LotusEuropaRacingProject

〜 Setting編 怒涛の手抜き作業洗い出し〜


'98年は不具合の洗い出しに終わった感があります。
まず第一弾がタイヤがボディにあたって、白煙をあげてしまうことです。 これでタイヤを1セットだめにしてしまいましたか..........。一度ヒートしてしまうと全然グリップしませんね。
第二弾がタコな配線です。水温センサーで一定水温になると自動的に電動ファンがまわるように していたのですが、それがなぜかまわりません。こういった他のショップがやった不具合を直してくれと頼むのは 恐縮ですが、神奈川のあるショップにお願いしてやっていただきました。
この配線の部分だけは半日もかかったそうです。すごいことですね。ショップの方いわく、「どういう意図でこういった 配線にしたのかちょっと分からないですね。」客を馬鹿にしたメカニックがやった作業だと多々こういうことは起こりますが、 ここまでひどいのも珍しいですね。
第三弾がアクセルワイヤーのひっかかりです。これも取りまわりがタコなんでやたらに重いです。このため、微妙なコントロール ができないです。これもなんとかなりました。

[98/10/24]


エンジン不調である。それも低回転域からアクセルオンするとふけない。
結局原因は下記の通り春先までつかめなかった。
年末最大のお笑いことが配線乙号事件こと”CDI逆配線”事件である。
ご存知のようにロータリーエンジンは,1ローターにつき2つのプラグがついている。
リーディング側とトリーディング側である。先に爆発するものと補助的に後から爆発するものである。
筑波の取材時にはじめて乗った時に,「なんでトルクがないんだろう?」と思った。
取材のテスターはその昔,SA22Cに乗ったことがきっかけでレースの世界にはいたK氏である。
そのお方をして「低速域に力がない」といわしめたエンジン君であった。
その後プラグを交換して少しはましになったのであるが,
その「なんだかおかしい?」が心の隅に残っていたのである。

そしてある休日の午後,シフトインジケーターランプをつけようとして配線を調べていた時のことである。
室内にはるハーネスのたばをほどいていく。
その昔,配線をばらした時につけた黄色いビニールテープが残っている.........
懐かしいと思いつつ,それをみてみると「あれ?」
更に配線を覆うビニールカバーをはずしてみると「およ!」
コネクターの端と端に貼られた黄色いビニールテープの文字が違う...........。
バラす直前に貼り付けて字を書いたんだよな...........俺が間違っているのか?
自問自答が続いた...........しかしこれは明らかに配線ミスである。
思い切って同じビニールテープ同士のコネクターをつないでみた。
試走の結果.............すごくいいじゃん!
低速がとてもトルクフルね。すごく乗り易くもなった。

ビート買ったお店に聞くとプラグコードの差し間違えをしても走ってしまうらしい。
でもチューンドのターボだと即エンジンブローにつながる危険性もあるようだ。
すごいことやってくれたね。> 某ショップ

それと同時にこういったタコな状態でもあのタイムとあの順位とは..........
そこしれぬポテンシャルへの驚きとと来年への淡い期待が残った。

[98/11/23〜98/12/23]


'98年年末になってでてきたのがエンジン系の不具合です。
走行中にエンジンがとまってしまう症状がではじめました。
結局のところ、キャブレターに燃料がいってなかったのが原因です。
REショップの社長いわく「燃料ホースにゴミはつまっているわ、燃料フィルターはついてないわ、すごくいい加減な仕事ですね。」 結局、キャブレターは後ろ側のハウジングに燃料を噴射する部分がつまって交換になりました。
ノーマルキャブは欠品だったのでウェーバー48Φにいたしました。
その他燃料フィルター、燃料ポンプを交換いたしました。
[99/01/16〜99/04/03]


ウェーバー48Φに替えたわけですが、それにより5000rpm付近のトルクが大幅にあがりました。
乗り易さですとノーマルキャブですが、レスポンスとトルクですとウェーバーですね。
ファンネルもかっこいいです。
それと副次的効果がありまして、アクセルワイヤーが異様に軽いですね。 後日アクセルが戻らなくなるのでスプリングを追加しましたが、アクセルコントロールがとても やり易くなりました。これは思わぬ儲けものでしたね。
帰りの東名高速ではアクセルワークを楽しめました。
[99/04/03]


その後、オイル交換と燃料タンクのゴミ取りのためにビートを購入したショップに入庫いたしました。 燃料タンクにはウエスのくずみたいなものがはいっていてそれが配管を詰まらせた原因です。
燃料タンクは中を清浄してやぶれたところを補修したはずなんですけどね............。
某ショップの手抜き行為がここでも露見いたしました。それとも意図的に私の邪魔を?
いずれにつけてもそのショップとは今後一切付き合うつもりはないのでどうでもよいんですけどね。
[99/05/01]


悲しいかな,いまだにここを更新するはめになった。
ブレーキマスターシリンダーとリザーバータンク間のパイプが硬化していた。
そのために液漏れがおこり,ブレーキが効かない状態にもなった。
それ以上にショックだったのが,ハブナットに割りピンが入ってなかったことである。
手抜きショップの実名公開も考えておかなければならない。
[99/11/22]


【三年鳴かず飛ばずこれ何の鳥ぞ (十八史略)】

本当に足掛け三年鳴かず飛ばず状態になるかもしれません。
上記,症状からしばらく立ってもブレーキオイルがもれております。
するとリザーバータンクが割れておりました。
さっそくショップのバックヤードで獲物をねらうとそこには........
ありましたよ。いつぞやアルミラジエターをとったシルビアが。
さっそく,リザーバータンクをはずしてもってくるが, マスタシリンダー側とパイプ径があいません。

そこで!

DIYのお店でみつけてまいりましたぜ。
エアー用のチューブ連結するパーツです。
これをリザーバー用に径のあうホースとマスタシリンダー側に径の あうホースとをつなげます。
ステーもDIYのお店でみつけたL字金具です。
これでまたひとつ国産部品が増えました。
[99/12/26]


新年,仕事はじめでのほほんとしていると ショップからシリアスな電話が。
夕方に時間を作ってなんとかかけつける。
夕方といっても既に日は沈んでいる。
クラッチのディスクカバーがいかれているらしい。
どうやらクラッチとディスクカバーがあっていないらしい。
新品クラッチにしたもののすべっていた原因はこれらしい。
同様の証言をディスクカバーを捜していたロータリー専門ショップ の方からも聞いた。
さてここで問題です。クラッチを換えたショップはどこでしょう?
上記一連の手抜き作業をやったところと同じですよ〜。

いくら新品クラッチでも元からついていたディスクカバーと あっていなければなんにもならないですなぁ〜。
中古エンジンでお世話になった葉山のノガミプロジェクトさんから メタルクラッチと強化ディスクカバーを届けてもらうことになった。

更に大笑いなのが!
通常,フライホイールに溶接止めしているプレートが なんの処理もなされていなかったことである。
これが原因でセルモーターのギヤとフライホイールがかみ合わず, エンジンがかからなくなったのである。
1120桶川ではこれが原因でセッション2本棒に振ったわけである。
通常は溶接されているプレートが溶接されていないがために, プレートが後方に押し出されて,セルモーターのギヤがフライホイール とかみあわなくなったわけである。
あれれ?これはどこのショップが悪いのかな?
まあ,大体想像はつきますけどね。
[2000/1/6]


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