とりあえず適当に戯れ言など・・・
私はスビード面では、オレ的に結構満足しているAT互換機を自作しているけが、快適に動く98も欲しいなんて思っていた・・・
パワーアップによりPentium90のマシンだったうちの98がK6−2の300MzになってビデオカードもParmedia2の4MBでメモリも96MB搭載した。HDDもSCSIに変更してかなりいい感じになってきたが本体がついてこないCPUやビデオカードの本来の性能を全然出し切っていない感じである。
つうわけでこのページではそのパワーアップの足跡などを追ってみようかと思っている1.メモリ増設
社会人になって初めて出た給料を握りしめて秋葉原へ
帰りには気がつくとメルコの16MBのパリジェネつきのメモリを持っていた
初月給はこうしてほとんど消え失せた(笑)
しかも、そのころの我がマシンはまだDOSアプリ全盛時代でメモリはほとんどディスクキャッシュとラムディスクになっただけ(笑)Windows環境になっていなかった我がマシンにはあまり必要性の感じられないアップグレードだった(笑)
2.HDD増設
さすがにHDDが足りなくなってきたノーマルIDE500MBに外付けSCSI500MBでは足りないのである。
内蔵するにもこのマシンはE−IDEの規格が出てきたちょうどそのころに出てきたマシンなのでこれ以上のIDEデバイスを増設可能か分からないので、外付けSCSIのドライブを買うことに決定
昔からのPC98ユーザーにはSCSIのHDDを買ってきて増設するなんてことはそんなに特別なことではないのさ
さくっとI/OCバスSCSIボード付きの1.6GのHDDを買ってきて増設を済ませる。
3.SCSIボードを変える
聞くところによるとCバスのSCSIではスピードが追いつかなくてダメらしい
ちうわけでメルコのPCIなSCSIボードをゲット
しかし、資金的な都合上UltraではなくSCSI2になってしまった(笑)
効果は劇的とまではいかないまでもHDDのアクセスがけっこう快適なレベルにまで改善された。
4.ビデオカード変更とフルSCSI化
ビデオカードを変更・・・しかしビデオカードのことはその頃はよく知らなかった(笑)
つうわけでI/Oのビデオカード2枚が候補になるがどっちを買えばいいか分からない・・・
最終的に安いという理由でVoodooRush搭載のボードを買った。ちなみにもう一方の方はPermedia2搭載のビデオカードだった。あとからビデオカードに詳しくなってちょっとショック(笑)
あと、原因は分からなかったがMOが不安定で使い物にならないので、SCSIカードをUltraSCSI対応のものに変更。
あと、ディスクアクセスのボトルネックになっていたノーマルIDEのHDDを外してIDEを切り離しフルSCSIのマシンに変更してやった。IDEドライブはDMAに対応しているやつじゃないとCPUでディスクアクセスを制御するからディスクアクセス中はCPUパワーを結構使ってしまうのだ。
これにより、ディスクアクセスがさらにスムーズになりビデオ方面は多色環境を手に入れることが出来た。
5.CPU乗せ変え(MMXペンティアム編)
PC98ではMMXペンティアムを古いマシンに乗せるときにはIDEを切り離しておかなければならないのである。
しかし、私のマシンではドライブをすでにフルSCSI化しておりあとはMMXペンティアムとCPUの動作倍率と動作電圧を変更するための下駄があればすべてOKな状態にあった。そこで下駄とMMXペンティアム233を買ってきていざ装着
簡単に動いてしまった。ワシのマシンであるPC-9821Xaの初代機はCPUを乗せ変えても動かなかったりする率が多かったりして結構どきどきなのでした(笑)
6.CPU乗せ変え(Winchip2編)
Winchip2 240は凄いぞ。クロックが90MzのPetiumが乗っていたマシンの場合はそのまま下駄等をつけないで装着するだけでちゃんと240Mzで動作するのだ。
これをちょっと不安だったけど最初からついていたPentium用のファンをつけて動かしてみた
結果あっけなく動いてしまう。やはり初代XaではこのCPUで玉砕している人も結構いるみたいだったのでちょっとドキドキだったけどまぁ動いたので良かった良かった
7.CPU乗せ変え(K6−2編)&ビデオカード変更
本当は買った時期はちょいとずれているのだけどまぁ一緒に書いてしまおう(笑)
Pernedia2搭載の98に乗るビデオカードが98のビデオカードとしては結構おやすく売っていたのでGet
これでビデオ周りがさらに強化された、画面をスクロールたときにスムーズに動くのが感動的であった(笑)
あと、98ではK6−2を搭載するにはそのための仕組みの入った専用のCPU下駄が必要であったのだが、すでにそのための下駄は発売中止となって久しく、それ以外に入手するためにはCPUアクセラレーターを買ってきて下駄だけ取り外すという荒技が必要であったのだが、秋葉の某ショップでそのための機能を搭載した下駄が発売されるという情報をゲットしたので早速購入してAT機からK6−2を引っこ抜いてきて早速動作テスト
ここで起動は問題なくするのだが、そのごWindowsやその起動途中で固まったり、エラーが頻発して使い物にならない。どうやら熱暴走しているようである。そこで、ちょうどAT用のCPUも引っこ抜いてしまったことだし、K6−2を新たにもう一個買ってみることにした。その頃はK6−2のNewコアのロットが出回ってきた頃でNewコアは旧コアのものよりも耐性がありクロックアップユーザーにも重宝されていた。そこでその耐性にちょっとかけてみようというわけである。
結果から先に言ってしまうと、CPU乗せ変え動作は成功であった。しかし、下駄の方がいけません。長い間動作を続けていると高周波を発生してかなり耳障りでダメダメである。インターネットで調べてみても同内容のことでお困りの方は結構いたようである。
8.CPU乗せ変え(下駄のみ変更編)&さらばPC98
しかし、その後幸運にも他のメーカからもK6−2対応下駄が発売された。
そこで、早速その下駄を取り付けて動かしてみる・・・
問題なく動作してWindows等でエラーが発生したり、動作不安定になってロックしたりすることもない。もちろん謎の高周波を発生することも無かったのである。まぁ、時々電源を入れても起動画面が出ないことがあったがリセットを一発押してやれば問題なく立ち上がったのでよしとしよう。
しかし、その時に私はすでにAT互換機の方に乗り換えてすっかりPC98は使わなくなっていた。
これをいってはおしまいだが、やはり昔のマシンをいじって早くするよりも最新のパーツを使って作ったマシンの方がほぼ同スペックのマシンでも全然最新のマシンの方がばからしいほど早いのだ
一番悲しかったのは、K6−2の300Mzに乗せ変えたした98よりもWinchip2
240に乗せ変えたAT互換機の方が全然早かったのである。それも体感的に何となくとかではなくはっきりと分かるぐらい・・・
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