〜Lotus Europa憂鬱録〜
第一次溶接作戦
1996/07/09
7月上旬に溶接を予定していたが、雨のため中止になった。メカニック氏も多忙らしく、今月中は
ちょっと無理になってしまった。
そこで今回はちょっと趣向を変えて、NiftyのFICARで話題になったことを含めて色々を
書いてみようと思う。NIfty_FICAR_7番会議室のみなさまには励ましのお言葉をいただいた。
また新たなる会議室参加者も表れた。筑波サーキットでの走行会の話題もなかなかよかった。
そういった話を聞くたびに、「近所の山道でいいから走りたいなー」などと一人さびしく思う
ようになった。動いていた日々が懐かしくおもえる。
現在、考えているプランは”とりあえず”シャシーを直して自走するといったものである。
それ以外であると確か葛飾の某所にはスパイダーフレームをつけた白のS2があったはずだと、
その車のボディ&シャシーを買い取ってしまって、自分の車のその他のコンパーネンツをつけて
しまうというものである。そうだ!ついでにギヤまで買い取って、クワイノフのストレートカット
ギヤとノンスリップデフを!などと怪しい妄想にまで駆られている。
まったく仕事が手に付かない状態である。だからこうしてホームページの更新をしていたりする。
ところがである!
昨日、某AJ紙をパラパラとめくっている時であった。「エンジンはZ−tecだよな」などと
独り言の妄想をいだきながらAJをめくっていたのである。そのような妄想だらけの頭を
一気に正気に戻してしまう広告があったのである。
イギリスでレストア
なんという美しい言葉であろうか。つい2日前にポンドのレートの話をしたばかりである。
確か、現在(96/7/8)\160である。すぐに机のわきに常設してある電卓をとり、計算をはじめる。
(現在計算中)
「おお!!」
元になったのは同じくAJ紙のバックナンバーである。
その号には、イギリスのパーツメーカーのシャシーやボディの値段がポンドで載っていたのだ。
さっそく今夜電話をしてみるつもりである。
緊張の電話
1996/07/17
緊張の一瞬である。
電話をかけるだけでこれだけ緊張するのであろうか?
かけた!つながった!本日は休みだろうだ。---火曜日定休日---
気を取り直して2日後に電話してみる。そして見積依頼書をつくりFAXする。
夜中の12時だというのに電話が来る。熱心な人だが凄いことする。
ちょうど英国のショップがしまる時間だったのでその直前に電話してくれたのだった。
最初の電話では「ノーマルのS2のレストアなら£9000位、
47のシャシーとボディにコスワースBDAとヒューランドのミッションで£13000」
とのことであった。
「安い!」
思わず顔がほころぶ。
(注)£1=¥160で計算してください。
しかもそれが車両代金込みの値段と知り、愕然となってしまった。
今までのわたしの投資は一体なんだったの!わたしの青春を返して!
ニホンジンミナウソツキ!カラダダケガモクテキネ!
と一時的に錯乱状態に陥ってしまった。