'97-3-26 '97-5-12 改訂 '97-8- 7 改訂 '98-1- 7 改訂 Windows Keyboard & Mouse TIPS! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ※ 以下の特殊キーやマウス操作はアプリケーションによって使用でき たり、使用できなかったりします。(*1) ■ 編集キー (*2) Ctrl + C : コピー Ctrl + X : 切り取り Ctrl + V : 貼り付け Ctrl + Z : 元に戻す、取り消し(有効でない場合もある。) ■ キーアクセラレーション (*3) Alt + 英字キー :アンダーバーのついている、メニューやボタンの 押下と同様の効果がある。 例) Alt + C → [OK]、Alt + F → [ファイル(F)] Alt + スペース :システムメニューを表示する。 Alt :メニューにフォーカスを移す。(トグル) Ctrl + Esc :[スタート]メニューの表示。(Windows 95 のみ) ■ TAB キー(*4) [TAB] :フォーカスを次に移す。(次の入力項目に移動する。) Shift + [TAB] :フォーカスを前に移す。(前の入力項目に移動する。) Alt + [TAB] :プログラムを切り替える。[TAB]を何度も押下するこ とで目的のプログラムに切り替える。 (Alt + Shift + [TAB] もある。) Alt + [Esc] :プログラムを切り替える。(表示ウィンドウを出さな い。) ■ ファンクションキー [F1] :ヘルプウィンドウの表示。 [F2] :編集モードへの移行。 [F3] :次候補を検索する。 Shift + [F3] :前候補を検索する。 Alt + [F4] : 終了 (現在アクティブなウィンドウを終了する。) Ctrl + [F4] :MDI (*5) チャイルドウィンドウの終了。 Ctrl + [F6] :MDI チャイルドウィンドウの切り替え。 ■ マウス 文字上での右クリック :コピー、切り取り、貼り付けができる場合がある。 元に戻す(U) 切り取り(T) コピー(C) 貼り付け(P) 削除(D) すべて選択(A 文字上でのダブルクリック :ワード単位で選択する。スペースで区切られた 英 数字を選択するが、日本語には使用できない場合 が多い。 シフトを押しながらクリック :始点と終点を指定して、複数の項目を選択する。 (連続した項目の選択に向く。) Ctrl を押しながらクリック :複数のクリックにより、複数の項目を選択する。 (任意の項目の選択に向く。) Alt を押しながらクリック :デスクトップ上のショートカットやエクスプローラ のファイルに対して行うと、プロパティを表示する。 ■ Windows 3.0 で使用されていた特殊キー (*6) Ctrl + Insert : コピー、複写 Shift + Insert : 貼り付け Shift + Delete : 切り取り Alt + BackSpace : 元に戻す、取り消し ■ エクスプローラでのキー [TAB] :ドライブ部、ディレクトリ(フォルダ)部、ファイ ル部のフォーカスを移す。 BackSpace :一階層上のディレクトリ(フォルダ)に移動する。 Shift を押しながら Del :ファイルを削除する。(ごみ箱に入れず、直接削 除する。) [F2] :ファイル、ディレクトリ(フォルダ)のリネーム。 ※ 脚注 *1 : ここに記載した操作方法は、Windows の開発者向け資料に記載 されてたり、慣例となっているものですが、開発者よっては無 視していたり別のキーなどを割り当てていることがある。 (そのようなアプリケーションは、一般に"行儀が悪いアプリケー ション"と呼ばれる。) *2 : もともとこのキーアサインは Apple Macintosh の "クロスバー + 文字キー" に習ったものである。キーアサインやマウス操作に 基準がまったくなかった、当時の DOS や Windows にくらべ、当 時の Macintosh はインターフェースが優れていた。 *3 : キーアクセラレーションは、Windows 1.0 当時から定められてい た仕様であり、当時 IBM PC には珍しかったマウス無しでも操作 できるように工夫されたものである。慣れるとマウスにくらべて 驚くほど高速に処理できるようになる。 *4 : MS-DOS では フィールドの遷移に Enter キーが使用されること が多かったが Windows では IME の操作やデフォルトボタンの押 下に使用されている。通常 TAB キーは 10 キーからもっとも遠 い位置にあるため、数値の連続した入力などでは不向きである。 キーボード右上にも TAB キーを配したキーボードが製品化され れば良いのだが。 *5 : MDI とは Multi Document Interface のことで、Windows 3.1 の プログラムマネージャや Microsoft EXCEL などで使用されてい る「ウィンドウの中にウィンドウを表示するインターフェース」 である。Windows 3.x や NT 3.x では標準のインターフェースで あったが、画面の見通しが悪く使いにくいインターフェースだっ たため Windows 95 以降のデザインガイドでは推奨されていない。 *6 : Windows 3.0 で使用されていた特殊キーであるが、いまだに有効 なアプリケーションもある。Ctrl + C などに別の役割を持たせ ているアプリケーションでは、これらのキーを活用することにな る。(ダイヤモンドカーソルを使用しているエディタなど。)しか し、複写(Ctrl + Insert) と貼り付け(Shift + Insert)のキーア サインが酷似しているなど、操作ミスを誘発する仕様である。 しかし通信アプリケーションで ^C などのコントロールコードと 区別する場合には有効である。 作成:中田亙洋