過去のジブリNEWS
(2013年)

金曜ロードSHOW!で「ゲド戦記」2014年1月17日に放送(2013 12/28)
2014年1月17日21時からの金曜ロードSHOW!は「ゲド戦記」が放送されます。
今回ももちろん30分放送時間延長のノーカット放送・字幕放送・解説音声付きで、JoinTVにも対応すると思われます。
以前と同じHDマスターで放送されると思われます。

2014年夏公開のスタジオジブリ新作は米林宏昌監督作品「思い出のマーニー」(2013 12/14)
東宝は12月12日に来年度のラインナップを発表し、来夏公開予定のスタジオジブリ新作が、米林宏昌監督の「思い出のマーニー」だと公表した。

原作は英国の作家ジョーン・G・ロビンソンによる同名の児童文学(岩波少年文庫刊)で、舞台を日本に置き換える。内省的で孤独な少女が、不思議な少女マーニーと仲良くなり、成長していく物語。米林監督にとっては、「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)に続く、2本目の長編映画となる。
脚本は「海がきこえる」「ゲド戦記」「借りぐらしのアリエッティ」「コクリコ坂から」の脚本家丹羽圭子と、スタジオジブリ出身で「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「パプリカ」「ももへの手紙」等の作画監督で知られる安藤雅司と米林宏昌監督が担当。音楽はジブリ作品初となる村松崇継が担当する。

夏に全国26館のイオンシネマに登場した壁画に描かれていた謎の少女がマーニーだったようです。

「風立ちぬ」ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネート(2013 12/14)
宮崎駿監督作品「風立ちぬ」が米アカデミー賞の前哨戦となる第71回ゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネートされたと12月12日に発表されました。邦画が外国語映画賞にノミネートされるのは第48回(1990年度)の「夢」(黒澤明監督)以来23年ぶりで、受賞すれば第17回(1959年度)で外国語映画賞を受賞した市川崑監督の「鍵」以来となる。

同賞はハリウッド外国人記者クラブの会員による投票で決められ、授賞式は来年1月12日にロサンゼルスで行われる。アニメーション賞でのノミネートにならなかったのは、今回は英語字幕版での申請だったため、英語音声作品が対象の長編アニメーション映画部門の候補にはならなかったという。

また、米国のアニメーション賞である第41回アニー賞でも「風立ちぬ」が長編アニメーション部門の7作品に選ばれた。7作品の中には沖浦啓之監督の「ももへの手紙」も含まれている。他のノミネート作品は、「怪盗グルーのミニオン危機一発」、「アーネストとセレスティーヌ」、「アナと雪の女王」、「モンスターズユニバーシティ」、「クルードさんちのはじめての冒険」。
個人部門でも作画監督の高坂希太郎がキャラクターアニメーション部門に、宮崎駿が脚本部門にノミネートされている。発表は2月1日。

アカデミー賞の長編アニメーション部門のノミネート作品は2014年1月16日発表予定だが、日本の「風立ちぬ」「ももへの手紙」「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語」の3作品がエントリーしている。エントリー作品は全19作品。
また、音楽賞の対象にも「風立ちぬ」が入っており、久石譲がノミネートされる可能性がある。

「風立ちぬ」アメリカ映画賞のアニメ部門で3冠(2013 12/14)
宮崎駿監督作品「風立ちぬ」が米国の映画賞で次々に賞を受賞している。
現在の所、第80回ニューヨーク映画批評家協会賞とナショナル・ボード・オブ・レビュー(全米映画批評会議)賞2013、ボストン映画批評家協会賞のアニメーション賞を受賞しています。
第70回ベネチア国際映画祭は逃したものの、今後発表されるゴールデングローブ賞、アニー賞、アカデミー賞が楽しみです。

金曜ロードSHOW!で「風の谷のナウシカ」2013年12月27日に放送(2013 12/8)
今年最後の2013年12月27日21時からの金曜ロードSHOW!は「風の谷のナウシカ」が放送されます。
今回ももちろんノーカット放送・字幕放送・解説音声付きで、Blu-rayと同じHDマスターで放送されると思われます。

現在、金曜ロードSHOW!でまだHD放送されてないジブリ作品は「魔女の宅急便」「海がきこえる」「もののけ姫」「ホーホケキョとなりの山田くん」のみ。
(「ホーホケキョとなりの山田くん」は2013年12月にWOWOWでHD5.1ch放送されている)

「かぐや姫の物語 プロローグ 序章」のBlu-ray+DVDを11月16日より100万枚配布(2013 11/13)
11月23日公開の高畑勲監督最新作「かぐや姫の物語」のプロモーションとして、作品一部である6分間のプロモーション映像「かぐや姫の物語 プロローグ 序章」を収録したDVD&Blu-rayの2枚組が、11月16日(土)より映画館の来場者に合計100万枚プレゼントされる。

ジブリ史上初となる試みで、全国の「かぐや姫の物語」上映予定劇場344館にて行われる。上映作品は問わず、劇場にて映画チケットを購入した人全員にプレゼントされ、100万枚が無くなり次第終了となるため、意外と早く無くなると思われます。

「かぐや姫の物語 プロローグ 序章」は、マスコミ向けの中間報告会見で初公開されたが、長尺のため予告編として流せず、 全国約80館で幕間上映されていたのみだった。
鈴木敏夫プロデューサーは「(予告編の)出来が素晴らしいので、多くの人に見てもらいたいと思って」と考案。DVDとBlu-ray、両方を 封入することにしたのは「この作品の映像は、Blu-rayでこそ生きる。でも、見られない人も多いと思うので、DVDも付けることにした。それに、洋画のセルDVDもBlu-rayがセットになっているしね」と話している。
なお、この「かぐや姫の物語 プロローグ 序章」は11月22日放送の「火垂るの墓」の番組内でも放送される予定です。

プレゼントされるBlu-rayは最近のジブリBlu-rayで採用されている最大36bitの高階調映像を実現するパナソニックのMGVC(マスターグレードビデオコーディング)に対応している。音声はBlu-rayがDTS-HD MasterAudio 5.1chで、DVDがドルビーデジタル 5.1chとのこと。
ちなみに、11月13日に開幕した「Inter BEE 2013」のパナソニックブースでも配布されている。

WOWOWで高畑勲監督ドキュメンタリーと「ホーホケキョとなりの山田くん」を2013年12月放送(2013 11/2)
2013年12月に衛星放送のWOWOWで高畑勲監督のドキュメンタリーと、それに合わせて「ホーホケキョとなりの山田くん」が放送されます。(有料放送)
高畑勲監督のドキュメンタリーは「ノンフィクションW 高畑勲、「かぐや姫の物語」をつくる。ジブリ第7スタジオ、933日の伝説」で、前編が12月6日22時から、後編が12月13日22時から放送されます。
これに合わせて高畑勲監督作品の「太陽の王子ホルスの大冒険」を12月7日18時30分から「ホーホケキョとなりの山田くん」を12月7日20時から放送します。金曜ロードSHOW!以外でジブリ作品が放送されるのは極めて異例となります。もちろんどちらもノーカットのHD放送で、「ホーホケキョとなりの山田くん」は5.1chサラウンド放送されます。

金曜ロードSHOW!で「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」2013年11月22日、11月29日に放送(2013 11/2)
11月23日公開の高畑勲監督作品「かぐや姫の物語」の公開記念として「秋もジブリ!」と称して金曜ロードSHOW!で2013年11月22日21時から「火垂るの墓」、11月29日21時から「おもひでぽろぽろ」が放送されます。どちらも久々の放送で、HD放送されるのは初になります。(「火垂るの墓」は衛星放送でHD放送された事があります)
「火垂るの墓」の放送中に「かぐや姫の物語」6分間の特別映像が放送される予定となっています。
今回ももちろんノーカット放送で、今回も解説放送が行われます。今回はスマートフォンやタブレット端末を利用しての連動企画も行われます。
ちなみに、放送マスターはBlu-rayのマスターとは同じだと思われます。

連動企画として深夜映画番組「映画天国」(日テレのみ)では、11月18日深夜1時58分から「赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道」も地上波初放送されます。

「かぐや姫の物語」キャストを発表(2013 11/2)
11月23日公開の「かぐや姫の物語」のキャストが発表されています。
この作品はプレスコで制作が行われており、収録自体数年前に行われたそうです。そのため、昨年亡くなった地井武男さんが出演されています。上映時間は137分予定とのこと。
新聞広告によると、「制作期間8年、製作費50億円の超娯楽大作。」とのこと。
「かぐや姫の物語」の前売券はインターネットで座席予約できるオンライン前売券サービス「ムビチケ」でも販売されています。

【スタッフ】
製作:氏家齊一郎
原案・監督:高畑勲
脚本:高畑勲、坂口理子
音楽:久石譲(サントラ/徳間ジャパンコミュニケーションズ)
主題歌: 「いのちの記憶」二階堂和美(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
美術監督:男鹿和雄
プロデューサー:西村義明
アニメーション制作:スタジオジブリ
特別協賛:KDDI・アイフルホーム
特別協力:ローソン・読売新聞
配給:東宝

 【キャスト】
かぐや姫:朝倉あき
捨丸(かぐや姫の幼馴染):高良健吾
翁(かぐや姫の育ての父):地井武男
媼(かぐや姫の育ての母):宮本信子
高畑淳子
田畑智子
立川志の輔
上川隆也
伊集院光
宇崎竜童
中村七之助
橋爪功
朝丘雪路(友情出演)
仲代達矢

ジブリがいっぱいCOLLECTION「かぐや姫の物語」公開記念キャンペーン開始(2013 11/2)
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントは「かぐや姫の物語」公開に合わせて、公開を記念して、スタジオジブリ関連DVD・ブルーレイディスクを対象とした「『かぐや姫の物語』公開記念キャンペーン」を2013年11月6日(水)より実施すると発表しました。スタジオジブリ関連DVD&ブルーレイディスクを購入するとその場でもれなく、【ジブリがいっぱいCOLLECTIONオリジナル『かぐや姫の物語』クリアポストカード】が貰えます。
対象になるのは、≪ジブリがいっぱいCOLLECTION≫≪ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル≫≪三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー≫≪ジブリ学術ライブラリー≫≪ジブリCINEMAライブラリー≫のスタジオジブリ関連作品DVD&ブルーレイディスクです。
実施してない店舗もあるので確認して下さい。
なお、2013年11月6日には「平成狸合戦ぽんぽこ」のBlu-rayが発売されます。

2013年9月6日に行われた宮崎駿監督公式引退会見(2013 9/7)
2013年9月6日14時から東京都武蔵野市の吉祥寺第一ホテルにて宮崎駿監督の公式引退会見が行われました。
会見には鈴木敏夫プロデューサーと星野康二社長も同席し、星野社長が司会と務めました。
この会見には米国、イタリア、フランス、韓国、中国など13カ国・地域の海外メディアを含む約600人の記者が集まりました。
会見の前に取材陣には宮崎監督による「公式引退の辞」が配布され、ここに引退の理由が詳しく書かれていました。
やはり年齢が主な理由なようですが、今後10年は仕事をしたいと思っているようで、長編映画は作らないけどジブリ美術館など色んなことをやりたいそうです。
会見で宮崎監督は「今回は本気」と語り、約100分にも及ぶ長時間の質疑応答に答えていました。
今後のスタジオジブリの映画については宮崎監督は脚本などでも関わるつもりはないらしく、若い人でやってもらいたいとの事。
鈴木敏夫プロデューサーによると内容は明かせないが、来年公開予定の作品を準備中との事。他のインタビューから宮崎吾朗監督作品と思われる。
この会見の模様はニコニコ生放送やNHKや民放テレビ局で生中継されたほか、ニュースでも大きく取り扱われました。テレビ朝日はYoutubeにノーカットで公開しているようです。

2013年9月6日の金曜ロードSHOW!で「紅の豚」が急遽放送決定(2013 9/2)
金曜ロードSHOW!で2013年9月6日21時30分から「紅の豚」が放送されます。当初、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の放送予定でしたが、今回の引退発表を受けて急遽放送が決まりました。「ウルヴァリン」は9月20日に放送延期となります。
今回ももちろんノーカット放送で、HDマスターで放送されると思われます。ただ、Blu-rayのマスターとは異なると思います
「紅の豚」は昨年放送されましたが、ジブリ作品は通常2年サイクルで放送されているため異例となります。
「紅の豚」が選ばれたのは「現在公開中の「風立ちぬ」同様に、宮崎駿監督の飛行機への強いこだわりと愛情が感じられる、大空へのロマンが詰まった不朽の名作であるから」だそうです。
※追記:放送のマスターはBlu-rayのマスターと同一だったと思われます。
※追記:急遽放送が決まったため解説放送はありませんでした。

宮崎駿監督の長編映画引退を星野社長が公式発表、9月6日に記者会見予定(2013 9/1)
現在公開中の宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」がコンペティション部門に出品中の、第70回ベネチア国際映画祭の公式記者会見がイタリアで行われ、会見の最後にスタジオジブリの星野康二社長により宮崎駿監督の長編映画引退が公式発表されました。後日、本人による記者会見が行われる事も明かされ、9月6日に都内で会見を行い、宮崎監督本人が今回の決意に至った経緯を話すとの事。
長編映画からは引退しても短編映画や漫画で作品を発表していって欲しいですね。

「もののけ姫」「猫の恩返し/ギブリーズ episode2」Blu-ray版2013年12月4日発売(2013 8/21)
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントは、1997年に公開された「もののけ姫」と2002年に公開された「猫の恩返し」「ギブリーズ episode.2」のBlu-ray版を2013年12月4日に発売すると発表しました。「猫の恩返し」「ギブリーズ episode.2」はカップリング収録。
価格はどちらも7,140円(税込)。「もののけ姫」は、DVDではメイキングドキュメンタリーに収録された「もののけ姫 in USA」を映像特典で収録。
「猫の恩返し」の映像特典はDVD版と同じだが、なぜかDVDに収録された「ギブリーズ episode.2」はデジタル技術解説は含まれていない。一応公式HDには「ほか(予定)」と書いてあるので収録されるのを期待。また、オリジナルの「ギブリーズ」も収録して欲しい。
音声はDVD版よりも他言語が多く収録されている。また、今回もパナソニックの「マスターグレードビデオコーディング(MGVC)」に対応。
ほぼ公開順に発売しているジブリBlu-rayシリーズですが、最後は遂に「千と千尋の神隠し」が登場する予定です。
追記:結局「ギブリーズ episode.2」の映像特典は収録されませんでした。「もののけ姫」特典の「もののけ姫 in USA」はなんとHD収録(アナログハイビジョン?)でした。

[amazon] Blu-ray
もののけ姫 [Blu-ray]
もののけ姫 [Blu-ray]

『もののけ姫』 ブルーレイディスク版
【品番】   VWBS1490
【発売日】  2013年12月4日(水)
【発売元】  ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント
        1997年製作/日本/本編約133分
【価格】     7,140円(税込)/6,800円(税抜)
【商品仕様】  BD50/1枚/特殊パッケージ仕様/ピクチャーディスク/MPEG4-AVC/MGVC/複製不能
 [画面サイズ]16:9 1920×1080 FULL HD
 [音声]  ・日本語(2.0chステレオ/リニアPCM)
       ・日本語(5.1chサラウンド/DTS-HD MasterAudio)
       ・英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、フィンランド語(5.1chサラウンド/ドルビーデジタル)
       ・ドイツ語、広東語、北京語(2.0chサラウンド/ドルビーデジタル)
       ・韓国語(2.0chステレオ/ドルビーデジタル)
 [字幕]   日本語、英語吹替日本語字幕、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、中国語(繁体字・広東語)、中国語(繁体字・北京語)
【映像特典】
■絵コンテ(本編映像とのピクチャー・イン・ピクチャー)
■アフレコ台本
■「もののけ姫 in USA」(約20分)
■予告編集

[amazon] Blu-ray
猫の恩返し/ギブリーズ episode.2 [Blu-ray]
猫の恩返し/ギブリーズ episode.2 [Blu-ray]

『猫の恩返し/ギブリーズ episode.2』 ブルーレイディスク版
【品番】   VWBS1491
【発売日】  2013年12月4日(水)
【発売元】  ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント
        2002年製作/日本/本編約100分
【価格】     7,140円(税込)/6,800円(税抜)
【商品仕様】  BD50/1枚/特殊パッケージ仕様/ピクチャーディスク/MPEG4-AVC/MGVC/複製不能
 [画面サイズ]16:9 1920×1080 FULL HD
 [音声]  『猫の恩返し』
       ・日本語(2.0chステレオ/リニアPCM)
       ・日本語(5.1chサラウンド/DTS-HD MasterAudio)
       ・英語、フランス語、ドイツ語、韓国語(5.1chサラウンド/ドルビーデジタル)
       ・広東語、北京語(2.0chサラウンド/ドルビーデジタル)
       『ギブリーズ episode.2』
       ・日本語(2.0chステレオ/リニアPCM)
       ・日本語(5.1chサラウンド/DTS-HD MasterAudio)
 [字幕]  『猫の恩返し』日本語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、中国語(繁体字・広東語)、中国語(繁体字・北京語)
       『ギブリーズ episode.2』日本語、英語
【映像特典】
■絵コンテ(本編映像とのピクチャー・イン・ピクチャー)
■アフレコ台本
■「猫の恩返し」誕生物語(約34分)
■予告編集
ほか(予定)

高畑勲監督作品「かぐや姫の物語」2013年11月23日公開決定(2013 8/21)
もともと宮崎駿監督の「風立ちぬ」と同日公開予定で、公開が延期されていた高畑勲監督の最新作「かぐや姫の物語」の公開日が11月23日に決定した。
なお、二階堂和美さんの歌う主題歌「いのちの記憶」は7月24日に発売済み。

ドキュメンタリー映画「夢と狂気の王国」2013年秋公開(2013 8/21)
スタジオジブリを題材にしたドキュメンタリー映画「夢と狂気の王国」が2013年秋に公開予定です。
宮崎駿監督、鈴木敏夫プロデューサー、高畑勲監督の、3人を中心にスタジオメンバーに密着したドキュメンタリー作品となるようで、庵野秀明氏が声優に決定した場面を含む予告が7月19日に金曜ロードSHOWで放送された。
監督はドキュメンタリー映画「エンディングノート」で高評価を獲得した砂田麻美さん。音楽を高木正勝さんが担当する。
制作はドワンゴで、プロデューサーを同社会長兼スタジオジブリ見習いの川上量生さんが務める。

「平成狸合戦ぽんぽこ」Blu-ray版2013年11月6日発売(2013 7/13)
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントは、1994年に公開された「平成狸合戦ぽんぽこ」のBlu-ray版を2013年11月6日に発売すると発表しました。
価格は7,140円(税込)。特典はDVD版とほぼ同じ。音声はDVD版は日本語のみだったが、Blu-ray版は他言語が多く収録されている。
また、今回もパナソニックの「マスターグレードビデオコーディング(MGVC)」に対応。
先日TVで初HD放送された「平成狸合戦ぽんぽこ」は画面が暗く画質も今ひとつでしたが、今回のBlu-rayは6Kフィルムスキャン後に4Kマスターを制作しており、画質が向上していると思われます。
ほぼ公開順に発売しているジブリBlu-rayシリーズですが、次はいよいよ「もののけ姫」と「千と千尋の神隠し」かな?

[amazon] Blu-ray
平成狸合戦ぽんぽこ [Blu-ray]
平成狸合戦ぽんぽこ [Blu-ray]

『平成狸合戦ぽんぽこ』 ブルーレイディスク版
【品番】   VWBS1445
【発売日】  2013年11月6日(水)
【発売元】  ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント
        1994年製作/日本/本編約119分
【価格】     7,140円(税込)/6,800円(税抜)
【商品仕様】  BD50/1枚/特殊パッケージ仕様/ピクチャーディスク/MPEG4-AVC/MGVC/複製不能
 [画面サイズ]16:9 1920×1080 FULL HD
 [音声]   ・日本語(2.0chサラウンド/DTS-HD MasterAudio)
       ・英語、フランス語、ドイツ語、フィンランド語、韓国語、北京語(2.0chサラウンド/ドルビーデジタル)
       ・広東語(2.0chステレオ/ドルビーデジタル)
 [字幕]   日本語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、中国語(繁体字・広東語)、中国語(繁体字・北京語)
【映像特典】
■絵コンテ(本編映像とのピクチャー・イン・ピクチャー)
■アフレコ台本
■特別語りおろし 落語「狸賽」 古今亭志ん朝(約14分)
■予告編集

ジブリがいっぱいCOLLECTION「風立ちぬ」公開記念キャンペーン開始(2013 7/13)
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントは「風立ちぬ」公開に合わせて、公開を記念して、スタジオジブリ関連DVD・ブルーレイディスクを対象とした「『風立ちぬ』公開記念キャンペーン」を2013年7月17日(水)より実施すると発表しました。スタジオジブリ関連DVD&ブルーレイディスクを購入するとその場でもれなく、【ジブリがいっぱいCOLLECTIONオリジナル『風立ちぬ』クリアポストカード】が貰えます。
対象になるのは、≪ジブリがいっぱいCOLLECTION≫≪ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル≫≪三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー≫≪ジブリ学術ライブラリー≫≪ジブリCINEMAライブラリー≫のスタジオジブリ関連作品DVD&ブルーレイディスクです。
実施してない店舗もあるので確認して下さい。

金曜ロードSHOW!で「天空の城ラピュタ」2013年8月2日放送(2013 6/16)
金曜ロードSHOW!で2013年8月2日21時から「天空の城ラピュタ」が放送されます。今回ももちろんノーカット放送で、HDマスターで放送されると思われます。
※追記:解説放送担当は石丸博也でした。

金曜ロードSHOW!で「耳をすませば」「平成狸合戦ぽんぽこ」「猫の恩返し」を3週連続放送(2013 6/16)
7月20日に公開される宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」に合わせて7月の金曜ロードSHOW!ではスタジオジブリ作品が3週連続で放送されます。7月5日に「耳をすませば」、7月12日に「平成狸合戦ぽんぽこ」、7月19日に「猫の恩返し」が放送される予定です(3作品とも宮崎駿監督作品ではありませんけど)。「耳をすませば」と「猫の恩返し」は姉妹作品となります。今回も、もちろんノーカット。今回は初の試みとして、副音声で目の不自由な方への音声解説が行われます。従来通り字幕放送も行われます。
番組の予告を見ると3作品ともHD放送となるようです。「耳をすませば」は「劇場公開時のフイルムの風合いを再現したニューマスターで初めて放送!」とホームページにありますが、HD放送自体は以前にも行なっているので、Blu-ray用の新マスターで放送されるのかもしれません。「平成狸合戦ぽんぽこ」はHDでは初放送になります。
また秋に向けて、そろそろ「もののけ姫」「魔女の宅急便」が放送されそう。初のHD放送となるか?
※追記:解説放送担当は「耳をすませば」「猫の恩返し」が石丸博也、「平成狸合戦ぽんぽこ」が水谷優子でした。

宮崎駿監督作品「風立ちぬ」の4分間の特別映像が劇場公開(2013 6/16)
7月20日に公開される宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」の4分間もある特別映像が6月8日より映画館で上映されている。主題歌「ひこうき雲」にのせて、短編でもビデオクリップでもない一つの映像作品に仕上がっています。TOHOシネマズ等一部の映画館では、本編の上映前には「上映後に特別映像が流れるので席を立たないで」といったメッセージが表示され、本編上映後に特別映像が流れるようになっていた(私も「言の葉の庭」を見に行った時に目撃)が不評だったため、6月13日より本編上映前に流れるように変更になった。

宮崎駿監督作品「風立ちぬ」の声優陣が発表(2013 6/16)
7月20日に公開される宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」の声優陣が発表された。主人公の堀越二郎役は既報の通りアニメ監督の庵野秀明。ヒロインの里見菜穂子役は瀧本美織、他に西島秀俊、西村雅彦、風間杜夫、竹下景子、志田未来、國村隼、大竹しのぶ、野村萬斎、スティーブン・アルパートが声優として参加することも発表された。なお、スティーブン・アルパートはジブリの海外部門の責任者だった人で、2011年に退職しています。
なお、映画で使われる効果音を人間の声で収録し、これまで5.1chや6.1chで制作されていた音響を今回はモノラルで制作する事も発表されました。
音楽自体はステレオで録音されているので、7月17日に発売されるサウンドトラックはステレオで収録されます。サウンドトラックCDには予約特典として映画本編と同じモノラル音源でメインテーマ2曲を収録したCDが付きます。
これまではイメージアルバムが事前に発売されていましたが、今回は発売されないようです。

キャスト
庵野秀明(堀越二郎)
瀧本美織(里見菜穂子)
西島秀俊(本庄)
西村雅彦(黒川)
スティーブン・アルパート(カストルプ)
風間杜夫(里見)
竹下景子(二郎の母)
志田未来(堀越加代)
國村隼(服部)
大竹しのぶ(黒川夫人)
野村萬斎(カプローニ)

スタッフ
監督:宮崎駿
プロデューサー:鈴木敏夫
製作担当:奥田誠治、福山亮一、藤巻直哉
原作:宮崎駿
脚本:宮崎駿
作画監督:高坂希太郎
動画検査:舘野仁美
美術監督:武重洋二
色彩設計:保田道世
撮影監督:奥井敦
音響演出・整音:笠松広司
アフレコ演出:木村絵理子
編集:瀬山武司
音楽:久石譲
主題歌:荒井由実
アニメーション制作:スタジオジブリ

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風立ちぬ サウンドトラック
風立ちぬ サウンドトラック

宮崎駿監督作品「風立ちぬ」の主人公声優が庵野秀明氏に決定!(2013 5/12)
宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」の主人公(堀越二郎)の声優に「ヱヴァンゲリヲン」の総監督でもある庵野秀明氏に決定した事が発表された。
宮崎監督が主人公のイメージとして「早口である」「滑舌がよい」「凛としている」をあげたところ、鈴木敏夫プロデューサーから庵野氏の名前が候補にあがり、その後のオーディションの結果で決定したとのこと。
庵野氏はかつて「風の谷のナウシカ」で巨神兵のシーンの原画を担当した縁で宮崎駿とは古くから親交があった。(庵野氏が安野モヨコさんと結婚した際の仲人でもある)。なお、庵野氏はジブリ作品には他に「火垂るの墓」にも戦艦のシーンの原画で参加している。
庵野氏は声優としてはこれまでゲスト声優を少し務めただけのほぼ素人。初の主役声優でありながら、フランス語、ドイツ語のセリフや、歌にも挑戦したことを明かしている。
今回の発表は主人公声優のみで他のキャストについては後日発表されると思われる。

文藝春秋社から文春ジブリ文庫が刊行中(2013 5/12)
文藝春秋社が90周年にあたり新しく文春ジブリ文庫を創刊しています。これは月に1作品ずつフィルムブック(シネマ・コミック)と解説本(ジブリの教科書)を文庫で刊行するもので、2013年4月から順次発売される予定となっています。
これまでのフィルムブックは4巻程度に分割されていましたが、今回のフィルムブックは1冊にまとまっています。もちろん全セリフ・全シーン完全収録。
解説本は豪華執筆陣が続々登場し、作品をを解説していきます。また、監督や制作者のインタビューも掲載されています。
第1期は2013年4月に「風の谷のナウシカ」、5月に「天空の城ラピュタ」、6月に「となりのトトロ」、10月に「火垂るの墓」
第2期は2013年12月に「魔女の宅急便」、2014年2月に「おもひでぽろぽろ」、4月に「紅の豚」、6月に「平成狸合戦ぽんぽこ」
第3期は2014年10月に「耳をすませば」、12月に「もののけ姫」、2015年2月に「となりの山田くん」、6月に「千と千尋の神隠し」
第4期は2015年8月に「ハウルの動く城」、10月に「ゲド戦記」、2016年2月に「崖の上のポニョ」、4月に「借りぐらしのアリエッティ」
の予定となっている。「猫の恩返し」がないけど…。
なお、2013年4月に大塚康生氏による「作画汗まみれ」が文庫化されている。これまでの増補改訂新版の内容に最新の内容を追加した改訂最新版となっている。

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ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ
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シネマ・コミック1 風の谷のナウシカ
シネマ・コミック1
風の谷のナウシカ
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ジブリの教科書2 天空の城ラピュタ
ジブリの教科書2
天空の城ラピュタ
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シネマ・コミック2 天空の城ラピュタ
シネマ・コミック2
天空の城ラピュタ
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作画汗まみれ 改訂最新版
作画汗まみれ
改訂最新版

KDDIがauスマートパス会員専用の「ジブリの森」を開始(2013 5/12)
KDDIは、「auスマートパス」会員向けに、スタジオジブリ監修による初のスマートフォン向け公式サービス「ジブリの森」の提供を5月9日10時より開始している。
「ジブリの森」は、毎月1つのジブリ作品をテーマとし、特集記事を中心とした読み物をauスマートフォンで楽しめるサービス。創刊号では、「となりのトトロ」特集をはじめ、人気作品の特集記事が毎月紹介される。さらに、毎月の特集記事ごとに、「きせかえtouch」や「クイズ」など、作品の世界観をより楽しめる特別付録のほか、ジブリのスタッフからの日誌や新作情報を案内する「ジブリ通信」も用意される。
また、文春ジブリ文庫の「シネマ・コミック」から名場面を紹介する「ジブリ名場面劇」も用意。1回めは「風の谷のナウシカ」。
なお、「ジブリの森」の提供開始に先立ち、2013年7月20日公開の映画「風立ちぬ」の全国試写会に、「auスマートパス」会員から抽選で1万名を招待するキャンペーンも行っている。
「auスマートパス」は、月額390円で、アプリやコンテンツなどを利用できるサービス。auのAndroidスマートフォン、Androidタブレット、iPhone、iPadなどに対応している。
ニュースリリース
ジブリの森

宮崎駿監督作品「風立ちぬ」公開日が7月20日に決定(2013 4/29)
宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」の公開日が7月20日に決定した。ただし、声優や詳細なスタッフは未発表のまま。キャッチコピーは「生きねば。」に決定。主題歌も荒井由実(松任谷由実)の「ひこうき雲」に正式決定。久石譲によるサウンドトラックは7月17日に発売予定。(イメージアルバムはなし?)
また、秋公開に延期された高畑勲監督の最新作「かぐや姫の物語」のスタッフが若干変更され、音楽担当が池辺晋一郎から久石譲へ。

「紅の豚」Blu-ray版2013年7月17日発売(2013 4/29)
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントは、1992年に公開された「紅の豚」のBlu-ray版を2013年7月17日に発売すると発表しました。
価格は7,140円(税込)。特典はDVD版とほぼ同じだが、英語吹替版が初のマイケル・キートン版になっている。
また、このソフトはパナソニックの新技術「マスターグレードビデオコーディング(MGVC)」に対応。MGVCはBlu-ray規格では24bit階調となっている色階調を最大36bitまで拡張するパナソニックの独自技術。再生するには対応プレーヤが必要だが、まだ対応機種はない。今後対応機種は増える予定。もちろんMGVCに未対応なプレーヤーでも問題なく再生はできる。
実はMGVCに対応したソフトは「紅の豚」が初ではなく、昨年発売された「となりのトトロ」「火垂るの墓」「魔女の宅急便」「おもひでぽろぽろ」に採用済だったりする。今後のジブリソフトでも採用すると予想される。
高階調映像はデジタル制作の方が違いが分かりやすいが、残念ながら過去にデジタル制作した作品の殆どはMGVCに非対応なソフトとして発売済。まだ発売されていないのは「千と千尋の神隠し」と「猫の恩返し」「ギブリーズ episode2」くらいしかない。

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紅の豚 [Blu-ray]
紅の豚 [Blu-ray]

『紅の豚』 ブルーレイディスク版
【品番】   VWBS1444
【発売日】  2013年7月17日(水)
【発売元】  ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント
        1992年製作/日本/本編約93分
【価格】     7,140円(税込)/6,800円(税抜)
【商品仕様】  BD50/1枚/特殊パッケージ仕様/ピクチャーディスク/MPEG4-AVC/MGVC/複製不能
 [画面サイズ]16:9 1920×1080 FULL HD
 [音声]   ・日本語(2.0chサラウンド/DTS-HD MasterAudio)
       ・英語、フランス語、ドイツ語、フィンランド語、韓国語、北京語(2.0chサラウンド/ドルビーデジタル)
       ・広東語(2.0chステレオ/ドルビーデジタル)
 [字幕]   日本語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、中国語(繁体字・広東語)、中国語(繁体字・北京語)
【映像特典】
■絵コンテ(本編映像とのピクチャー・イン・ピクチャー)
■アフレコ台本
■プロデューサー・インタビュー(約3分)
■予告編集

高畑勲監督作品「かぐや姫の物語」が作業遅延の為、今秋に公開延期(2013 2/6)
今夏に公開予定だった高畑勲監督作品「かぐや姫の物語」が作業遅延のため、今秋に公開延期される事が配給の東宝から発表されました。作業遅延により公開が延期されたのはジブリ作品としては「ハウルの動く城」以来2作目。
現在の作業状況は、同日公開予定の宮崎駿監督作品「風立ちぬ」と同程度の事らしいのですが、絵コンテが未だ完成していない事から公開延期を決断したとの事です。
かつて高畑勲監督の「火垂るの墓」が未完成状態で公開された事もあり、危機感があったものと思われます。
なお、宮崎駿監督作品「風立ちぬ」は予定通り今夏に公開される見込みです。


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