判明しているBXの変遷
1984
- BX16TRSが西武自動車販売により日本へ導入
- 形式:E-XBB2
- エンジン:171B、1580cc(83*73mm)、
92.5HP/6000rpm、13.4kg.m/3500rpm、Max 6200rpm
- 最高速度176km/h
- 当初は5MTのみ、パワーステアリングなし
後にAT、パワーステアリング、サンルーフが設定
- エアコンはメーカーオプション設定
1985
- 少数台数取扱い車、新型車として形式認定
- 形式:E-XB171
- エンジン:171(C)、1580cc(83*73mm)、圧縮比9.5
94HP/6000rpm、14.0kg.m/3250rpm(バルブタイミング変更)
- キャブレターのアイドルカットソレノイド廃止
- エアコンのレジスタ位置変更
- 駐車灯の廃止
- RP2853より、フロントハブベアリングが変更され大径となる.
スウィベルも変更されたが、ドライブシャフトは旧型が流用可.
- RP3025より、フロントサスシリンダーが変更となる.
- RP3151より、ドアウインドレギュレータのレールが嵌め込み式となる.
ドアガラスは共通.
- RP3220より、フロントサブフレームおよびフロントロアアームが変更となる.
ロアアームのブッシュがベアリングからゴムブッシュに変更された.
サブフレームとロアアーム新旧の混在は不可.
1986
- 冷却水ホースの経路が一部変更
サーモスタットハウジングからのホースが
- 旧型はインテークマニホールドへ)
- 新型はキャブレター後ろのインレットへ)
- ブローバイガスホースの経路が一部変更
1987
- 87モデルよりボディー・内装が変更され、いわゆる「後期型」となる
- 19TRSが追加される
- 形式:E-XBD2
- エンジン:D2、1904cc(83*88mm)、圧縮比9.3
105HP/5600rpm、16.5kg.m/3000rpm、Max 6000rpm
- キャブレターWEBER 34-34DRTC 15/100 Ref.148/50
- 19では燃料タンクが66Lへ
- (16TRSは形式、エンジンに変更なし)
- 全BXでディストリビュータ内にあるインパルスジェネレータが変更
- BOSCH:320オーム(旧1100)
- Ducellier:190オーム(旧1100)
- ATギヤボックスの変更
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Ref.No. |
ファイナルギヤ |
ギヤ比 |
19TRS |
2GZ06 |
20/63 |
3.150 |
16TRS |
2GZ03 |
16/59 |
3.678 |
- GTIの追加
- 形式:E-XBD6
- エンジン:D6(D6A-XU9J2)、1904cc(83*88mm)、
125HP/5500rpm、17.8kg.m/5500rpm、Max 6200rpm
19TRSのエンジンを基本に、燃料系はLH3ジェトロ・インジェクションへ変更
カム、バルブも変更されている.圧縮比は19TRSと同じ(9.3)
- マフラーは太いGTIタイプへ変更(後のTRIと共通)
- ドライブシャフトが強化される(径16→17.5mm)
- (RP不明)2月生産以後、ヘッドボルトと締付け法が変更.新型は互換性あり.
- RP3495より、MT車のシフトフォークが変更
- RP3591より、リヤドアのウインドウガイドとアップライトが変更
部品の細かい仕様変更については記載してありません
88年以後のデータがありません.資料提供してくださる方をお待ちしております
インジェクションモデルについては、マツダ及び新西部のパーツリストで品番の変更が分かります