」とあるので、HD放送だと思われます。音声は5.1ch制作の作品ですが、ステレオになると思われます。ちなみに、字幕放送となります。

金曜ロードショーで「ルパン三世カリオストロの城」2010年10月8日放送(2010 9/18)
金曜ロードショーで2010年10月8日21時から「ルパン三世カリオストロの城」が放送時間10分延長のノーカット放送されます。
今回は2008年に放送されたものと同様のHDリマスター版となると思われます。
追記
「超高画質・超音質で初放送」とありますが、昔HD放送されたのに何故?あと、超高音質って何?
あと、シーンガイドもあるみたいです。

「天空の城ラピュタ」「となりの山田くん」Blu-ray版2010年12月22日発売(2010 9/11)
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントは、宮崎駿監督作品「天空の城ラピュタ」、高畑勲監督作品「ホーホケキョとなりの山田くん」のBlu-ray版を2010年12月22日に発売すると発表しました。価格はどちらも「ポニョ」「ナウシカ」と同じく7,140円(税込)で、1枚組です。
本編は映像がMEPG-4 AVC圧縮で、音声はオリジナル日本語を「天空の城ラピュタ」DTS-HD MasterAudio2.0chサラウンド、「山田くん」はリニアPCM2.0chステレオとDTS-HD MasterAudio5.1chサラウンド、他言語をドルビーデジタル2.0ch(「山田くん」の英語、ドイツ語は5.1ch)で収録。「ラピュタ」はフィルム作品なので、「ナウシカ」と同様のレストアを行っているようです。音声のリミックスはやはり行われないようです。「ラピュタ」は2003年頃に英語吹替版が新たに制作されており、特典としてドルビーデジタル5.1chサラウンドと日本語字幕で収録しているそうです。ちなみに、この英語版は声優をマーク・ハミルやアンナ・パキンが担当し、音楽も久石譲自ら全曲書き直しています。なお、DVDに収録されていた旧英語吹替は収録されないみたいです。

特典は、映像特典として恒例の絵コンテ(本編映像とのピクチャー・イン・ピクチャー)とアフレコ台本、劇場用予告編、TVスポット、プロモーションフィルムを収録。また、「ラピュタ」にはノンテロップのオープニング・エンディング映像、「山田くん」にはTV特番が収録される。「ナウシカ」のような封入特典は無いようですが、ジャケットデザインは「ナウシカ」を踏襲していています。
毎回言ってますが、この内容で7,140円(税込)は高すぎです。

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天空の城ラピュタ [Blu-ray]
天空の城ラピュタ [Blu-ray]

『天空の城ラピュタ』 ブルーレイディスク版
【品番】   VWBS1189
【発売日】  2010年12月22日(水)
【発売元】  ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント
        1986年製作/日本/本編約124分
【価格】     7,140円(税込)/6,800円(税抜)
【商品仕様】  BD50/1枚/特殊パッケージ仕様/ピクチャーディスク/MPEG4-AVC/複製不能、マクロビジョン
 [画面サイズ]16:9 1920×1080 FULL HD<BR>
 [音声]   ・日本語(2.0chサラウンド/DTS-HD MasterAudio)
       ・フランス語/ドイツ語/韓国語/広東語/北京語(2.0chサラウンド/ドルビーデジタル)
 [字幕]   日本語/英語/フランス語/韓国語/中国語(繁体字・広東語)/中国語(繁体字・北京語)/フィンランド語
【映像特典】
■北米版 本編(音声:英語(5.1ch/ドルビーデジタル)/字幕:日本語)
■絵コンテ(本編映像とのピクチャー・イン・ピクチャー)
■アフレコ台本
■ノンテロップのオープニング、エンディング映像(約5分30秒)
■劇場用予告編、TVスポット、プロモーションビデオ

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ホーホケキョ となりの山田くん [Blu-ray]
ホーホケキョ となりの山田くん [Blu-ray]

『ホーホケキョとなりの山田くん』 ブルーレイディスク版
【品番】   VWBS1190
【発売日】  2010年12月22日(水)
【発売元】  ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント
        1999年製作/日本/本編約104分
【価格】     7,140円(税込)/6,800円(税抜)
【商品仕様】  BD50/1枚/特殊パッケージ仕様/ピクチャーディスク/MPEG4-AVC/複製不能、マクロビジョン
 [画面サイズ]16:9 1920×1080 FULL HD
 [音声]   ・日本語(2.0chステレオ/リニアPCM)
       ・日本語(5.1ch/DTS-HD MasterAudio)
       ・英語/ドイツ語(5.1ch/リニアPCM)
       ・韓国語/北京語(2.0chサラウンド/ドルビーデジタル)
 [字幕]   日本語/英語/フランス語/ドイツ語/韓国語/中国語(繁体字・北京語)
【映像特典】
■日本テレビ「スーパーテレビ 情報最前線 独占密着15ヶ月!噂の映画『となりの山田くん』の秘密」(約45分)
■絵コンテ(本編映像とのピクチャー・イン・ピクチャー)
■アフレコ台本
■劇場用予告編、TVスポット、プロモーションビデオ

「赤毛のアン〜グリーンゲーブルズへの道〜」DVD&Blu-ray2010年11月17日発売(2010 9/8)

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劇場版『赤毛のアン〜グリーンゲーブルズへの道〜』 [Blu-ray]
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劇場版『赤毛のアン〜グリーンゲーブルズへの道〜』 [DVD]
劇場版『赤毛のアン〜グリーンゲーブルズへの道〜』 [DVD]
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントは、1979年に放送された高畑勲監督によるTVシリーズ「赤毛のアン」全50話のうち1〜6話を1989年に再編集した劇場版「赤毛のアン〜グリーンゲーブルズへの道〜」のDVDとBlu-rayを2010年11月17日に発売すると発表しました。価格はDVDが3,990円(税込)、Blu-rayが4,935円(税込)。この作品は当時結局劇場公開されなかった作品で、VHSでは発売されたがDVDでは発売されていなかった。2010年にようやくデジタルリマスター版が劇場公開されたこともあり、DVDとBlu-rayで発売されることになった。脚本・監督は高畑勲。場面設定と画面構成は宮崎駿。キャラクターデザインと作画監督は近藤喜文が担当している。制作は日本アニメーション。ちなみに、宮崎駿が「赤毛のアン」に関わったのはの1〜14話のみ。

BD/DVDのどちらにも特典映像として、7月12日にカナダ大使館で行なわれた特別試写会での、高畑監督トークショーの模様を収録。さらに、封入特典として美術監督の井岡雅宏による背景画を収録したリーフレットも付属する。
DVD版(VWDZ-8750)、Blu-ray版(VWBS-1178)共に片面2層ディスク1枚に本編100分と映像特典を収録している。
映像はDVD版がMEPG-2、Blu-ray版がMEPG-4 AVC、音声がDVD版がドルビーデジタル2.0ch(モノラル)、Blu-ray版がリニアPCM2.0ch(モノラル)、字幕は収録されていない。なお、同日にはレンタル開始されます。

「風の谷のナウシカ」Blu-rayのお得なセットが発売(2010 7/10)
セブンネットショッピングで7月14日発売の「風の谷のナウシカ」Blu-rayと原作全7巻をセットにしたお得なセットが発売されます。
価格は、定価が10,127円のところ7,494円で、2,633円(26%)安く、ミニ本がBlu-rayに同梱の「『風の谷のナウシカ』GUIDE BOOK」復刻保存版、「借りぐらしのアリエッティ 公開記念キャンペーン」の「スタジオジブリ DVD/ブルーレイ/ビデオ目録 2010」と、今の所ここでしか手に入らない「スタジオジブリ物語」の計3冊付属します。
なお、「ナウシカ」の原作全7巻には宮崎駿氏の水彩画「トルメキア戦役」姿のナウシカケース付きです。

「借りぐらしのアリエッティ」関連書籍が続々(2010 7/10)
7月17日公開のスタジオジブリ最新作「借りぐらしのアリエッティ」の公開に合わせて関連書籍の発売が続々予定されています。
まず、「映画 風の谷のナウシカ GUIDE BOOK 復刻版」が徳間書店から680円(税込)で発売中。
それから、恒例のガイドブック「少年と少女の一週間 借りぐらしのアリエッティ ガイドブック」が角川書店から1,470円(税込)で7月21日発売、7月28日頃には徳間書店からこれまた恒例の「ジブリ絵コンテ全集 借りぐらしのアリエッティ」(2,940円(税込))と7月31日には「ジ・アート・オブ・アリエッティ」(2,900円(税込))が予定されており、更にフィルムコミック(全4巻)が8月上旬より各590円(税込)、ロマンアルバムが8月中旬に1,300円(税込)、徳間アニメ絵本が8月下旬に1,680円(税込)で発売予定(全て徳間書店)
さらに様々な雑誌でも特集が組まれたりしますが、特に7月15日発売の「BRUTUS」と7月17日発売の「MOVIEぴあ」(ミニ本付)は必見とのこと。 詳しくは公式ブログで。

「借りぐらしのアリエッティ」関連番組が続々(2010 7/9)
7月17日公開のスタジオジブリ最新作「借りぐらしのアリエッティ」の公開に合わせて関連番組が予定されています。
まず、7月の金曜ロードショーはジブリ作品を集中的に放送、「アリエッティ」情報もあります。
7月10日の10:30〜11:25には「『借りぐらしのアリエッティ』公開記念特番 ジブリ作品の源流を探る旅」が放送されます。
また、7月12日〜15日の12:29頃には「スタジオジブリ最新作カウントダウン『借りぐらしのアリエッティ』に秘められた謎」が4夜連続で放送されます。その前の「NEWS ZERO」でも紹介されるみたいです。
7月17日14:30〜15:30には「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」特別番組、7月24日16:00〜17:00には「NEWS ZEROスピンオフ企画『借りぐらしのアリエッティ』を作った職人たち特別番組」が予定されています。
これらの予定は全て日本テレビのもので、地方では異なります。なお、CS日テレでも「『借りぐらしのアリエッティ』公開記念特別番組」等が放送されるみたいです。
詳しくは公式ブログで。

正式なスタッフ&キャストが発表されています。
スタッフ
原作:メアリー・ノートン「床下の小人たち」(林容吉訳・岩波少年文庫刊)
企画・脚本: 宮崎 駿
脚本:丹波圭子
音楽:セシル・コルベル
プロデューサー: 鈴木敏夫
制作: 星野康二
監督:米林宏昌
作画監督:賀川愛・山下明彦
美術監督:武重洋二・吉田 昇
色指定:森 奈緒美
映像演出: 奥井 敦
音響効果・整音: 笠松広司
アフレコ演出:木村絵里子
主題歌:
 「Arrietty's Song」
 作詞: セシル・コルベル
 日本語訳詞:伊平容子
 作曲:サイモン・ギャビー/セシル・コルベル
 歌: セシル・コルベル
 (ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
 (徳間ジャパンコミュニケーションズ)
スタジオジブリ・日本テレビ・電通・博報堂DYMP・ディズニー・三菱商事・東宝・ワイルドパンチ提携作品
製作担当: 奥田誠治 福山亮一 藤巻直哉
特別協賛: MS&ADホールディングス(三井住友海上・あいおい損保・ニッセイ同和損保)
特別協力: ローソン 読売新聞
配給: 東宝
カラー / ビスタサイズ
ドルビーデジタル・dts / 上映時間:94分

声の出演
アリエッティ: 志田未来
翔: 神木隆之介
ホミリー: 大竹しのぶ
貞子: 竹下景子
スピラー: 藤原竜也
ポッド: 三浦友和
ハル: 樹木希林

ジブリがアニメ担当のゲーム「二ノ国」がニンテンドーDSに加えPS3でも発売(2010 6/27)
スタジオジブリがアニメーション作画で参加しているレベルファイブ制作のゲーム「二ノ国」。元々ニンテンドーDSでの発売が決定しており、据え置き機の発売が予告されていましたが、ようやく据え置き機のプラットフォームがPlayStation3(PS3)である事が発表されました。
ニンテンドーDS版「二ノ国 漆黒の魔道士」とPlayStation3版「二ノ国 白き聖灰の女王」は、異なったストーリー、システムになるようです。
ニンテンドーDS版は大容量の4Gbit(256MB)ROMを採用してアニメを収録、PS3版ブルーレイディスクの大容量を利用したアニメと、アニメと見分けがつかないほどの画面のクォリティでプレイができるようです。発売はニンテンドーDS版は2010年12月9日、PS3版は2011年の予定。
「二ノ国」は企画・シナリオ・総監督が日野晃博社長、音楽は久石譲、アニメーション作画はスタジオジブリでアニメーション監督は百瀬ヨシユキ。声の出演は多部未華子、長澤まさみ、古田新太、大泉洋、八嶋智人、渡辺えり、溝端淳平、黒田知永子。

ディズニー、「借りぐらしのアリエッティ」公開記念キャンペーン開始(2010 6/13)
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは、「借りぐらしのアリエッティ」の公開を記念し、スタジオジブリ関連DVD、Blu-rayを購入すると、その場でジブリのビデオ目録がもらえる「借りぐらしのアリエッティ 公開記念キャンペーン」を7月14日から実施する。

 プレゼントされるのは「スタジオジブリ DVD/ブルーレイ/ビデオ目録 2010」という256ページのオールカラーのミニ本(縦9cm、横6.6cm)で、ジブリ関連の全DVD/BD/VHSビデオが1作品ごとに紹介されているもの。プレゼントの対象タイトルは、7月14日に発売されるBD版「風の谷のナウシカ」等を含む、ジブリがいっぱい COLLECTIONとジブリがいっぱい COLLECTIONスペシャル、三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー、ジブリ学術ライブラリー、ジブリ CINEMA ライブラリーの全作品。ただし、キャンペーンを実施していない店舗もある。キャンペーンは目録が無くなり次第終了となるため、欲しい人はお早めに。
 ただ、この程度の目録は普通は無料配布なんじゃないの?と思う。

7月の金曜ロードショーはジブリ月間。4作品を連続放送(2010 6/13)
7月の金曜ロードショーは「借りぐらしのアリエッティ」公開に合わせて4週間連続でジブリ作品を放送するジブリ月間となります。放送されるのは、7月2日は「紅の豚」、7月9日は「耳をすませば」、7月16日は「ハウルの動く城」「となりのトトロ」、7月23日は「となりのトトロ」「猫の恩返し」です。もちろんノーカット放送となります。上映時間の短い作品が多いので、「耳をすませば」以外は放送時間延長とならないと思われます。日本テレビのホームページでは毎度の通りHD放送となっていますが、今回もアプコンの可能性が高いです。
追記:放送予定が間違っていたみたいです。また、6月25日の金曜ロードショー枠でジブリ情報があるらしいです。画質は「紅の豚」「耳をすませば」の予告を見ると結構綺麗だったような…。額縁もなくなってるし、HDマスターかも。「ハウルの動く城」「となりのトトロ」の予告は従来通り少し額縁ありで画質が悪かった。(6/19)
追記:6月25日に放送された予告では、全作品HDマスターのようでした。特にデジタル制作の「ハウルの動く城」が綺麗だった。今後は全作HDマスターで放送されるのかな?楽しみだ。(6/27)

「借りぐらしのアリエッティ」声優発表(2010 4/29)
2010年7月17日に公開されるスタジオジブリの最新作「借りぐらしのアリエッティ」(監督:米林昌宏)の声優が4月13日発表されました。
主役のアリエッティは女優の志田未来が担当。志田未来は本作が声優初挑戦となる。翔役にはジブリ作品では「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」に参加した神木隆之介が担当。その他、アリエッティの母ホミリーに大竹しのぶ、翔のおばあさんの妹・貞子に竹下景子、アリエッティの父・ポッドに三浦友和、翔のおばあさんの家でお手伝いさんとして働くにハルに樹木希林が決定している。制作スタッフは監督の米林昌宏と脚本の宮崎駿しか正式には発表されていないが、作画監督は山下明彦、賀川愛で、美術監督は武重洋二、美術監督補は吉田昇、高松洋平らしい。

また、前売り券が4月17日より発売されています。先着15万名にキャラクターが出来るまでのイメージボードを収録した「アリエッティ ミニ本1」がプレゼントされるようです。この本は東京国際アニメフェア2010にて展示されたものと同じです。(当初、ミニ本は2冊セットの予定でしたが、1冊のみに変更になりました。ミニ本2は検討中らしいです。)

「風の谷のナウシカ」Blu-ray版の詳細発表(2010 4/25)

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風の谷のナウシカ [Blu-ray]
風の谷のナウシカ [Blu-ray]
発売日と価格だけ決定していた「風の谷のナウシカ」Blu-ray版の詳細が発表されました。発売日と価格は変更なく2010年7月14日発売で、7,140円(税込)の1枚組です。
本編は映像がMEPG-4 AVC圧縮で、音声はオリジナル日本語をリニアPCM2.0ch(実質モノラル)、多言語をドルビーデジタル2.0chで収録。リミックスはオリジナルを尊重する形で一切されないようです。また、映像もレストアやテレシネはやり直していますが、大幅なリマスター等はされない模様です。フィルムグレインもかなり残っていると思われ、人によっては画質が悪いと感じるかもしれません。
特典は、映像特典として絵コンテ(本編映像とのピクチャー・イン・ピクチャー)とアフレコ台本、劇場用予告編、TVスポット、プロモーションフィルムを収録。また、音声特典でDVDにも収録されていた庵野秀明(原画担当)×片山一良(演出助手)のオーディオコメンタリーを収録。またで2009年12月に収録された鈴木敏夫と庵野秀明の対話・『ナウシカとエヴァンゲリオン!巨神兵の行方は?』も収録されている。
封入特典として、'84年に作られた「『風の谷のナウシカ』GUIDE BOOK」の復刻保存版ミニ本も同梱される。私は発売当時の「『風の谷のナウシカ』GUIDE BOOK」(当時の価格は480円)を未だに所有していますが、230ページもある豪華な本です。ただ、「アリエッティ」の前売券特典と同じサイズのミニ本なのでかなり読みづらそうではある。

収録内容は予想通り特典が少なめだったが、この内容で7,140円(税込)は高すぎる。この程度では5千円程度が妥当だと思われる。同じ発売元のディスニーの長編アニメ作品でも5千円しないのに。今後のシリーズもこの価格で発売され続けるのはひどいと思う。

『風の谷のナウシカ』 ブルーレイディスク版

【品番】   VWBS1110
【発売日】  2010年7月14日(水)
【発売元】  ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント
        1984年製作/日本/本編約116分
【価格】     7,140円(税込)/6,800円(税抜)
【商品仕様】  BD50/1枚/特殊パッケージ仕様/ピクチャーディスク/MPEG4-AVC/All Region/複製不能
 [画面サイズ]16:9 1920×1080 FULL HD
 [音声]    ・日本語(2.0chモノラル/リニアPCM)
         ・英語/フランス語/ドイツ語/韓国語/広東語/北京語(2.0ch モノラル/ドルビーデジタル)
 [字幕]   日本語/英語/フランス語/韓国語/中国語(繁体字・北京語)
【映像特典】
■絵コンテ(本編映像とのピクチャー・イン・ピクチャー)
■AR台本
■劇場用予告編、TVスポット、プロモーションフィルム
【音声特典】
■オーディオコメンタリー:庵野秀明(原画担当)×片山一良(演出助手)
■鈴木敏夫と庵野秀明の対話・
『ナウシカとエヴァンゲリオン!巨神兵の行方は?』(2009年12月収録)
【封入特典】
「『風の谷のナウシカ』GUIDE BOOK」復刻保存版ミニ本(サイズ:天地9cm×左右6.5cm)

「風の谷のナウシカ」Blu-ray版2010年7月14日発売(2010 3/25)

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風の谷のナウシカ [Blu-ray]
風の谷のナウシカ [Blu-ray]
予告されていた「風の谷のナウシカ」のBlu-ray版の発売が2010年7月14日に決定しました。価格は「ポニョ」と同じ価格は7,140円(税込)。映像特典や封入特典、音声仕様などの詳細は後日明らかにされる予定だそうです。現在判明しているのは、片面2層1枚のディスクで、フォーマットはMEPG-4 AVCを採用。ケースは特殊パッケージ仕様になるという。
なお、発売元のウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンのホームページでは、鈴木敏夫プロデューサーのコメントが掲載されています。
これらの情報は、3月25日〜28日(一般は27日〜28日)に開催されている「東京国際アニメフェア2010」のスタジオジブリブースでも見ることができるそうです。

今回のレストア作業では、宮崎駿監督の要望で公開当時の状態を再現するそうで、過度に綺麗にはしない方針だそうです。音声もリニューアルはなさそう。完成したマスターは「ポニョ」と同じくパナソニックハリウッド研究所の柏木吉一郎氏によってオリジナルに忠実に圧縮される模様です。
気になる映像特典ですが、価格が7,140円(税込)と高価なため、充実したものをお願いしたい。「ポニョ」は特典満載だったからまだ許せたが、DVDと同じ特典程度だったらちょっと…と思う。また、本編のみの廉価版も用意すべきだと思う。

「風の谷のナウシカ」Blu-ray版2010年夏発売決定(2010 2/19)
2010年2月19日に金曜ロードショーで放送された「風の谷のナウシカ」の最後に2010年夏の「風の谷のナウシカ」のブルーレイ発売が告知されました。テロップ1行だったため、詳細はまだ不明です。

金曜ロードショーで「風の谷のナウシカ」2010年2月19日放送(2010 1/31)
「風の谷のナウシカ」が金曜ロードショーで2010年2月19日21時〜23時24分に30分放送時間延長のノーカット放送される予定です。
日本テレビのホームページにはHD放送とありますが、いつもの通りアップコンバート(アプコン)かもしれません。
追記:たぶんアプコンだった思います。

金曜ロードショーで「崖の上のポニョ」早くも2010年2月5日放送(HD放送?)(2010 1/8)
2008年夏公開の宮崎駿監督作品「崖の上のポニョ」が金曜特別ロードショーで早くも2010年2月5日の19時56分より放送されます。ただし本編は21時〜23時4分のようです。2月5日は朝から宣伝を行うようです。
気になるのはアプコン放送かHD放送かという事ですが、金曜ロードショーの予告ではHDでした。ジブリ初HD放送なるか?HDでやるならついでに5.1ch音声(サラウンドEXなので実質6.1ch)でもやって欲しいところ。
19時56分からの特番は「金曜特別ロードショー『崖の上のポニョ』テレビ初登場 直前スペシャル!!“ポニョはこうして生まれた”」というもので、ゲストがキャイ〜ンと優木まおみで、森圭介と西尾由佳理アナウンサーが『ポニョ展』開催中の夜のジブリ美術館から生放送だそうです。
追記:本編もHD放送でした!しかし、音声はステレオ(ドルビーサラウンド)でした。


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