みゅうの巡業日記 その7
パリの休日
9月○日(土)
最終日。パリでプライベートな時間を過ごすのは初めて。この日にそなえて、ガイドブックも買ったし、ネットのお友達からおいしいクロワッサンのお店も聞いてきて、準備ばんたんだったはずが、スーツケースの紛失で、ワタシの手元にはJALのガイドマップのみ。。。
そんなことには負けずに、残された時間を有意義に使おう。
まずはオルセー美術館へ。開館前からひとが並ぶと聞いていたので、早めにホテルを出発して、開館30分前にはオルセーに着いたが、すでに人の列が。。。負けじと並んでいると、開館直前にはワタシの後ろにもすごい数のひとが。。。
オルセー美術館
外観
左の写真の時計の裏側
館内のカフェスペースになってました〜
美術館のすぐ裏にあった
タバコ屋さんオルセー美術館
エントランス
でもいざ入ってみると、館内はとても広くて、混雑してる感じは全然しなかった。
印象派のコレクションが有名な美術館であるが、印象派だけでなくミレーやコローなどのバルビゾン派の絵もたくさん展示されている。ワタシの好きなロートレックやスーラの絵もあった。
フラッシュをつけなければ、写真撮影可だったので、ビデオを持ちこんでいる日本人観光客の姿も見られた。
絵画だけでなく、ロダンの彫刻やアールヌーヴォーの調度品なんかもあったが、時間がないのであきらめて素通りする。ミュージアムショップで、ポストカードなど買って、昼前に外にでた。
オルセー美術館
駅だった当時の面影が残る美術館内部美術館のテラスからみたセーヌ川対岸
ホテルの近所のカフェで食べた昼ごはん
チキンのサラダだったかな・・・街角のレストラン
いったんホテルに戻り、チェックアウトする。荷物(といっても大したものはないが)を預かってもらって、近くのお店でお昼ご飯を食べた後、今度は地下鉄に乗ってシャンゼリゼ通りの方に行ってみた。
午前中どんよりとした天気だったが、午後からは晴れてきた。街角のカフェやショップを眺めつつ、てくてく歩いた。
高級ブティックが集まるフォーブール・サントノレ通りに向かう。
大統領府のエリゼ宮もこの通りぞい。警備もたくさんいて、ちょっとものものしい雰囲気だった。
エルメス本店に入ってみた。休日の伊勢丹なみの混雑ぶり。しかも客の半分は日本人。。。すっかり疲れて、早々にでてきた。
ワタシの欲しいものは、ブランド品ではなく、帰りの荷物を入れるかばんなのだ。
高級ブティックに囲まれたふつうのかばんやさんに入り、機内持ちこみができるサイズのかばんを買った。
またてくてくと歩いて、シャンゼリゼ通りに戻り、タクシーでホテルまで戻る。
ホテルのロビーで、荷物を買ってきたかばんにうつしかえて、パッキング終了。よんでもらったタクシーにのって、シャルルドゴールに向かった。
お菓子屋さんの
ショーケースエリゼ宮
フランス大統領府コンコルド広場
観覧車もありましたパリ−成田 JAL便機内食
和食
空港は大混雑。JAL便は、成田行きと関空行きが時間を置かずに出発するらしく、カウンターがひとであふれかえっていた。満員なのでラウンジもつかえないといわれ、食事券を渡された。
今日は歩きすぎで少々疲れてしまったので、時間までカフェテリアでぼんやりすごした。
ついに帰国までスーツケースはでてこなかった。
後日談
紛失したスーツケースは、帰国1週間後に戻ってきた。いったいどこに行っていたのかしらないが、見覚えのないエアラインのタグがたくさんついていた。
スーツケースもなかのものも、すべて無事だったが、ミラノで買った生ハムは当然ながら、もう賞味期限切れ。成田のエールフランスの対応は丁寧で親切だったけど、もうエールフランスには乗りたくないなあ。。。
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