第52回全国社会人大会
決勝トーナメント予想及び結果
トヨタ自動車




32-15トヨタ自動車

ヤマハ発動機30-18



神戸製鋼

東芝府中
1/30 花園 14:00

42-0神戸製鋼

神戸製鋼





神戸製鋼
NEC


32-23NEC

近畿日本鉄道25-14



ワールド

リコー
(最初の予想はリコー)
26-16ワールド

ワールド(予想はリコーでした)



今年は関西復権の年。
予選リーグ開幕週で、いきなり王者東芝府中がワールドに敗れる波乱で始まり、、その後三洋電機がNEC,ヤマハ発動機と連敗し、予選敗退。そのうえサントリーまでもが近鉄に敗れ、こちらもまさかの予選落ち。
決勝トーナメントに残った関東のチームは東芝府中、NEC、リコーの僅か3チームだけという事態になりました。予選で敗れ去ったチームにも、東芝府中相手に大健闘したサニックスや、サントリー相手に善戦したマツダなど力をつけてきたチームも多く、社会人戦国時代の幕開けとも言えるかもしれません。

とはいっても今年の大会で目立ったのは、神戸製鋼とトヨタ自動車の全く相手を寄せ付けない磐石の戦い振りでした(トヨタ自動車は決勝進出の決まった最終戦で気が緩んだのか、九州電力相手にはやや苦戦しましたが)。特に神戸製鋼の総得点255点(3試合で奪ったトライが37個で、全ての試合において10個以上のトライを奪取)失点43点という数字は他を圧倒。二位のトヨタ自動車の総得点が145点だけに、まさに凄まじいまでの破壊力と言えます。

トヨタ自動車は昨年のディフェンス力には及びませんが、神戸製鋼に圧勝した試合を見ると総合力はかなり高そうです。ただ、何と言っても仙波選手の急逝は痛いところです。

関西二強に続くのは、やはり日本選手権四連覇を狙う東芝府中とNECになるでしょうが、ワールドに敗れた東芝府中といい、ヤマハ、三洋、NTT西日本相手に苦しい戦いをしてきたNECといい、差があるように思えます。東芝府中は去年も東日本リーグで苦戦し、社会人大会で敗れながらも、最後の日本選手権では本来の実力を取り戻して優勝した前歴がありますが、今年はいきなり一回戦で神戸製鋼と当たる事になったため、相当苦しいのではないでしょうか?ここ数試合は、かなりちぐはぐな戦い振りが続いています。

一方の神戸製鋼はSOミラーを軸にした戦い方を完全に確立しました。去年までのキック中心ではなく、タレントバックス陣を自在に操る姿は芸術的。このまま行けば、ジャパンの正SOがミラー選手になる可能性も充分にあります。東芝はここで負けてしまえば日本選手権に出場する事さえ出来ないわけで、四連覇の夢は脆くも崩れ去りますが、どこまで頑張れるか?NECも一回戦の近鉄戦は何とか乗りきれそうですが、準決勝は、予選リーグで東芝府中を破ったワールドか、東日本では僅か一点差での勝利と大苦戦したリコーとどちらにしても侮れない相手。大番狂わせがありそうな気がしています。

そんなわけで、一回戦から順に見ていくと、トヨタ対ヤマハはトヨタ。東芝対神鋼は神鋼。NEC対近鉄はNEC。一番難しいのがリコー対ワールドですが、試合会場が関東勢のホームともいうべき秩父宮でもあり、ここ一番で月田、信野のハーフ団が爆発し、リコーの勝利と見ます。
そうなると、準決勝がトヨタ対神鋼で、この試合が事実上の決勝戦となり、神鋼の勝利。NEC対リコーは、今度は満島や酒井の活躍などで再び素晴らしい戦いを演じ、リコーの勝利。

決勝戦の神戸製鋼対リコーはまだまだ力の差があり、神戸製鋼の勝利。
かなり大胆な予想をして見ましたが、如何なものでしょうか?
(大学選手権ほどには、あまり自信はないんですけどね)
あくまで洒落ですから、負け予想をしたチーム関係者の方々、怒りのメールなど送らないで下さいね。m(__)m


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