1996年12月分の「最新情報」
1996/12/31
96年を振り返って
当ホームページ開設以来2ヶ月間で3,400名ものアクセスをいただきました。本当にありがとうございました。97年もより一層充実したものを作っていきますので、よろしくお願いします。
1996/12/27
「生きてかえれ」のタイトルについては、これまで特に触れておりませんでした。そのため、どうして今さら?と、誤解される方も一部にあるようです。ここで一言ご説明します。
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1996/12/25
前回、少々大人げなく憤慨したTBSの姿勢ですが、直接「NEWS23」のホームページにMAILしたにも関わらず、今日まで全く無視の状況。深夜の討論番組1本で終りにするのかとの指摘は当ったかと思っていたら、24日、TBSが「報道倫理ガイドライン」を作成したとのこと。新聞報道によれば、その内容は、実名と匿名の選択、取材とプライバシー、撮影される側のいたみ、選挙報道のあり方、宗教団体の取材など多岐にわたっており、報道局員全員と報道局の番組を作っている関連会社員に配るということである。それ自体大変結構なことですが、一体、どんな内容なんでしょうね。なぜ内容を公表しないのでしょうか。公表して視聴者からチェックしてもらおうという発想は出てこないのでしょうか。それにつけても、TBSのホームページは何のためにあるのでしょうか?
坂本さん一家の犠牲が、少しでも世の中を変えたといえるためにも、このTBS(それに限らずマスコミの全般の体質・姿勢)の問題は今後も厳しく見つめていかなければならないと思います。
本日発売のソフトバンク社「Yahoo! Internet Guide 2月号(43P)」に当ホームページが掲載さました。
同誌ではホームページの充実度を五つ星で評価するので、多少ドキドキワクワクしていたのですが、結局、評価の付かない特集記事の中で紹介されていました。ホっとしたような、残念なような・・・
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1996/12/19
坂本弁護士ビデオ問題をきっかけに発足したTBS「放送のこれからを考える会」(座長・堀田力弁護士)は18日、報道現場における「個の確立」を求める提言書を砂原社長に手渡しました。
このホームページでも指摘しているように、TBS坂本ビデオ問題は坂本事件発生への大きな要因であり、明らかにTBSのミスでした。さらにその後のTBSの対応のまずさは事件の解決を大きく遅らせたのみならず、放送全体に対する国民の信頼を大きく失墜させたと思います。
その信頼回復の第1歩となるべきこの「考える会」の提言。昨夜遅くTBSテレビでこの提言について討論をしていました。筑紫さんが司会、堀田さんはじめ「考える会」のメンバー、ジャーナリスト、TBS役員などが侃々諤々、結構実のある議論をしていたと思います。
提言自体に対する私の印象は、まるで道徳の教科書でも読んでいるような抽象的建前論のオンパレードで、ピンとこないというか、これでTBSやテレビ全体が変るとはとても思えません。昨夜の討論番組で福島瑞穂弁護士が「この提言からは坂本弁護士事件の痛みが伝わってこない」と発言していたのは同感です。
もっとも、これはあくまで「提言」であり、これから議論を積重ねていくためのたたき台ができたという意味で積極的に評価したいと思います。
それにつけても、腹が立ったのはTBSのホームページ!!
「提言」の中の行動指針の1つ【視聴者や社会との信頼関係を回復するために】の中には、「ホームページを活用して広く視聴者の意見を受止める」、というものがあります。TBSにとってこの「提言」の持つ意味の重要さを考えれば、当然TBSのホームページでこの「提言」の内容は速報されているだろうと思い、深夜テレビの討論を見ながらアクセスしてみました。
ところがどこにもない。「提言」が出たことのニュースすらない。ニュース23のページにもない。
「アナ名鑑」だの年末番組のお知らせは盛りだくさんなのに・・・。いったいTBSは何を考えているんだ、この提言をどう受止めているんだ、とムッとしつつ、それでも更新が間に合わなかったのかもしれないと善解し、今日の昼もう一度アクセス。
しかしそれでもない!!
ホームページを開設している者としては、大事な情報が出たら取りあえず速報を載せたくなるものだと思っていましたが、そうじゃないのでしょうかTBSは。
結局、深夜の討論番組1本で「真剣に受止めてます」とやっておしまいにするつもりなのでしょうか。
早くも「提言」の影が薄くなってきたような気がします。
皆さんのご意見を聞かせて下さい。
1996/12/14
もう半年前になりますが、今年の6月7日、坂本事件の実行犯人の一人岡崎一明被告に対する第2回公判が開かれました。坂本事件に関する初の実質的審理が行われた日です。
その際、検察から他の実行犯人早川・中川・新實らの捜査段階の供述調書が提出され、同意された部分について要旨が法廷で朗読されました。
当時、冒頭陳述程度の内容しか知らなかった私たちにとって、とてもショッキングで生々しい内容の供述です。そのとき傍聴席で聞いていた横浜法律事務所の杉本弁護士らが必死でメモを取り、再現したものを入手しましたので掲載します。一部聞き取れなかったため脱落していたり、要旨になっているところもありますが、ご容赦ください。
1996/12/12
昨日11日、早川被告の公判に証人として出廷した端本悟被告は、坂本弁護士事件に関する松本智津夫被告の自白調書について、「麻原が早川さんから(殺害を)進言されたようになっていたが 、それはない」と内容の一部を否定し、松本被告の指示であったこ とを強調しました。
1996/12/9
早川紀代秀被告が9日、東京地裁 で開かれた端本悟被告の公判に検察側証人として出廷 し、坂本弁護士一家殺害事件で松本智津夫被告が「いまポアしなければならないのは坂本弁護士なんだ」 と殺害を直接指示した経緯など、5日の岡崎一明被告の公判で証拠採用された松本被告の自白調書の内容とほぼ符合する証言をした。
1996/12/7
先日の大山やいさんに続き、坂本さちよさんが「陳述書」を作られ、6日、横浜地裁の損害賠償請求事件で提出いたしました。
その横浜地裁の損害賠償請求事件では、6日、大きな動きがありました。
オウム真理教については、現在東京地方裁判所において破産手続きが進められています。
オウムの資産は富士山麓など低廉な不動産が多く、逆に建造物の解体費用は高額であって、このままでは多数の被害者への配当は1割程度という極めて深刻な事態となっています。
そこで各被害者弁護団では、政府に対する不動産買取りないし解体費用負担その他の公的援助を求めるための要請行動を準備しております。
この問題に関する皆様のご意見をお聞かせください。
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1996/12/4
このホームページを開設してから早くも1か月が経過しました。
「坂本事件」の風化を感ずる昨今、こんな地味なホームページをはたして見てくれる人がいるのだろうかと不安なスタートでしたが、おかげさまで予想外にたくさんの方にアクセスしていただき、その数何と2,500名になろうとしています。ご意見ご感想もたくさんいただきました。皆さんが今でも真剣にこの事件を見つめていて下さることを実感し、本当にうれしく思っています。皆さんの貴重なご意見ご感想は、「救う会」の今後の活動の参考にさせていただいております。またアンケート、メールにはできるだけ返事を送ろうと努力しておりますが、時間に追われ遅れ遅れになっておりますことをお詫び申し上げます。
最近は報道関係の皆さんのご協力で、あまりマスコミで報道されない坂本関連裁判の法廷での生々しいやりとりなどが、データとしていただけるようになりました。まさに、こういう情報こそがホームページの真骨頂だと思います。今後ともより一層充実した内容にしていきますので、よろしくお願いいたします。
坂本弁護士と家族を救う全国弁護士の会
弁護士 瀧 澤 秀 俊
1996/12/3
ついにというべきか、林泰男が逮捕されました。よりによって石垣島とは。坂本事件、地下鉄サリン、松本サリン、長官銃撃事件など数々の重要事件について鍵を握る人物だけに、今後の展開が大いに注目されます。
そして残る3名の特別手配犯はどう出るのか?さらに破防法はそれでもGOなのか?情報が入り次第、ここでも続報いたします。
今日、「救う会」の事務局会議が横浜で開かれました。回を重ねてついに200回目です。
影山事務局長は「結論が悲しいものであったし、これほど長引いたということは決して喜べることではないが、みなさんの長年のご協力には心から感謝している」とあいさつ。会議終了後、中華街で忘年会をかねた慰労会がもたれました。
「救う会」はこれにとどまらず、今後も存続し活動を続けます。3カ所の慰霊碑の建立企画、裁判傍聴、アパートの維持、当ホームページによる広報等々みんなで知恵と力を寄せあってこれからも頑張っていきます。
今後ともよろしくお願いします。
1996/12/1
おとといお参りした勝田の大山家のお墓、そして鎌倉円覚寺のお墓について写真を掲載しました。
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