著 者 | 出版社 | ISBN | 初版 | 定価(入手時) | 巻数 |
三橋 貴明 | 扶桑社 | 978-4-594-05901-9 | 2009年3月20日 | 1400円 | 全一巻 |
ところで実体経済の反対語ってなんだろう? 調べるとカジノ経済とか虚像経済とか資産経済とかいろいろあるようだが、いずれにしてもあまりまっとうな響きではない。 |
この本を読むまでもなく、過去いい加減なことを語っていた経済評論家は多い。 大前研一は韓国 ![]() オーストラリアとかニュージーランドの外貨預金ももてはやされた。もし200万位預けておけば年利10%以上だからなんてとらぬ狸の皮算用ですよ。 中国 ![]() |
アイスランドとは人口30万、大した産業もない。漁業と金融業が主たる産業だそうだ。 漁業はわかるけど、他の産業がなくて金融業が主要産業というのは不思議だ。マネーゲームで国家を成り立たせ、汗水流して働いている日本の倍もの一人当たり国民所得があったということは不思議の一言 もっとも09年には日本の半分以下あるいはもっと少なくなるだろう。 タンスターフル
アイスランドは円建て外債(サムライ債)を何100億と踏み倒している。キリギリスと呼ばれても反論できまい
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ええと そもそもサブプライムローンの破綻てなんなんだ? 恐慌は本当に起きたのか? 気分とか雰囲気だけから不況になったの? ものの本によれば、実際そのようですね。大雑把に言えば、「普通の債権と不良の債権とを混ぜて売ったら不信感がつのった」わけです。けれども理論上、この「混ぜて売る」というのはマトモな事なんですね。なぜなら数が多けりゃマズイのが多少あっても問題ないからです。 でも人間の考える事は理論では量れなかったということですね。 |
木下様 毎度ありがとうございます。
良いものと悪いものを混ぜて売る・・それがマトモなことなのか?まともでないのか?私にはわかりません。
しかし銀行でも会社でも評判、うわさで破綻することは多々あります。やはり疑われるようなことは避けるべきでしょうね
そして危ないと言われても、大丈夫と言えるようでなければだめということでしょう
ともかく木下様、デイトレーダーなんかして食べていこうなんてならない方が良いですよ
おひさしぶりです サブプライムというのは従来のやり方ではお金を貸せない高リスクな人向けの融資ですね。要は住宅ローンが貸し倒れしても清算時にそれ以上の値段がつけば、貸し手も借り手も儲かってハッピーというシナリオです。人口増で好景気となれば住宅市場は値上がりするのが道理ですから、金融商品としてはおいしく、比較的手堅い商品だと思えたんでしょうね。 金融トレーダーというのは自分の意思で良い企業、悪い企業を選別する仕事です。言ってしまえば格付け機関のようなもので、良い企業にお金を出し、悪い企業に市場から退場させる大事な仕事です。デイトレーダーというのはそれの極端に短いスパンで儲けを出す仕事なわけです。大規模事業や研究のリスクを分散するためにはこういう人たちが欠かせないんですね。今回のように失敗すれば当然路頭に迷うわけですが、再出発者や新規就業者のスペースもできるわけですし、終身雇用の年金保険庁のアホどもよりよほどマシじゃないでしょうか。 |
おお!SLEEP様 お元気でしたか?
SLEEP様は以前議論途中からいなくなってしまったので、死んでしまったのかと思っておりました。
私は議論の結果にこだわるほうではありませんが、言いたいことだけ言って、不利になると逃げてしまうような人が、過去のいきさつも断らずノコノコと現れるのはどうでしょう?
SLEEP様、議論が思い通りに行かないとさっさと逃げ去るのでは相手に対して失礼というか、そもそも議論に参加する資格がありませんね。
でも私はやさしいから、SLEEP様に再出発の機会をあげましょう。
あなたの語った証拠と根拠を提示してください。
・金融トレーダーというのは自分の意思で良い企業、悪い企業を選別する仕事です。
・金融トレーダーというのは言ってしまえば格付け機関のようなものです。
・大規模事業や研究のリスクを分散するためにはデイトレーダーが欠かせない。
・再出発者や新規就業者のスペースもできる。
・終身雇用の年金保険庁のアホどもよりよほどマシなのは誰?
そしてその理由を述べよ
全部あなたが書いたのだから当然立証できますよね?
お待ちしております。
月に約4千円 やっとというかうちの会社も朝P新聞の購読中止を決定しました。 理由が「役に立たない」と「経費削減」だそうです。 最後に管理人様 優しい人が自分から優しいって言うんですか?!(笑) どうも私には怪しく感じてしまいますよ。 |
やよい姫様 毎度ありがとうございます。SLEEP様からお便りを頂きました(09.04.11)
これで朝日新聞はミッドウェーを過ぎ、いよいよ倒産のレイテ沖に向かってまっしぐらですね
私はやさしい人間ですよ、まっとうな人ならSLEEPさんのような行為は、即アク禁でしょうね
私は何度でもやり直しがきく人生であるべきだと思います。
これはとんだご無礼を 暖かい言葉身に染み入ります。 日本人ならだいたい少しは預金があるものですが、その預金をどう運用するかが投資家やトレーダーという職業です。お客から預かった(或いは自分の)大事なお金ですから少しでも利息の高いそして安全性の高い借り手に貸したいのは当然です。皆様もご職業はさまざまでしょうが、少しでも売り上げや利益が上がるように日頃からやっていることと同じなのでごく普通のことだと思われます。 そこで例えばAという企業から何か悪い噂が流れれば、或いは逆に良い兆候が感じられれば、市場において多少の株価や債権などの値動きが見られます。その値動きが言ってしまえば(多少のずれはありますが)世間の評価となるわけです。通貨や国債も同じでアルゼンチンの国債なんて過去の実績を見ればいつ紙屑になってもおかしくないんですが、利率が良い+通貨の変動幅がでかいので二重にハイリスクハイリターンなわけです。ベンチャー融資なんかも同じですね。日本人感覚で言えばそんな火遊びは良くないとなりますが、借りたい人がいる以上貸し手としてなんとかしたいというのは悪いことではないでしょう。そして成功すれば国家を貧困から救ったり新技術開発に寄与した英雄ですが、失敗すれば失職やホームレスであって厳しい仕事だと思います。それでもあいつらみたいに俺も一発やってやろうという若者を引き付ける余地が常にあるわけですし、逆に言えば年金保険庁ですとか国家が身分保障をしている役人がそんな連中に勝てるか・・・まあ無理ですね。社会主義はだから発展しない、とこれは余談ですが。 管理人さまから見ますと怠惰なキリギリスに見えるかもしれませんが、実際は情報を武器に四六時中戦う現代の忍者かもしれません。 |
SLEEP様 ご回答ありがとうございます。木下様からお便りを頂きました(09.04.12)
判定委員会での審査の結果、貴君は及第点に達しないと判定されました。
よって、レポートの再提出を求めます。
■判定不可の理由
設問を理解しておらず、回答が問いに対応していない。
■コメント
設問の意図を誤解したのか、理解できなかったのか、あるいは真正面の回答を避けたのかは不明である。
茶々 いつもの管理人様らしくもない辛辣な態度ですね〜。では私から横やりと茶々を入れてみます。 ・金融トレーダーというのは自分の意思で良い企業、悪い企業を選別する仕事です。 ここでいう良い企業と言うのはカネを増やせる企業、悪い企業と言うのはカネを増やせない企業です。この仕事をする人は投資家とも言うはずです。 ・金融トレーダーというのは言ってしまえば格付け機関のようなものです。 自分の金を増やすのが仕事ですが、それにはまず上記の良い企業を見つける必要があります。ある企業が良い企業か、悪い企業か見極めなくてはいけません。一方各付け機関は自分で金を出すわけじゃない所が違いますね。 ・大規模事業や研究のリスクを分散するためにはデイトレーダーが欠かせない。 大規模事業や研究は成功すればタイ米になりますが失敗すれば損して終わりです。デイトレーダーは成功しそうな研究には投資してくれますが、失敗しそうなのには出しません。その結果、失敗しそうな研究は行われなくなるんですね。またリスク分散のためには、雲行きが怪しくなればすぐ手を引けるようにしておく必要があります。 ・再出発者や新規就業者のスペースもできる。 悪い企業が潰れれば良い企業が市場に入り込む余地ができるという事でしょうか? ・終身雇用の年金保険庁のアホどもよりよほどマシなのは誰? デイトレーダーでしょう。少なくともデイトレーダーは商売ですから社会保険庁みたいなことすりゃ責任を問われて首切られるでしょう。しかし年金保険庁とは何じゃらほい。 |
木下様 毎度ありがとうございます。
まず第一の良い企業という定義ですが、トレーダーが長期的な見方はしないのではないでしょうか?
とりあえず金になるのが良い企業かと・・
デイトレーダーというものは2000年以前には存在しなかったようです。
なぜでしょうか?
まあ、木下様は問いに真っ向から対応するので「可」をあげましょう。
そこなんです。 まず第一の良い企業という定義ですが、トレーダーが長期的な見方はしないのではないでしょうか? それが問題とされているようですよ。すぐには結果の出ない研究はあまり好まれません。なぜならすぐにお金にならないからです。これは人間の悲しき性ではないでしょうか。 |
昔、銀行家は人間を人を見て学資や起業資金を、貸すか貸さないか決めたそうです。
でもそんなことでは数カ月とかで回収は無理です。それに人間を見るというのも難しそうです。
まあ、俗な人間であれば短期的に上がるか下がるかを予測するしかないでしょう。