名言集というのがあります。
まあ、偉い人、つまり政治家とか思想家とか実業家なんてカテゴリーの方が、しゃべった
(上品に言えばのたまわった)言葉を書きとめたものです。
偉い人ってなんですか?なんて混ぜっ返されるとこれまた困るんです。 
私の知る限りでも「ケネディ名言集」「チャーチル」「毛沢東語録」「ベンジャミンフランクリン」「シーザー」「吉田茂」等々、
はては物語の中からも作られます。「ガンダム名言集」というのもあるそうです。きっとスタートレック名言集なんてのもあるのでしょう?「秋山小兵衛名言集」なんてもの?
世間には、よく名言集を引き合いに出して薀蓄(うんちく)をたれる方がいます。
まあ、どうでもいいですが・・・
名言は短い文章で力強く、人を感動させ動かす場合があります。
そんなこと考えると、名言なんて価値がないような気がします。
イエ、本当です。
大体、名言なんて功をなし、名を上げた人の言葉が自動的になるようで、実績のない人がいくら語調がよく、ジーンとくることを語っても明言とは言われません。
偉大なる

毛沢東も否定された今、毛沢東語録を大事にしている人は中国にだっていないでしょう。
迷文どころか本日のコンテンツは行方も見えずに漂うばかりであります。
本日、アメリカを主体とする連合軍がイラクを攻撃開始し、このウェブサイトが10万ヒット達成という、まさに
歴史的な2大イベントが起きたにもかかわらず、ピンとはずれののどかなお話であいすみません。
ネット界は今、
「戦争はいけないこと、反戦だあ〜」とか
「進軍ラッパを吹き鳴らせ、進め、諸君の勇気と身体を祖国にささげよう!」なんて左右とも喧々諤々
(けんけんがくがく)、騒然としております。
ネット管理者の一人くらい大勢と離れたことを話をしても許されるかと思います。
いえ、本音を言えばもっと建設的な考えで書いているのです。
私の言いたいことは言葉の響き、雰囲気、フィーリングにはまったく価値はないということです。
やはり考えとはただ散文的な言葉を連ねて論理を進め、事の正否を評価・判断するしかなさそうです。
今まさに、さまざまな勢力がマスメディアあるいは路上であるいは学校で美辞麗句(びじれいく)を連ね、人々を引きつけようとしています。
言葉には魔力がありますからね、
でも私は言葉の響きではなく、意味をよく考えて自分の意思を決めてほしいとお願いします。
ご覧の通り、このウェブサイトには名文も名言もありません。迷言・駄文の羅列です。
だからこのウェブサイトでは名文でみなさまをだまくらかそうなんてことはできそうにありません。みなさまがどこで何を考えるにしても、文章の一語一語の意味をとらえて考えいただきたいと願います。

いえ、名言、名文を考えられず、迷言、駄文しか書けない負け惜しみなのでしょう。
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