〜Lotus Europa憂鬱録〜
最初に一言
もう既に4年の歳月が流れている。それではあるが毎年1年目のような気持ちになる
時がある。それがLotusがトラブルを起こした時である。わたしの車は26年前のものであるが
1年車検ではない。制度がかわったからそうなったわけではない。
なぜならば、”輸入中古車”であるからである。これで新規登録は3年の車検が付くのである。
それではあるが、毎年ないはずの車検のごとくトラブルが続出する。それも決まって6月である。
この車の車検は7月である。こういうことを書くと「一年車検には論拠があった」とされかねない。
そのようなあほうのためにこの文章をかいているわけではないのである。
しかしながら、こうまで続くと気力がだんだん萎えてくるというものである。
はじまりはいつも急に
なんとなんと。96/06/01とんでもない発見をしてしまいました。
シャシーが割れていた
のです。早速写真を撮ってショップに送りました。
またまた散財してしまいますね。借金と横Gで首が回らなくなってしまう車ですね。
溶接でなんとかなれば復活させようと思いますが、そうでなかったら当分冬眠ですな。
いずれはイベント、走行会、サーキット用にするつもりで保存しておきます。
速報は到着次第お届けします
niftyのFICAR(輸入車フォーラム)のイギリス車の部屋では心配の書き込みがいくつか
なされていた。ありがたいことである。持つべき人たちは同じ泥沼にはまった人たち
であろうか。坂口安吾の言葉にこういったものがある。
”人間は正しく堕ちるところまで堕ちなければならない”
それにつけてもなんである。気持ちが沈むのである。シャシーをかまぼこの板とボルトで
止めるなどというジョークも書き込んでみる。うむうむ。だんだん調子が出てきたぞ。
その証拠にこうして文章を書いていたりする。(しーーん)
その時ショップでは
この文章を書く前にショップに電話を入れた。わたしが送った写真を見ていたらしい。
そこでのおつげ「中古フレームをきって溶接」とのことであった。結局、それでも値段がはる。
なぜならば、ボディをはずして、エンジン&ミッションをおろしてとなれば工賃そんなに
変わるものではない。結局、上記かまぼこ板のギャグをかまして、あて板による溶接で
一時的にしのぐという話になった。