LotusEuropa補完計画
〜 Engine編 〜
基本コンセプト
エンジン、駆動系ともに国産車のものを使う。
当初は4AG、3SGなどが候補にあがり、ミッションもレガシー用という
ことですすめていたがヒューランドミッションを中古レーシングカー
から移植ということに落ち着き、いっしょについてきたロータリー
を使うことにした。
特徴
エンジン単体はノーマル。ただし、各部品を年代毎の一番いいものを
組み合わせたものということ。基本的にはサバンナRX-3の120ps仕様
を使っている。それにRS専用のエキゾーストマニフォールドをつけている。
キャブレターはノーマルのダウンドラフトタイプ。レース用ということで
ノンエアクリーナーだったのでHKSのパワーフローを装着している。
エンジン単体はポート研磨などのチューンはレギュレーションで禁止されて
いるためにおこなっていない。ただ、ロータリーはシールの気密性が重要で
この精度をあげていくとRX-3仕様12Aでも170〜190psは発生できる。
アペックスシールはノーマルだと思われるがマツダスピードスポーツキットの
カーボンタイプ(高回転向き)の可能性もある。
将来は13Bが載せられるようにマウントを設計してある。(2cm前にだせるようにした)
13Bに関してはNA用にはFC前期型がよいということである。
ノーマルの状態で上記ノーマルキャブで200ps、ウェーバーで250psを絞りだせる。
それ以上となるとポートの加工が必要、〜300psまでならブリッジポート、Over 300psなら
ペリフェラルポートになる。また、コストを考えると中古ターボエンジンの制御系も
含めた載せ替えもすてがたい。ターボにした場合、FCで200〜250ps、FDで〜350psを
ノーマルの状態でたたき出せる。
写真
【クーリングについて】[99/07/30]
だいぶめどは立ってきましたが,クーリング問題がでました。
ロータリーの発熱量はNAでも馬鹿にできなかったということですか
12A+ノーマルキャブであればOKであった水温が12A+ウェーバーだときつくなりました。
夏は完全にだめですね。
FDのノーマルでも夏のサーキットはかなりきついようです。
対策としてアルミラジエターを取り付けました。
おなじみの国産部品流用シリーズです。
オイルクーラーと左右対称位置で取り付けてあったものを正面にスラントさせて取り付けました。
それにあわせてオイルクーラーもラジエター前面に置く形としました。
フロント開口部も今時のチューンドとしては小さいのでオイルクーラー取付位置手前にダクトをあけました。
[Now Printing]
【エンジン破損!】[99/12/25]
テスト走行中にオイルパン破損,そのまま走ってロックしました。
やってしまいましたわ。
しかしながら,3日後には中古エンジン入手しておりました。
しかも要OHのエンジンも含めて2基もです。
神奈川県は葉山町まで出向いていきました。
その節はおせわになりました。ノガミプロジェクトさん
元マツダスピードにいた方のショップです。
私の車のミッションを設計したこともある方です。
エンジンブローは不幸な出来事とはいえ,大変いい方とお知り合いになれました。
【結論】
今の馬力で充分です。7000回転以上は天国がみえます。
車体重量が520Kg(推定だから)パワーウェイトレシオは3.0をきります。
恐いくらいのクルマですね。3000〜5000のピックアップが不満ですが、
アクセル系を変更したためのリターンスプリングの固さが原因かもしれない
のでアクセル系のインターフェースをちょっと見直したいですね。
NAロータリーエンジンについてのご意見お待ちしております。(_ _)
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