LotusEuropaRacingProject
〜 Engine O/H編 〜
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'98年年末になってでてきたのがエンジン系の不具合にて,燃料系を一新したわけですが,結局はエンジンOHすることとなりました。
ショップの話しだと各部品の症状は以下の通りです。
・サイドハウジング・・・サイドシールでえぐられている状態,要交換
・ローターハウジング・・・再使用可能→でも交換
・ローター・・・再使用可能
・エキセントリックシャフト・・・再使用可能
・その他・・・オイルポンプ交換
交換パーツはシール類一式とすべてのメタル及び擦ってオイル漏れしているオイルパンです。
不具合の症状はサイドシールが擦り減ってサイドハウジングをえぐってしまったのが原因のようです。
メタル類の減り方から,レース用エンジンの経年変化によるタレのようです。
【エンジンの仕様】
・サイドハウジング・・・RX-3排気ガス規制前のタイプ
・ローターハウジング・・・SA22-Cターボ用
・キャブレター・・・WEBER48Φダウンドラフト
・ポート形状・・・ノーマル,研磨もなし
要するにプロダクションレース仕様のノーマルベースチューンです。
サイドハウジングを排気ガス規制前のものにして,シールクリアランスを
つめることで12A+ノーマルキャブでも170psは簡単にでるようです。
ウェーバーですと190ps以上,200psもさほど難しくはないようです。
あまりにも馬力がですぎるので13Bはすすめられませんでした。危険だそうです。(^ ^;
【納車後インプレッション】
帰りの東名高速にて計器類をチェックしながら走行する。
水温が高すぎるかな?途中のPAにてペットボトルの水を補給する。
すると水温も下がる。クーラントが濃すぎたようである。
排気温度が全体的に約50度ほど高い。エンジンルームそれもキャブ側が
結構熱くなっている。キャブのアイドルスクリューを二度ほど調整する
途中、燃料が足らない状態になり、排気温度が800度を越え、空燃費計も
14〜16の間を不安定に上下している
クールダウンして押さえるも症状やまず、路肩に止めてアイドルスクリューを
調整する。絞め込んでから1回転半開けたところで固定する。
なんとか症状も正常に回復し、空燃費計も12〜13台を回復する。
水温も90度弱だったのが85度に落ち着き、油温も100度弱に安定している。
慣らしということもあってレブは約4500rpm。
この調子で500kmほど走ってからレぶを1000rpmづつあげていく予定である。
[99/06/15]