Back Numbers : No.14~雑想ノート



うーぴーの選ぶ '97年ベスト20映画

ちょっと時期的に遅くなってしまいましたが、やはり去年の総括はやっておこうかなと思い、が97年に観て印象に残った映画、ということで選んでみました。(は、去年はあまり映画を観られなかったのでパスするそうです。)'97年は前年以上にいい映画が多くて、上位10作品だけに絞り込むのはちょっとしんどかったので、今回はベスト20位までを選んでみることに致しました。

今回は選ぶのが本当に難しかったです。一応順位はつけてみたものの、2、3日後に見直してみると変わっていたりするかもしれないくらい、その差は微妙なものではないかと思います。でも一応の採点基準としては、これから生きていく間にどれだけこの映画のことを思い出すだろう、どれだけ自分の人生に影響を与え続けていくだろう、ということを考えてみたつもりです。毎月つけているお星様の数とは必ずしも対応していないかもしれませんが、観た直後にどれだけよく出来ていると感じたかということと、しばらく後に思い返してみてどれだけ印象に残っているかということはまた違っていたりするからではなかろうか、と思います。(特に【ひみつの花園】など、後から思い出した時のインパクトの方がはるかに強い ! )あと、他の人はひょっとしてあまり選ばないのではなかろうか、と思われる作品はちょっと強めに押している傾向があるかもしれません……具体的には、【ラリー・フリント】【グレイス・オブ・マイ・ハート】【マイケル・コリンズ】【ナッシング・パーソナル】【テシス】など。(逆に【もののけ姫】などは、みんなが評価している映画だからいいや、と思いちょっと後回しにさせてもらいました。)いやー、みんないい映画なんですよぉ ? 何かの機会がございましたら、是非御覧になってみて下さいませ。特に8位の【グレイス・オブ・マイ・ハート】は、ある意味では一番好きかも知れないと思うくらいで、特に女の人向けに超お薦めです。
ということで無理矢理20作品(20位のところでちょっとずるをしているからホントは22作品)選ばさせて戴きましたが、他にも【浮き雲】【彼女は最高】【デス&コンパス】etc.etc....印象に残る作品はすっごくたくさんありました。【マルタイの女】なども、伊丹監督さえあんなことになっていなければ絶対20位以内に入れたと思うのですが……事実がどうであれどうしても前向きに捉えることが出来ないので、これは私どもの個人的な順位であるということで、今回は保留ということにさせて戴きました。
さて最後に、特別賞をインド映画の【ラジュー出世する】に差し上げて今回は締めにしたいと思います。民間レベルの国際交流のためにも、今後ますます、インドのべたべたの娯楽作品が日本で一般公開されるようになるといいなぁ、という願いをめいっぱい込めつつ。


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