Back Numbers : 映画ログ No.70



【アダプテーション】四つ星

チャーリー・カウフマン脚本×スパイク・ジョーンズ監督の前作【マルコヴィッチの穴】も充分ヘンな映画だったが、これはその“【マルコヴィッチの穴】の後プレッシャーのあまり書けなくなってしまうチャーリー・カウフマン”が主人公の、もっとこんがらがったメタフィクション。本作に登場するチャーリーの双子の弟ドナルド・カウフマン(チャーリーよりもっと適当な性格だが、さくっと書いてみた脚本があっさり売れてしまう ! )は、チャーリーと一緒に本作の脚本にクレジットされており、二人してアカデミー賞を始めとする幾多の賞にノミネートされていたという……架空の人物だってのに!
現実と虚構(正確には、現実を元にした映画の中の現実と、その“映画の中の現実”を元にした映画の中の虚構……ワケワカラン)が入り混じる展開は、凄くスリリングで面白かった、が、“書けない自分”を書いてしまうというのは、作家にとってはある種、最終手段なんじゃないのかなぁ。今からこんな奥の手を使ってしまって、この人はこの先どんなものを書いていくことになるのだろう……というのは全くの余計な心配に過ぎないのかもしれないが。
ニコラス・ケイジは、くーだらない売れ線映画にばかり出ていたら役者としての格を落としてしまうということに、ようやっと気がついたのだろうか。遅過ぎなければいいけどね……。

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【《カレル・ゼマン レトロスペクティヴ》】五つ星
【《真夏の夜の夢 イジー・トルンカの世界》】五つ星

カレル・ゼマン監督にイジー・トルンカ監督と言えば、アニメーションの名作がごろごろしているチェコの中でも親玉的立場の巨匠中の巨匠。とにかく子供達にいいものを見せたいという純粋な動機の賜物であるかのようなその作品群には(ソ連やチェコなどの旧共産圏ではこうしたアニメーションは国家的に保護されていたので、おカネの心配をあまりせずに思い切り創作に打ち込むことが可能だったらしい)、今の時代に創ろうとしてもどうしたって到達不可能な、あざとさのないクラシカルな美しさがぎっしり詰め込まれている。アニメ・ファンならmust see ! アニメ・ファンじゃなくたって、映画ファンなら【盗まれた飛行船】などの古式ゆかしいトリック撮影の不思議な魅力や、自ら意思を持って動いているようにしか見えない人形達の驚異的な世界を、是非一度目の当たりにしておかなくては !!
ちょっと気になったのは、場内に親子連れらしきグループをあまり見掛けないこと。せっかく夏休みなんだし、こういうのはもっと子供に見せるべく、子供を持つ親御さん向けに宣伝するように尽力して戴けないものでしょうか。心のどこかにこういう世界の記憶を持って大人になって欲しいと、心から願わずにいられないので。

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【ゲロッパ ! 】四つ星

【のど自慢】なんかの完成度の高さと較べると、ベタさの加減も増してるし、勢いで押しているというかちょっととっちらかった印象もあるんだけど、それでもきっちり楽しめる出来になっているところはさすがだなと思う。有言実行の井筒和幸監督、でもあの強気の姿勢は外向けのパフォーマンスの部分もかなりあって、本当は繊細で心優しく涙もろい部分もたっぷり持ち合わせてなきゃ、こんな映画を作れる筈はないと思うんだけど。

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【コンフェッション】三つ星

音楽の使い方なんかはなかなかシブくていかにもジョージ・クルーニー ! といった感じだったんだけど、例によって私はボソボソ系の台詞回しはど~ぉも苦手で。これ、よくよく考えるとかなりクレージーでぶっ飛んだ脚本だと思うんだけど(チャック・バリスの原作を【マルコヴィッチの穴】【アダプテーション】のチャーリー・カウフマンが脚色)、こんなふうに生真面目な作りにするんじゃなくて、もっとはっちゃけたコメディ・タッチにした方が楽しかったんじゃないかなぁとふと思った。まぁ好みの問題になるのかもしれないが、私はこのタッチとはちょっと相性悪いみたいでした。

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【座頭市】四つ星

インタビューなどで「一番悪い奴は市だ」なんておっしゃっているのは北野武監督一流の照れ隠し&予防線なんであっで、これはどこをどうしたって庶民の娯楽の王道の勧善懲悪ヒーローもの。ただし、いろいろな箇所で少しずつひねりを加え、真っ当なヒーローものにすることをあくまでも頑張ってかわし、ついでにあまりに巨大なオリジナルの存在もかわして、どこまでも自分のトーンに染め上げつつ、最終的にはエンターテイメントとしてかっちり創り上げているところが素晴らしい。
【HANA-BI】が北野監督が生まれついて持っていた才気の一つの到達点でありピークだと私は思っていて、それ以降は一作一作、手探りで実験しながら行くべき方向を思案しているように感じられるのである。で、本作みたいなものも一つの方向性としてありかもしれないなぁと思った。監督は、今までの作品を総て肥やしにして、あと何本か後にはまたとてつもない傑作を撮るんじゃないのかな。とりあえずはゆっくりと悩んで戴いて、しばらく後にまた全く違った色の次回作にお目にかかれると嬉しいのですが。(その前に、スポンサー・サイドから本作のシリーズ化っていう話が絶対出てきそうだけど……。)
でも本作にも一つだけ欠点が。市が強すぎて、しかも相当手ごわいはずの相手でもみんな秒殺で倒してしまうから、おおぉ何かやったぞぉ~っ !! っていうカタルシスが得られにくいのである !! う~ん、そこのところももしかしたら、監督が熟考なさった上での計算なのかもしれないのですが(笑)。
ガダルカナル・タカさんは、そういえば【赤い橋の下のぬるい水】の時にもいい味を出していらっしゃった。この際、ちょっと本腰を入れて役者稼業をなさってみるというのはいかがなものでしょう。

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【10話】四つ星

主人公の女の人(イランの人だから勿論チャドルを被っている)が車を運転していて、車に乗せた息子や妹やゆきずりの女の人達とそれぞれ会話をするという、ただそれだけの超シンプルな舞台設定。それなのに、今の時代のあるイスラム社会の都市部に生きるある女性のリアルな生き方や考え方、その生活の背景までくっきりと描き出してみせるのだから凄い。卓越した観察力と話術のテクニックさえあれば、お金なんか掛けなくても充分に面白いものを撮ることが出来るのだというお手本みたいな映画。さすがは巨匠だ、キアロスタミ監督。

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【スウェプト・アウェイ】三星半

思ったんだけど、マドンナやガイ・リッチー(本作の監督にしてマドンナの旦那)が図らずも身を置いているようないわゆるお金持ちの世界では、マドンナが前半で演じていたような性格の悪いくそビッチが現実にごろごろしていて、彼等はそれをただ笑い飛ばす対象にしたかったのではあるまいか。そこを笑うところと思って見ていれば実際かなり面白かったし、後半、文明の虚飾から解き放たれて素直になったヒロインと男のラブ・ストーリーという展開にも割とすんなり入って行けたものだから、私はこの映画、(最高傑作ではないにしろ)世間で言われているほどひどいものだとは思わなかったんだけど。
ただ、幸いにもそういうお金持ちの知り合いがそんなにいない私達一般ピープルにとっては、その前半の笑いはニッチに過ぎて、それをギャグと捉えずにそれこそ真正面からシリアスに受け取って気分が悪くなってしまった人がほとんどだった、ってことなのかなぁと思う。それじゃあ後半は耐え難いほど陳腐に映るだけだし、評価も最悪になる訳だ。ただでさえ、マドンナが出ている映画は必要以上に低く採点される傾向があるというのに……。
ちなみに今回、今までどうも避けて通っていた本作のオリジナルの【流されて……】を一念発起して見てみたのだが、う~んやっぱり……このヒロインの“脳みそ全然使ってなくて本能だけで生きてま~す"加減が、ふた昔前なら許されたのかもしれない女性像といった感じでかなり肌に合わないかも。(マドンナのヒロインは、一見すると似ていてもやはり何か現在的なニュアンスがあるような。)だからこそ支配されるのされないのといったテーマが浮き彫りになったりするのだとしても、そういうテーマ自体、私はきっと好きじゃないんだな。それなら、そういうテーマが何ら“描けていない"今回の映画の方が私にとっては好ましいのかもしれない。が、そういうふうに思う人間は、世界中探してもウルトラ少数派なんだったりして……少なくとも、オリジナルの監督のリナ・ウェルトミューラーは、本作を見て激怒したって話だし !
しかしあの「若い女より成熟した女性の方がスキ」という科白だけは、いかにもマドンナが旦那に無理矢理書かせたっていう感じがするわよねぇ……。

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【月の砂漠】一星半

始まってかなり経つまで、何が描きたいのかちっとも見えてこない。で、結局は ? ITバブルの崩壊 ? 資本主義の矛盾 ? 今の時代における家族関係の在り方 ? 残念ながらみんな見事に玉砕してしまっている。そもそもが観念的に作りすぎだし、大体、“責任”という言葉をこんなふうに安易に使っているくらいのレベルじゃ、事象の本質なんて何も語れる訳がない。出演している役者さんに力量が無いとは考えにくいし、そうするとこれは明らかに脚本と演出上のミスだろう。本当に青山真治監督って、ジャストミートすればホームランだが、空振りの時は思い切り空振るなー。いっそ豪快ですがすがしいかもしれないが。
確か仙頭武則プロデューサーは、本作と同じくらいの時期に【H story】なんかも手掛けていらっしゃったんですよね……ま何と言うか、考え直すべきところは考え直して、今後もますます御活躍を続けて戴きたいなぁと思うのであります。

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【ドラゴンヘッド】四つ星

先日公開された【28日後…】ともちょっとだけ重なる部分がありそうな"世界の終わり"もの。樋口真嗣特撮監督による壊滅した世界の風景には迫力があり、究極の状況下では人間こうなる、という状況の描写もなかなかで(人間、極限状況に陥ったらあんなふうにワーワー、キャーキャー泣きわめいているしかなくなると思うのね)、妻夫木君、SAYAKAちゃんを始めとする役者陣の演技もいい。(妻夫木君の驚きの表情がワンパタ化しているような感じがしないでもないところだけ、多少気がかりなんだけど……最近働きすぎだから。)
でも、(原作でどうなっているのか読んでないので分からないんだけど、)映画を見る限りでは、基本設定だけ説明してさあこれからどうなる?という肝腎なところで終わってしまっている感じが拭えなくて、そこがかなり残念かもしれない。こういう筋で終わるなら、そこまでの話のポイントの置き方や盛り上げ方をもっと違ったものにする必要があるのではないのかな?
今まで見てきた飯田譲治監督の作品を考えてみるに、監督は、印象的なイメージのアイディアは非常にたくさん持っていらっしゃいそうなのだが、それをいかにドラマとして紡ぎ上げて盛り上げるかという能力には、ひょっとして多少欠けていらっしゃるのではないのだろうか。それってどちらかというと、映画というよりはビデオクリップなどの監督に向いている資質だったりしないだろうか、決して卑下して言ってる訳じゃなく。

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【名もなきアフリカの地で】四つ星

第二次大戦期をこうやって乗り切ったユダヤの人達もいたんだなぁとか、戦前のヨーロッパの人達はこんなふうにしてアフリカに植民してたんだなぁとかいった、当時のいろいろな政治的な側面からも興味深かったけど、どんどん開き直って逞しくなっていく娘やお母さんに較べて、結局新しい環境に順応しきれず旧世界のシステムの中にしか自分を生かす道を見つけられなかったお父さんの対比というドラマも、何だか象徴的で面白かった。
しかし、確かに悪くない映画だけど、この映画がアカデミー賞の外国語映画賞を取ったというのは。アメリカではナチスのホロコースト絡みの話はそれだけで評価が一段高くなるという定石は相変わらずなのね。(ハリウッドを牛耳っているのがユダヤ資本だからという話らしい。)

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【28日後…】四つ星

ある日病院で目覚めたら、街には誰もいなくなっていた。訳も分からず一人さ迷い歩いた後、やっと出会った人間にウィルス汚染の話を告げられる……似たようなことはひょっとしたら起こり得るかもしれない終末的カタストロフィにグイグイ引きこまれてしまう前半は圧倒的迫力 !! それと較べてしまうと、お話のフォーカスが多少変わってきてしまう後半は、ちょっとだけ失速してしまったような気もなきにしもあらずだったかも。それでも、改心したダニー・ボイル監督が完全復活したという風評に、全くもって偽りはない。よかったよかった。
しかしねー、女だってあまりにも絶望すれば自殺ぐらいしちゃうことだってあるんでございますのよ。希望に絶望させてどうすんのよ。貴重品ならもっと丁重に扱わんかい !! バーカバーカ。

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【HERO】四つ星

スケール感のある惚れ惚れするような美しい画面に、何層もの切り口をみせる物語の多重性、そして語られる「義」という遠大なテーマ……トニー・レオンもジェット・リーもかつてないほどカッコイイ ! 本来なら余裕で四つ星半以上をつける映画だと思うのに……実は本作の鑑賞中、私の今までの映画鑑賞歴の中でも多分最悪のレベルの映写事故に遭遇してしまい、感動もへったくれもどこかに吹き飛んでしまったのでした……。詳細は別項で書きます。この映画、(【マトリックス…】を除いては)この夏で一番楽しみにしてたのに !!

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【蛇イチゴ】四星半

どこまでもウソをつかなければ生きていけないお兄ちゃんに、どこまでもクソマジメに生きていくことしか出来ない妹。表もあれば裏もあるお父さんにお母さん。互いの悲哀が交錯し、捩れて、すれ違う。本作を敢えてジャンル分けすれば“激辛ホームドラマ”ってところか。凄まじいまでの人間観察力と、役者の演技を最大限にまで引き出しているこの演出力、これが、まだ20代の人のものだなんて信じられない !! (宮迫博之さん、つみきみほさん、平泉成さん、大谷直子さん、笑福亭松之助さん……みんな凄すぎる。)西川美和監督、あなたは天才だ !! 彼女に撮ってみることを勧めた是枝(裕和)さんも慧眼だったと思うけど、こりゃうっかりプロデュースなんてして、みすみすライバルを増やしてる場合じゃないんじゃないのかな ?

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【レボリューション6】三星半

きっと私と同じくらいかちょい年下めくらいのベルリン在住の彼等が、80年代の半ばには政治運動に明け暮れていたという設定が、意外なようでよく考えりゃそりゃそうかっていう……バブルで訳が分からなくなっている日本と違って、世界的には、東西対立の図式が根本から崩れた政治の季節で、あちこちで大規模なデモやらその弾圧やらが展開されてたんだもんね。
世界を変えたいという主人公達の理想はそれなりに純粋なものだったんだろうけど(これがドイツ映画だったっていう必然性はある訳で)、しかしどこかスネカジリ気分の甘さがあるといえばそんな感じもしなくはない。そんな彼等が年食って現在どうなっているか(ある者は流れに任せて長いものに巻かれ、ある者は変われないままで……)というところを映し出してみようとしたのは、悪くない目のつけどころだったんじゃないかと思う。
でも、今は生き方や立場がまるで違ってしまっている人達の再会という話は、もっとシビアな刺し違えにならざるを得ないんじゃないかと、私は思ってしまうのだ。彼等がなし崩し的に行動を共にし、結局「やっぱり昔が懐かしい」みたいな帰結になってしまうのは、かなりなぁなぁというかお伽噺チックというか、コメディ仕立てということを差し引いて考えるにしてももうちょっと突っ込みようがあったのではないかと感じてしまう。彼等と年が似たようなものだから余計見方が厳しくなってしまうということもあるかもしれないけれど。
とはいえ、現在はほんのり時代に乗り遅れている元リーダーの「東と西の戦いは終わったが、今は"勝者"と"敗者"の戦いが始まっている」といった内容の科白は非常に重要で、ここに本作が作られた動機の一つがあったのではないかと思った。(字幕では“勝ち組”と“負け組”という言葉が使われていたが、私はこの言葉が大嫌い。)今の社会のシステムに乗っかって金持ちになった人はそのシステムを守ろうとし、そうじゃない人は何らかの形でそれを攻撃せざるを得ない。例えば日本だって、未来が見えなくなってヤケになってしまっている人々による犯罪率が着実に増えているといったような現象が起こりつつあるのかもしれないし、世界的に多発しているテロという行為にも本質的にそのような部分があるのではないかと思われる。だから何かしら新しいパラダイムが必要な訳ですよ……って、それが何なのかは相変わらずさっぱり分かりゃしないのでございますが。

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【ワンダー・アンダー・ウォーター 原色の海】【アフリカへの思い】四つ星

《レニ・リーフェンシュタール ART&LIFE》というお題の本特集、【アフリカへの思い】の方はレニ・リーフェンシュタールのアフリカ行きに同行したドイツのTVドキュメンタリーのようなので、彼女自身の監督作である【…原色の海】と合わせて評価してしまうなんて本来間違っているかもしれない、けれど、ここはひとつ、是非とも両方一緒に見てみて戴きたいなぁと思うので。
ナチスとの関わりに端を発し、文字通り激動の人生を歩んできた彼女もついに100歳 !! 単純に言って、100歳超えても海に潜ったり映画を撮ったり、昔滞在したヌバ族の村への訪問を戦火を乗り越えてまで敢行したりしている彼女の生命力は、全くもって尋常じゃない !! 人間、若いままではい続けられないけれど、若々しくあり続けることは可能だし、その方がもっと大事なことなのかもしれない。そのために必要なのはズバリ、情熱なんだな。うむ、一つ勉強になったぞ。
【…原色の海】は、単に海を映してるだけじゃん!という感想も少なくなかったようにも思うけれど、様々な形や動きの色鮮やかな海の生き物達を同じように素材に使ったとしても、こんなふうに延々眺めてても飽きないような構成に出来るかどうかは疑問だし、やはりそこには、彼女の並外れた美的センスが生かされていると思うのだ。私はこの映像に、“生命の神秘”といったもののみならず、この光景を美しいと思う人間とは一体何者なのだろうという“存在すること自体の不思議さ”までも感じてしまったのだけれども。
そのレニ・リーフェンシュタールさんが、9月8日、101歳でついにお亡くなりになってしまったのだそうだ。謹んで御冥福をお祈り申し上げます。どうぞ静かにお休みになれますように。

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