2001/6/17

日本 VS ウェールズ

今日のみどころ 

メンバーはこちらを参照してください。

最大のポイントはやはりセットプレー。
マイボールのスクラムとボールがどこまでしっかりと出せるかですね。
坂田君、いったいいつになったらラインアウトちゃんと投げられるようになるの???もう勘弁して欲しい、という気持で一杯です。
ワールドカップのウェールズ戦、敵ゴールライン前5mでのマイボールラインアウトのミスをもう思い出させないでよ、お願いだからさ。同じ算数の問題をいつまでも計算間違いしている小学生を見るようで情けなくなってきます。その他のプレーは抜群なのに、あれだけがねえ・・・。兎に角頑張ってください。

フランス帰りの村田選手は、花園では今一つみんなと呼吸が会ってなかったように見えたし、今回久々の岩淵選手とのコンビでどれだけHB団が上手く機能するか見ものです。
二人とも海外で揉まれただけに、ディフェンス面はかなり頑張ってくれるでしょう。バショップと広瀬選手がWCメンバーに入ってくるまではこの二人が日本の新しいラグビーを切り開くとまで言われていたのだから。(そう言っていたのは私だけか・・・)村田選手ももう33歳。とことん頑張って欲しいです。倒れても後ろには月田選手がいる。彼も不必要な場面での蹴りすぎに注意すれば、球出しと戦況を見る眼はピカイチだから、やってくれるはず。

CTBにも難波選手が出場。
去年平尾ジャパンが大敗しつづけていた時期でも彼一人が頑張ってた印象があるものだから、選出されない方が不思議でした。元木選手とのコンビで固いディフェンス網を見せてくれることを期待したい。

FBには突如小野澤選手が抜擢された。
サントリーでの活躍を見れば当然過ぎるほどか。松田選手よりはすでに上だ。やはりどんな人間でも自分のチームの選手は良く見えるのでしょうか・・・。今回松田選手がジャパンのメンバーに選出された時は目を疑いましたから。ああ、向井監督でもそうなのかあ・・・。って感じでしたね。前平尾監督の時はもっとひどかったですけどね・・・。増保、栗原、小野澤このバックスリーは目が離せない。期待です。

でも、やはりジャパンの生命線は第三列。
ここのディフェンスが弱いとお話にならない。遠く遡れば僅差で涙を飲んだイングランド戦や、世界中を驚かせたオールブラックスジュニアを破った試合、或いは今回来日のウェールズに最後まで肉薄したアームズパークでの大善戦。そして歓喜の秩父宮スコットランド戦など、すべて第三列の働きが素晴らしい試合だった。

今回、久保・小泉。斎藤裕也がどこまで体を張れるかで、ある意味勝負の趨勢は決まると言っても良いでしょう。梶原・中島・ラトゥーのように観客を感動させるタックルを見せてください。
ところでサントリーの大久保直弥主将は何故出場しないのでしょう?怪我ですかね?
彼がいるといないとでは大違いという気もするのですが。WCで世界に通用したのは日本人では彼だけだったのだから・・・。

でも、今回のメンバーはやれる。やれるはずだ。選手全員が絶対勝つんだ、という気迫と緊張感を80分間切らさずにプレーすれば、今回のウェールズメンバーは勝てない相手ではない。絶対に。
逆にここで再び大敗するようでは、日本ラグビーに未来などない!!!


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