LotusEuropaRacingProject
〜 Setting編 テスト走行編 〜
FISCOテスト走行でオイルコーションでピットサイン、私にピットに入れということか?
「エンジンからオイルがでているからチェックしてみてください。」とのこと。
エンジンオイルの消費がやたらに早いし、コンプレションも前:7.9,7.9,7.9、後:7.4,7.3,7.8ととほほな状態です。
それでOHを決意しました。イベントに間に合うのだろうか?
[99/05/05]
悩んでいたタイヤに関して腹をくくりました。やっと決まりました。
フロントはBSのRE520Sの175/60R-13,リヤはADVAN032RのP215/50VR-13にしました。
実は去年から買ってありました練習用タイヤです。「今年はじっくり練習走行だ!」と
開き直ったのがよかったですね。国産Sタイヤに決めました。
交換は自分でやりました。久々にメカやると楽しいですね。
[99/05/16]
タイヤを替えただけでは車高が下がりすぎるため,基準セットにするためにビート買ったショップにいきました。
ショップにいく道すがらセットアップを考えてみました。
タイヤかえただけだとリヤが下がりすぎてアンダーが強くなってました。
結局、前後ともに基準セットよりも10mm低い車高になりました。
弱オーバーステアな感じですね。FISCOだとフロントをあと10mmくらいあげた方がよいかなという感じです。
ただ、タイヤが前後ともにHコンパウンドなんで温まるまで全然だめですね。
フロントだけでもSコンパウンドにしたいところですね。
[99/05/22]
引き続きタイヤ編です。「フロントをSSコンパウンドにしたらジムカーナでも使えるな。
そうなるとリヤはSコンパウンドか...........でてないしなぁ〜。」するとどうでしょう!
上記ADVAN_P215/50VR-13にSコンパウンドがでているじゃないですか!これまでHコンパウンド
だけだったのでフロントをBSにせざるおえなかったのですが,これからはADVANで統一できますね。
それでいつものようにコクピット静岡さんに相談しましたところ、「032は生産中止でこれからは038一本になる。」
とのことでした。去年もらった割引券の期限でもある6/7までじっくり考えることにしました。
「99/05/24]
REショップからお電話です。「サイドハウジングがだめですね。」ということでした。
話しを要約するとレースで使ってかなり経っているとのことでした。ようするに寿命だったみたいです。
幸いにもローターハウジングやローターは再利用できるので助かりました。
ただ、マツダが部品供給が遅いのとN1レースを重なるのでイベント参加前の慣らし運転時間がほとんどとれないのがつらいですね。
[99/05/31]
結局、タイヤはADVAN038が7月以降発売ということで
フロントのみRE520S 175/60R-13のSコンパウンドになりました。
ADVAN032は生産中止,Dunlop98Jも新製品に移行中ということで結局,RE520Sになりました。
サイズ的には185/60R/13の方がよいかもしれませんが、ADVANしかでていないので
1)銘柄とコンパウンドを選べる
2)リヤのサイズから換算したフロントサイズにも充分あてはまる
ために175/60R-13にいたしました。
結局、割引券使って\20,000-強でした。ポイントもまた貯まってきたみたいです。
[99/06/05]
エンジンOH後初の走行である。計器類チェックをしながら4500rpmをめどに転がす。
ガソリンスタンドで給油する。すごく丁寧にやってくれたおかげで35Lもはいった。
丁寧にやらないとガソリンがあふれだしてきてしまうのである。安全タンクゆえの症状か
はたまた入り口のまがりくねったパイピングに問題があるのかは定かではない。
いずれにせよ店員さんありがとう。今日ばかりは感謝の気持ちにたえない
高速走行ではやや直進安定性に難ありといったところか。FISCOでも同じ症状を感じた。
アライメント取り直してみないとなんともいえないところである。
フロントを175/60R-13に替えたので非常にクイックになった。
ちょっとカート感覚である。カート特訓のせいもあってか気持ちいいね。
でもコーナー立ち上がりでのフロントの逃げがある。
タイヤの温度もフロント側がちょっと低い。やはり,フロント側を柔らかいコンパウンドに
するという作戦の方が安全かつ速くなるであろう。
今日は時間がとれなかったが明日以降に時間をつくってやろう。
土曜日に厚木にいった時のアライメント調整をやってもらおうかと思ったが、
その日はイギリスに出かけているとのことであった。残念である。
しかしながらポールマーティのところにあるレーシングヨーロッパの話しを
聞かせてもらった。ロールバーもイギリスにて市販されているような話しであった。
やった〜!これでまたワンオフ部品が減りますね。
[99/06/15]
イベント前日,ようやくタイヤ交換が相成った。
さっそくトラクショントリートメント-フォーミュラVをふきつける。
取説でははけで塗ってくれとあるが面倒なんでスプレーで吹き付ける。
スプレーの容器は花王ベガのビンである。こういった廃品利用は意外と便利よ。
オイル交換は走行距離がのびなかったので延期
[99/06/19]
ちょいとした空き時間にオイル交換をと思ったが,ドレンがはずれない!
オイルパンをうったようでドレンボルトの変形している。
仕方ないので翌日工具を買い足して作業をすることにする。
[99/06/21]
DIYショップに工具を買いにいく。
メインはなんといっても対ドレンボルト用のスパナである。
最近のものはきちんと6角になっているものがないのである。
狭い角度でもできるように12画になっているものしかない。
「こういうのだとなめちゃんだよなぁ。」と思いつつも,
「結局,みんなこうなんだからボルトの頭なめちゃうような品質ではなくなったということか。」
と一人納得して工具を買う。
ついでといってはなんだが,キャブレターのジェット調整用のマイナスドライバーも買う。
エマルジョンチューブの頭のマイナスは結構大きいタイプでないときっちりとかめない。
柄が長い方がよい。そうなると値段も高い。結局,色々と買ったので高くついたか。
工具もそろったことで作業を開始する。
しかしながら,ドレンの頭が変形しているのでやすりで修正して,
なんとかスパナをねじ込む。しかし,力がはいらない。(T T)
仕方がないのでスパナをラチェットでコツコツとたたくと
ようやくドレンボルトがゆるんだ。後はオイルをうけるだけ,げっ失敗した。
30cm四方ほどオイルがガレージ床に広がったのであった。
オイルを抜ききるために,車の左後輪に土台をあててジャッキダウンする。
するとドレンがある右側が下がった状態の姿勢となる。
オイルはどんどん流れて行く。結局,6.7Lの交換となった。
補充用オイルが2Lしか残っていない。週明けにもオイルを発注しなければならないな。
[99/06/22]
ジェットをいじっても変化がみられなかったので,フロート室の油面をチェックする。
12mmもあったのであった。富士宮のREショップに電話して,フロート室の調整方法を聞いた。
教えられた通りにしてやってみた。油面は3mmにしてみた。
AutoWorks増刊に載っていたキャブレターセッティングを参考にしてみた。
結果はオーバーフローがおこったのかプラグがかぶってしまった。
途方に暮れて,油面を5mmくらいにしてみた。
なんとかエンジンはまわってくれる。ふけあがりはよい。
しかし,3000rpm付近のふけが悪い。AF計もリーンを示している。
ジェットを変えてみるが改善されず。色々と奥が深いね。
[99/06/23]
日曜日はFISCOの予定なのでその前に慣らしはおえたい。
もう一回オイル交換予定なのでオイルを注文する。
いつもザーレンオイルを頼んでいるところが代理店じゃなくなったとか。
でもオイルはとれるらしい,何?値上がり,でも前回の値段でOKとなりました。
[99/06/24]
オイルが入ったと夕方連絡が来る。翌日取りにいくと回答,慣らしは間に合いそう?
本日もキャブレター調整である。
[99/06/25]
オイルを買いにいく。代理店はまだやっているとのこと,特約店ではなくなったらしい。
値上がりの件もどうやらなさそうである。一安心一安心。
この日も慣らしで遠出予定だったがある事情により中止。
引き続き今週の課題であるキャブレターいじりに没頭する。
3000rpm付近のふけがよくない。アクセル全開であればふけるんだが,
パーシャルスロットルだとふけがよくない。
某ショップのS師匠に相談してみると.......
「流速が低いので燃料をすいだせないのではないか。」とのヒントを
もらった。
なるほど,インナー及びアウターベンチュリーの見直しは必須かも
しれないなぁと思った。ちょっとだけ気が楽になった。
別に異常というわけでもないし,タイムトライアル&サーキット仕様
と割り切れば,問題にならない部分なのかもしれない。
それに走り出せばエアーインテークからのラム圧による空気流入もある
わけであるし,実走行テストで問題にならなければよいのだ。
いつもながらにS師匠のお言葉は安心感を与えてくれる。
そうして,アイドルスクリューをいじっていたらなんとかOKになった。
[99/06/26]
FISCOに走りにいった。5月以来久しぶりである。
走れなかったのはエンジンOHのためである。
その間もつま恋でのカート特訓は続けていた。
前日にオイルの点検とタイヤトリートメントの塗り付けをおこなう。
ガソリンにオイルをミックスさせておくのはわすれていない
当日,朝からはれていたのでFISCOの路面温度も上昇している。
タイヤ,サスセット,エンジンまったく不満はない。
インラップのタイヤを暖めながら完熟走行で2分10秒,馬鹿速!
通常ラップだったら2分切るのは確実ですな。ここで一安心
だが,水温上昇と油温上昇でラップはかれずにピットイン。
冷却水を200〜300ccほど補充する。
そして,コースインするも2周で水温110度,油温130度となる。
最終コーナー立ち上がりではNSXを抜くほどの
マシンに仕上がってきたのに,オーバーヒート寸前なので走行を終了する。
原因を検討しながら,一般車両走行時間枠の終了時間となって終わり。
一応,その場でいっしょにいった人達と反省会をする。
「サーキット対策のクーリングがだめなのかな?」
そう思うと対策費用ともども憂鬱になる。
それにつけてもロールバーが欲しいね。
車体剛性とかそういったものじゃなくて,
スポーツ走行枠時間を使いきるためにね。
13:00〜16:00まで走れるし,一般車両走行時間枠はこの日はとても
混雑していてクリアラップがとれそうもなかった。
14:00からの時間帯はN1やザウルスなどの車両だけでとてもすいていた。
いっしょにいったMINI連中はこの時間帯にはしる。クリアラップ連発いいな〜
帰りの東名でもオーバーヒート気味である。
帰ってから,いっしょにいった人達と焼き肉食べにいきました。
久々に食べたユッケがうまかった。
[99/07/04]
本日はオイル交換をした。
前日夜,悩みに悩んでいた。熱対策である。
各雑誌を読み漁り対策を練る。
レース用LLCをつかってみるのもひとつの手段であろう
ちょっと悩み過ぎね。
実は前日に交換したかったんですけど,
ドレンボルトの頭がつぶれていたので,
本日とあいなりました。
サイズのあうドレンボルトをカー用品店で購入,
更にエレメントとエレメント交換用工具も購入する。
オイル自体は前日に抜いておいたので,まずは廃油処理をする。
オイル受けの廃油をペール缶の廃油入れに移し替える。
その時にオイルの粘度,汚れ,受けに残った金属粉をチェックする。
特に問題なし。オイル受けを灯油で洗ってしまう。
続いて,買ってきたドレンをはめて絞めこむ。
最初はラチェットでしめこみ,最後はスパナで締め込む。
フィルターも変えて,オイルをとりあえず4リッターほうり込み,エンジン始動
この時に冷却水もチェックするために,リザーバータンクのキャップをはずすと,
なんと水位がさがっている。そのために冷却水(実はただの水)を補給する。
エンジンを止めて,オイルをチェックするとオイルクーラーに回った分が足りない。
2リッター追加してみる。ゲージの"F"のところまできた。
ロータリーエンジンの肝はオイルである。
オイル量が多いとレシプロでは抵抗となるが,
ロータリーの場合,クランクシャフトがないので抵抗とならない。
大抵,ゲージの"F"よりも1リッター多めにする。
1)消費オイル対策(キャブで燃料と混合しているため)
2)油圧対策(サーキットの横Gでもエアーを吸わない)
という効果があるためである。
ということでオイルを1リッター追加する。
冷却水もチェックすると減っている。更に追加する。
目分量だと1リッター弱の水が昨日から補充されたようだ。
これじゃオーバーヒートになるわな。反省,反省である。
しかしながら,これで今月もう一回ある一般車両走行枠での
テストができる。よかった,よかった。(^ ^)
[99/07/05]
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