バリ日記Feb.'03 Vol.5
5日目
朝7時起床。今日も晴れてる。朝ごはん前の時間になると、外でカチャカチャいう音がする。バトラーのユニちゃんが外のダイニングバレで朝食のセッティングをしている模様。セッティングが終わったところで、私達を呼びにきた。

ダイニングバレは掘り炬燵式になっていて、とても居心地がよい。
朝ごはんは、アメリカンブレックファストかインドネシアンかを選択できて、アメリカンの場合は、卵の焼き方と付け合せを選べる。インドネシアンの場合は、ミーゴレン、ナシゴレン、ブブールアヤムの3種類から選ぶ。今朝は、妹YUKAちゃんはインドネシアンのブブールアヤムに、私はアメリカンのスクランブルエッグにしてもらった。最初にフルーツプレートが出るのだけど、アメリカンとインドネシアンだと、フルーツの切り方や種類なども微妙に違っている。こんな小さなことにも感動する私達であった。食事の後くつろいでいたら、ユニちゃんが1日遅れの毎日新聞を持ってきてくれた。

朝食の後は、腹ごなしにヴィラのプールでひと泳ぎした。

ダイニングバレで朝食 YUKAちゃんのフルーツ アメリカンのフルーツはヨーグルト付き
スクランブルエッグ、チキンソーセージ 上品なブブールアヤム

プールで泳いだ後は、昼食がてら近所を散歩しにでかけた。かなり日差しが強くて、ちょっと歩いただけでも暑い。あんまり遠くに行けそうにないので、歩いて10分くらいのところにあるホテルThe Oberoiのレストランに行くことにした。
The Oberoiは古くからあるホテルなので、敷地内の木々もとても立派。きちんと手入れがされているし、全体的に風格のある落ち着いた雰囲気がとても好き。私は初めてバリに来た時にこのホテルに泊まったのだ。私をバリ好きにしてくれた記念すべきホテル。その後は、ほかのホテルに浮気し続けているんだけど、いつかはプール付きヴィラに泊まってみたいと思い続けている・・・。

ランチは、ホテルのメインダイニング「クラクラ」に行った。広いレストランなんだけど、誰も客がいない・・・。案内してくれたウェイトレスさんは、70歳くらいのおばあさんだった。でも背筋がしっかりのびて髪をきれいにまとめていて、なんか美しい。
そういえば、ここのスタッフは、結構年配のヒトが多かったよな。

フルーツジュースとサンドイッチをオーダー。私はステーキサンド、YUKAちゃんはハンバーガーを頼んだのだけど、どちらもちゃんと肉の焼き加減を聞いてくれた。肉の焼き加減もよかったんだけど、パンがとてもおいしかった。しかし、すごいボリュームだけど・・・。
The Clubから外へ向かう道、
正面がThe Legianのホテル棟
近所の店先。 The Oberoi入り口。
ひっそりと小さな看板がでています
車寄せからロビーに続く回廊 プール
ランチを食べたレストラン「クラクラ」 サンドイッチを頼んだのに、
なぜかパンがでてきた・・・
私はステーキサンド
YUKAちゃんはハンバーガー

午後は、買い物にでかける。前もって出発時間をユニちゃんに伝えておいたので、時間になってラウンジまでいくとすぐに車のドアを開けてくれる。出かける前にユニちゃんが「今日の夕飯はどうする?」というので、イタリア料理のラ・ルッチオーラに行きたいと伝えると、「サンセットを見たいなら6時半くらいなので、その時間に予約を入れておきますね。」と言ってくれた。

今日はジンバランの陶器やさんジェンガラまで行きたいと言って置いた。これは、フリーのトランスポートの圏外なので、時間でチャージされる。
ジェンガラには毎年行っているけど、今回はやっぱりちょっとヒトが少ないような・・・。いろいろな色や種類があっていつも迷うんだけど、うちでは統一感をだすために黒い食器を買うようにしている。あと、去年6月にバリで結婚式をあげた友達に結婚のお祝いをまだあげていなかった(汗)ので、ジェンガラでいいものがあれば買ってこようと思っていた。ちょうどきれいなフランジパニ柄の大皿を一枚だけ見つけたので、それを買った。
結局1時間ほどいろいろと物色して、大量に買ってしまった・・・重い。
ジェンガラの後は、クタまで戻りクタスクエアのマタハリデパートに寄ってもらった。なんか前と比べて食料品の種類が減ったような気がするけど気のせいかなあ。と思いながらも、いろいろお土産ものなどを買った。


ホテルに戻り一休みしたあと、夕食にでかける。ラ・ルッチオーラまではホテルから徒歩10分くらいなので、散歩がてら歩いてレストランを目指す。レストランの横の海岸はすごいヒト。観光客ではなく地元のヒトのようだ。バイクも大量に止めてあり、いったいなにが始まるんだ、ゾクの集会か?などと不思議に思いながらレストランに入る。
ラ・ルッチオーラはサンセットが見られることで有名なレストラン。私は前にも来たことがあるのだが、日没の時間帯は初めて。やや曇りがちだけど無事に夕日は見れるかな。
予約の名前を告げると、いちばん海岸に近い席に案内される。まずはビンタンビールをオーダー。

料理をひととおりオーダーして待っていると、夕日が沈んでいくのを見ることができた。レストランに入る前に不思議に思った海岸の大量のヒト達は、夕日が沈むとどんどん帰っていった。どうも夕日をみるために集まっていたみたい。地元のデートスポットなのかしら?あっというまにヒトがいなくなってしまった。
料理はあまり期待していなかったんだけど、結構おいしかった。パスタはちょっとやわらかかったけど味はよかったし、リゾットはパルミジャーノチーズたっぷりですごくおいしかった。このロケーションでこの料理なら、合格だね〜。レストランもいつのまにかほとんど席が埋まっていた。予約しておいて正解だったみたい。

帰りも歩いて帰ろうと思っていたんだけど、日が沈むと真っ暗で街灯もなくてちょっとこわい感じなので、ウェイターにお願いしてホテルの車に迎えにきてもらった。車だと1分くらいなんだけどね。

ラ・ルッチオーラ
オープンエアのレストランです。
雲の間から太陽が顔をだした
海岸にはたくさんのヒトが・・・。
沈んでしまった後もきれいでした。
たくさんいたヒトは帰ってしまった。
前菜盛り合わせ シーザーサラダ トマトソースのパスタ

アスパラのリゾット

デザートはシャーベット
夜のお菓子と飲み物

HOME NEXT BACK BBS