文庫本をばらして、糸かがり上製本につくりなおしてみる。
2002年、某大学の学生に製本の手ほどきをしました。最初はまず、ばらした文庫本を糸かがり上製本するというもので、授業時間外にも学生が作業できるように、ウェブサイトで作業案内をしました。

この基礎編を足掛かりとして学生たちは、自作の小説やエッセイ、絵、写真、詩のアンソロジーなど、それぞれにみあった製本を考え、発表してきました。右写真は初めての作品展のポスターで、今春には3回目が予定されています。

授業を受けていた学生のなかの数名といっしょに、大学の図書館で製本講座をすることになりました。4年前にウェブサイトで行った作業案内をバージョンアップして、こちらで公開しています。(最終更新2006.1)