秩父宮や国立競技場では禁煙を守りましょう。


年度の『節煙をお願いします』という摩訶不思議な場内アナウンスと異なり、今期はしっかりと『場内は禁煙です』とアナウンスされているのですから、ルールは守りましょう。選手だってルール違反にはペナルティが課せられるのです。観客も例外で良いはずはありません。悪質な喫煙を繰り返す観客には『警告』、最後には『シンビン』の適用で、観客席から10分間の退場を命じられても文句は言えません。
それにしても某大学の某監督は何故に公然と煙草の煙をくゆらせているのでしょう?テレビカメラにはっきりと捉えられていることに気づいていないのでしょうか…。どうして協会が注意しないのか不思議です。学生に範を垂れるべき監督がこんなことで良いのでしょうか?

  応援に気合が入っても立ち上がるのはなるべく控えましょう。
かにコーナー付近は見にくい時もあります。しかし前の客が立ち上がると、当然後ろに居る人間も立たなければ見えなくなります。逆ドミノ倒し状態で、結局、観客みんなが次々に立つ羽目になってしまいます。別に私たちはウェーブがしたいわけではないのです。(応援するチームが攻撃を仕掛ける度に腰を浮かせる方達は論外ですが…)。立ち上がるのが多少とも許されるのは、せいぜいトライが入った時か、見にくいコーナーでプレーが延々と続く時くらいでしょう。多少見にくくなっても立ちたい気持ちをぐっとこらえるのがラグビーファン、『渇しても盗泉の水は飲まず!』という心意気を見せようではありませんか。それが出来ないならば誰からも文句の言われない一番後ろの席に移るか、最初から『立ち見席』で観戦しましょう。

敵チームがペナルティをはずした時に拍手するのは止めましょう。

援するチームに勝たせたい気持ちはわかります。しかし、ラグビーはノーサイドの精神を重んじるスポーツです。相手がペナルティをはずした時は、どんなに嬉しくてもおおっぴらに拍手するのではなく、「ああ、惜しい!」などとわざとらしく呟きながら、せめて心の中でほくそ笑む程度にしましょう。また万が一、「はずせー」などと大声でのたまう輩がいたら「おまえこそ席をはずせ!」と怒鳴ってあげましょう。 

素晴らしいプレーには敵味方なく拍手を送りましょう。

チームでも、素晴らしいキックや、華麗なオープン攻撃、はたまた突き刺さるようなナイスタックルを見せた時には素直に拍手を送りましょう。『楽は苦の種、苦は楽の種』と言います。たとえ頬がぴくぴくと引きつっていたとしても、「敵もさるものひっかくもの・・・」などと冗談を言いながら笑みを浮かべるくらいの心の余裕を持ちましょう。

声援はタイミングをわきまえましょう。

論、この私も白熱した場面では大きな声でがなりたてないわけではありません。しかし試合の最初から最後まで大声で叫び続けるのは論外です。うるさくてたまりません。貴方のダミ声を聞きにラグビー場に来たわけではないのです。声援は「ここぞ!」という白熱した場面で送ってこそ、試合も盛り上がり、選手も奮い立つというもの。『座を見て法を説く』ようなメリハリのある声援を送るよう心がけましょう。